汚部屋で浪費家→片づけと節約のプロとしてテレビで出演多数！海老原さんインタビュー

人生がピンチのときに整理収納アドバイザーの資格を取得！元汚部屋から今は片づけと節約のプロとして活躍する海老原さん。人生すべての効率が上がるという整理収納のお仕事について教えてもらいました。

＜教えてくれた人＞
海老原葉月さん（35歳）
・整理収納アドバイザー1級
・親・子の片づけインストラクター

片づけだけじゃなく、人生すべての効率が上がります

海老原さんが整理収納に出合ったのは、人生がピンチのとき。「働き方改革の影響で夫の収入が半減し、外出を控えるようになったら、汚部屋に耐えられなくなって（笑）。それで整理収納アドバイザー2級の資格を取り、片づけられる人になったんです。整理収納の知識は、ただ家をきれいにするだけでなく、節約にもつながる。だから私は今、『暮らし整えアドバイザー』という呼称で仕事をしています。整理収納は人生の効率までも改善できるんですよ」。

海老原さんの片づけHistory

【6年前】
家中に物があふれ、ダイニングテーブルの上をかき分けてごはんを食べていたくらいの汚部屋。

夫の残業代カットで家計が逼ひっ迫ぱくするも、外出するお金がない。散らかった家で過ごすのに耐えかねた夫に、2級の受講をすすめられる。

【受講】
講座を受けて「物を置いてある場所にも家賃はかかっている」という言葉に衝撃を受け、家を片づけて家計を見直すことを決意する。

【起業】
整理収納についてもっと深く学んで、みんなにもそのよさを知ってもらいたいと考えて、1級を取得し、起業。

【現在】
"発信のプロ"として活躍！
片づけ×節約について実体験をもとに語れる強みを生かしてSNSやブログで発信。多くの主婦の共感を得て、今ではテレビや雑誌にひっぱりだこ！

こんな仕事をしています！

片づけの記事執筆

メディアからの依頼を受け、ライターとして片づけに関する記事を執筆。整理収納だけでなく、自身の「汚部屋住人で浪費家」を克服した経験をからめた暮らし全般を整える方法を伝えられるのが強み。

メモアプリを同期させて効率よく執筆

2児の母である海老原さん。家事や子育てのすき間時間をムダにせず原稿を書くために、スマホとタブレットを活用。スマホのメモアプリに書きためた文章をタブレットと同期し、原稿を仕上げます。

インスタライブやWebセミナー

リングライトなどのライブ用機材は楽天のレビューを読み込んで、コスパのいい手ごろな物を調達。インスタでは事前にフォロワーから質問を募集し、ライブで回答していく親しみやすさが人気を集めています。

SNSで収納グッズを紹介

3COINSマニアとしてテレビ出演も。100均、300均ショップは週1でパトロールし、本当に役立つ物だけを紹介するのがポリシー。

実際に使っている物だけ！

仕事のこだわり

●レスポンスを早くする

メディアからの仕事依頼はインスタのDMやメールが中心。素早い返事が、次の仕事のオファーにもつながります。

●エゴサーチはしない

メディアをメインに活動しているため、いろんな声が耳に入ってくるけれど、あえて自分では調べません。

参照：『サンキュ！』2021年10月号「整理収納アドバイザーってどんな仕事ですか？」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。撮影／片岡祥　取材・文／杉澤美幸　編集／サンキュ！編集部