「子どもに優しくしたいのにできない」「常にイライラしてしまう」ママ必見!子どもに優しくなれる方法

2021/12/07

「子どもに優しくしたいのに優しくできない」「常にイライラしてしまう」といった声がよく聞かれます。本当は優しくしたいと思っているのに、なかなか思い通りの対応ができずに悩んでいるという人は多いようです。

そんな悩みの理由と、子どもに優しくなれる方法について、心理カウンセラーの資格を持つrikaさんに教えてもらいました。

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いたるところに落ちているイライラのタネ

子どもに優しくしたいのに優しくできない。
常にイライラしてしまう。
こんな私がママだと子どもに良くないのではないかと思うと余計につらい。

そんなお悩みをよくお聞きしますが、まず、イライラは勝手に湧き出てくるので仕方ありません。
イライラを掘り下げたら、きっと、

YouTubeばかり見ている。
ゲームばかりしている。
せっかく作ったごはんをちゃんと食べない。
ダラダラしているのに手伝わない。
おもちゃを片付けない。
部屋が散らかっている。
兄弟姉妹でのケンカやいざこざが絶えない。

あとは、これは不登校ママあるあるですが、

こっちが我慢してやっているのに何なんだ。
子どもが学校に行っていない。
普通なら学校に行っているはずの昼間に寝ている。

などなど、ママのイライラはきっとキリがないのだと思います。そう、キリがないくらいいっぱいイライラのタネがあって、だからイライラしているのです。

1人時間はカフェに行かなくても作れる

私は、そんなママには、「出かけましょう」と言っています。

出かけるというと、行くところがなかったり、小さい子のママなら物理的に出かけることが難しいママもいらっしゃるかもしれません。しかし、目的はどこかに行くことではなく、子どもから目をそらす時間を意識して作るということ。

出かけることができるなら、一人でゆっくりカフェにでも行くと、物理的に目をそらせるのでベスト。それが難しい場合は、「今から1時間は私の1人時間!」と決めたら、自宅で自分の周りにバリアを張るイメージをしてみてください。

そして、部屋がグチャグチャでも子どもが騒いでいても、そこは見ない!見えない!なぜなら自分は今バリアの中の1人時間満喫中だから。と、1人時間に集中してみてください。

毎日24時間ガッツリ、子どもに目を向けていると、イライラのタネがやたら目につき、24時間イライラします。100個のイライラのタネを常に探している状態です。

でも、24時間のうち数時間でも1人時間を作ると、心が落ち着いてホッとでき余裕が生まれます。

子どもに優しくできない理由

そして、子どもに優しくしようと思わなくていい。

子どもはママが優しいから嬉しいのではなく、普通でいればそれでいいのだと私は思います。普通とは、笑ったりイライラしたり喜んだり凹んだりする、そんな「普通」です。

そして、子どもに優しくできないのは、自分がしんどいから。自分が満たされている人は、他人にも寛容になれるし、本当の意味で優しくできます。イライラしたりツラくなっているママから優しくされると罪悪感を抱く子もいます。

子どもに優しくできないという時は、自分に余裕がなく心が疲れているサイン。まずは自分に優しくしてあげて、自分を満たしてあげてください。

自分に優しくするとは、具体的には、

子どもに優しくできない自分を良しとする。
1人時間を作ることを自分に許してあげる。
イライラを娘にぶつけていないだけでも良しとする。

そうやって今の自分に優しくしてあげたら、自然と子どもにも優しくできるようになります。

子どもから目を離しイライラのタネを拾わない時間を作る。イライラは自分に余裕がないせいだと気づき、自分に優しくしてあげる。

それだけで、子どもに優しくする余裕も出てきますよ。

■執筆/rika…子どもの不登校経験から「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる""笑顔の処方箋""」を出版。ママも子どもも前向きでハッピーになる生き方を発信している。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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