小さく暮らすシニアライフのパイオニアに聞く!豊かな老後のための捨て方

2021/12/31

若いうちは「いつでも片づけできる」と思っていても、年を重ねるごとに片づけするのがおっくうになり、不要な物が増える一方に……。快適な老後生活を送るために、捨てておくとラクになる物を暮らし上手な達人に教えてもらいました。

<教えてくれた人>
ショコラさん
65歳。40代で離婚、40歳、39歳の息子は独立。住まいは1LDKのマンション。パート勤務。ブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」が人気。

ショコラさんの捨て道3カ条

1 重くて動かすのが大変な物から処分する

2 1人で片づけられる、使い切れる量に絞る

3 一時保管した後、未練がなければ捨てる

インテリア好きで、家具や雑貨をいろいろそろえていたショコラさん。60歳手前から「老前整理」を始めました。最初に手放したのは、大きめの家具。「年とともに重い家具を移動させるのがきつくなり、コンパクトな物に替えることに。粗大ごみを1階まで運ぶのも大変だったので、早めにやっておいてよかったです」。さらに、使っていない調理器具や食器、服やバッグなどを徐々に処分。「捨てがたいと思っていた物でも、手放してみるとなくても問題ない物ばかり。いかに空間をムダにしていたかがわかりました。今は室内が広く使え、掃除や移動がグンとラクになりました」。

年々衰えていく体力や気力を見越して物を減らし、暮らしをコンパクトに!

【捨てた物】ダイニングテーブル

小さな座卓にしたことで、掃除がラクになった。

最初に処分したのが2人用のダイニングテーブル。代わりに直径80cmほどの丸い座卓を置き、床に座って食事するように。掃除のときもラクに動かせます。

【捨てた物】かさばる本、CD
図書館で借りれば、物も増えないし、お金もかからない。

本は買うのではなく、図書館で事前予約して借りるのが習慣。「好きな作品は何度も読み返すことも。音楽CDも無料で借りられるので、家に物が増えることはありません」。

【捨てた物】飾り棚、4段チェスト
コンパクトな家具に替え、部屋をより広く使えるように。

部屋を仕切っていた折り戸を外し、ワンルーム風に。フレームレスのベッド、チェストと机を兼ねたライティングビューローに替えたら、部屋が広々し、移動がしやすくなりました。

【買わなくなった物】大容量の調味料、油
一人暮らしには、100均のミニサイズが適量だった。

1人だと大容量の調味料や油は使い切れず、賞味期限切れしてしまうことも。「100円ショップ限定サイズは、適量で収納しやすく、持ち運びもラクと、今の私にぴったり!」。

【捨てた物】仕事が変わって使わなくなった服、靴
制服のある仕事だから、通勤着とふだん着は同じでOK。

57歳までの営業職時代は通勤着も含めて、大量の服が。「パート先は制服があるので、通勤用のスーツ類は処分。今の自分に合う形で、質がいい服だけ残しています」。

今の足に合ったスニーカー仕様の革靴を愛用。

今はパンプスよりも、ひも結びの革靴がメインに。「スニーカーのようにはきやすく、散歩をしても疲れにくいのがお気に入りです」。

【捨てた物】2セット以上ある食器
お気に入りの食器を1セットずつ。簡素な食事も楽しくなる。

「以前は息子たちが来たときのため、同じ皿を2~3枚ずつそろえていました。最近は来る機会も減ったので、来客用は最小限にして、自分好みの食器を1セットずつに」。

参照:『サンキュ!』2022年1月号「豊かな老後のための捨て道」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。撮影/清水洋、林ひろし、一部本人の自撮り 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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