子どもの冬休み中もイライラしないママの違いは「親子のグレーゾーン」にあり!
2021/12/19
子どもの冬休みは大人は年末に向けて忙しくなり、ちょっとしたことでイライラすることも増えがち。そんな子どもへのイライラを紐解いてみると、少しは心が落ち着くかもしれません。
家族相談士、ライフオーガナイザーとして活躍する木村みずきさんに、イライラの理由と心を楽にする方法を教えてもらいました。
親のツッコミ担当、いつまで続ける?
最近我が子にイライラしたのはいつでしょうか。今朝?昨晩?ちょっとその情景を思い浮かべてみてください。自分が思っていたこと、言っていたことと違う!なんてことはありませんでしたか?
小さなお子さんなら、先にお手洗いに行っておこうねとあれだけ言っているのに、ものすごいタイミングの悪さで“緊急トイレ発言”をされたり。
もう少し大きくなったら、学校のプリントは帰ったら渡してねと言っていたのに、ずっと奥底に眠っていて大慌てで対応したり。
一体この先いつまで「だから言ったのに!」とツッコミし続けるのだろう……と思うとイライラを通り越してため息だって出るものです。
親子は誰の問題かグレーになりがち
そんなお母さんも楽になる方法はありますよ。それは「親の問題」と「子どもの問題」を毎回意識して分けることです。
我が子と赤ちゃんの頃から付き合っていると、親子どちらの問題かグレーになってしまうのも当然です。それだけ必死で我が子のために頑張ってきたのですから。
今のお子さんをもう一度よく見てみてください。以前はできなくて困っていたようなことが今はなんてことない、何なら悩んでいたことすら忘れていた、なんてことはありませんか。
毎日見ていると気がつかないような小さなことでも、子どもは確実に成長しています。ハッとされた方、このタイミングに少し手をゆるめて親子で楽になりませんか。
子どもの代弁からはじめる
そうは言っても、今まで逐一言ってきた口をいきなり閉じて静かに見守るなんてことは、なかなか難しいですよね。
もしよかったら、誰の問題かを分けるためにも「子どもが見ているであろう世界を代弁」してみませんか。
何か子どもに口出ししたくなったら、自分の意見の前に「子どもはどんな風に目の前の出来事を捉えているのだろう?」と予想してみる。
先ほどの例だと、「さっきはトイレに行かなくても大丈夫と思っていたけれど、急に行きたくなって困っちゃったね」とか「大事なプリント出さなかったから一人だけ持ち物用意できなかったね」とか。
その事実を子ども自身がどう捉えているのか?反応を見てみると良いですよ。案外、大人だけが焦っていて当の本人は全く困っていないことだってあります。
「子どもの問題」であり「本人が困っていない」ようであれば、親は手を抜けるチャンス!と思って潔く手放しましょう。それがお互いが楽になるということです。
親の自分とはまた違う考えや行動を知ることで、子どもの成長をグンと感じやすくなります。だんだんとその違いが面白さに変わってくる頃には、きっとイライラもすっかりなくなっていると思いますよ。
■執筆/木村みずき…子育て中のママの幸せな生き方をサポートする夫婦相談室を主催し、家族相談士として活動。家事も子育ても全力で頑張るママの心がラクになる空間づくりや思考のコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。