一度炊飯器を手放した主婦が、もう一度炊飯器に戻ってきた理由

2022/10/06

持っているのが当たり前だと思っているものはたくさんありますよね。家電も本も服もあるのが当たり前だからという理由でもっていると愛着が生まれません。

「今の自分と家族に心地いいものを選ぶようにすると自然と暮らしも心も整っていきます」――そんな風にものと向き合って一度は手放したけどまた炊飯器に戻ってきた理由を、時短家事コーディネーターで整理収納アドバイザー1級の資格を持つkaehalonさんに教えてもらいました。

子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アド...

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炊飯器を手放した理由

当然のように炊飯器がキッチンにあるお家が多いのではないでしょうか。

筆者が炊飯器を手放したのは、独身用の小さな炊飯器しか持っていなかったからと土鍋を結婚のお祝いでプレゼントしてもらったから。

鍋の炊飯は非常にシンプルで、15分炊いて15分蒸らすだけ。短時間の炊飯でとってもおいしいご飯を食べられるということで非常に人気ですよね。

炊飯器は電子レンジと並びキッチンの場所を占領してしまう家電の1つです。炊飯器を手放すことでキッチンがスッキリ見えるようになりますし、その空間をキッチンツールや保存食の収納などに活用できるようになります。

鍋での炊飯生活に非常に満足していたのですが、手放したのは子どもを出産した後に、不都合が出てきたからでした。

炊飯器に戻ってきた理由

炊飯器に戻ってきた理由は、時間の余裕を生み出したかったからと、たった15分ですが土鍋をほったらかしにはできないという理由からでした。

子どもが泣いたら子どもの元に行き、オムツ替えなり授乳なりしてキッチンを離れている間の火の元が心配でした。タイマーが使えないため、子どもがいて時間を少しでも節約して有効活用したいというときにも不向きでした。

また土鍋は食器棚にしまうこともできますが、重さがあるため使用のたびに出したりしまったりするのは手間で腰に負担がかかります。面倒に思い始めるとついついコンロに置きっぱなしになってしまい、コンロ1口を占領してしまうと今度はほかの調理の邪魔になることも。

子どもが少し大きくなってからも、お手伝いをしてもらおうと思うと移動が不要でスイッチ1つでご飯が炊ける炊飯器はやっぱり楽ちん。子どもがもっと大きくなるまでは炊飯器生活がわが家にはあうと思っています。

今の暮らしにあうものを選びましょう!

炊飯器も土鍋もどちらもメリット・デメリットがあります。どちらがよい・悪いではなく、今の自分と家族の暮らしにあっているのかどうかなのです。

子どもが生まれる前や子どもが巣立った後の2人暮らしには土鍋の生活があうかもしれませんし、子どもがいる際には炊飯器の生活の方があうのかもしれません。

持っているのが当たり前だから持つのではなく、自分の暮らしにぴったりだから選ぶというようにすると生活の質が向上し満足感が上がります。ぜひ今の暮らしにあわせてものを選んでくださいね。



■執筆/kaehalonさん…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、忙しいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。インスタグラムはkaehalon11。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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