韓国ドラマ『シークレット・ガーデン』感想/あらすじは!?ヒョンビン主演のファンタジーラブコメ作品を徹底解説

2025/03/04

2022年2月、韓国俳優ヒョンビンとソン・イェジンが結婚を発表しました!

皆さんご存知の通り『愛の不時着』で主演を務めた2人というだけではなく、韓国ドラマ人気を長年に渡り牽引してきたトップ俳優カップルでもあるので、韓国のみならず世界中の韓ドラファンが祝福ムードに沸いています!

そこで今回はご結婚祝い!ヒョンビンの代表作のひとつ『シークレットガーデン』について、韓ドラマニアで韓国ドラマライターのJUMIJUMIさんに徹底解説してもらいましょう!

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韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極...

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【あらすじ】俺様御曹司とスタントウーマンの魂が入れ替わる!?韓国のドラマ賞を総なめにしたファンタジーラブコメディー!

出典:Amazon

財閥御曹司でロエル百貨店の社長キム・ジュウォン(ヒョンビン)は、イケメンで経営の素質もあって、いつも自信満々な俺様男。従兄弟で韓流スターのオスカー(ユン・サンヒョン)とはいつも何かと競い合っています。

ある日、女優とのスキャンダルを暴露されそうになっているオスカーを助けることになったジュウォン。相手の女優を探しに撮影現場に行きますが、そこで女優の代役としてスタントをしていたキル・ライム(ハ・ジウォン)と出会います。

ライムは怪我をしていても監督に理不尽に怒られても、何度も頭を下げて危険なスタント撮影に挑みます。色気のない服装にボロボロのカバンを持って、男勝りで口も悪く暴力的。

ジュウォンが御曹司だと知っても特別な態度はとりませんが、元々ファンだったオスカーの前では少し女性らしくなります。

家柄の良い女性しか知らないジュウォンにとって、ライムの生態は謎ばかり!出会って以来ライムのことが頭から離れないジュウォンは、自分の気持ちを確かめようとライムにつきまといます。

しかし価値観がかけ離れている2人は、会う度にぶつかり傷つけ合うばかりです。

そんな中、済州島で行われるオスカーのPV撮影に同行することになったライム。それを追って来たジュウォン。3人はマウンテンバイクレースをしますが、ライムが途中で道を外れてしまいます。

携帯も繋がらない森の奥でライムを見つけ出したジュウォン。彷徨った2人は神秘のガーデンという食堂に辿り着きます。

そこには2人のことをよく知っているような口ぶりの不思議な女主人がいて、土産に薬酒をくれました。

それぞれ部屋に戻った2人はその薬酒を飲んで眠りにつきますが、目が覚めるとなんと!ライムとジュウォンの体が入れ替わっていたのです!!

【見どころ】キャストもストーリーも超豪華!韓ドラらしい要素の宝石箱です!

魅力的なキャストと奇想天外なストーリーにハマる人が続出!

見どころ1:傲慢なのに憎めない!ヒョンビン演じるジュウォンの魅力!

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頭が良いので口も達者で、どんな相手も理路整然と打ち負かすジュウォン。『愛の不時着』で演じた寡黙なジョンヒョクのイメージが強い方からすれば、「このヒョンビンはよくしゃべる!」と感じることでしょう。

ライムに対してもグサグサと厳しい言葉を言い放ちます。嘘やお世辞を使うことが出来ず理路整然と相手を言いくるめてしまい、少々人間味に欠けています。しかし「言い過ぎて嫌われたのでは」と花占いをしてしまう姿を見ると憎むことができません。

家庭環境のせいで効率の良い政略結婚しか考えていなかったジュウォンは、本当の愛を知らず不器用なだけで、じつはとても純粋なのです。

そして最大の見どころはやはり、ライムと魂が入れ替わっているときです!オスカーを見つめてキラキラ輝く乙女の瞳、「キャー!」っと悲鳴をあげたり、上目遣いではにかんだり。

イケメンすぎる顔でライムのチャーミングさを熱演しています。こんなヒョンビンは他の作品では見られません!

見どころ2:男前ヒロイン!アクションも最高なキル・ライムに惚れる!

第5話

ヒロインのライムは高校生の頃に消防士だった父親が殉職し、天涯孤独になりました。

生活も豊かではなくケガも尽きない危険な仕事ですが、いつか立派なアクション女優として成功することを夢見て日々訓練に励んでいます。

正義感が強く、言動が気持ち良いほど真っ直ぐ!女性らしさを武器にしたり着飾ったりしなくても、ありのままの姿で内側から湧き出るカッコ良さが魅力です。

女子校にいたら絶対に大人気になっているであろう、同性も憧れるヒロインですね!

ライムを演じたのはハ・ジウォン。本作以外にもドラマ『チェオクの剣』や、映画『デュエリスト』『第7鉱区』など多数の作品でアクション演技を披露していて「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」と呼ばれています(ちなみに本作最終話でライムに渡される台本のタイトルが『第7鉱区』となっています)。

ライムを演じる際、ハ・ジウォンは何度もケガを負いながらも自らスタントシーンを行っていたそうです。映画のように見応えがある華麗なアクションシーンにもぜひご注目ください!

見どころ3:韓ドラらしいストーリー要素がてんこ盛り!それぞれの結末はいかに!?

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俺様御曹司×スタントウーマンの魂が入れ替わるラブコメディー。というだけでも充分に見応えがありそうですが、本作はこれだけでは終わりません!

恋愛要素に関しては、恋愛ドラマの定番・三角関係が勃発!ライムの上司であるイム監督とジュウォンによるライムを巡る戦い、そこにオスカーがちょこちょこと顔を出してきます。
ライムが最も信頼しているイム監督はジュウォンにとっては最強のライバルです。

そして韓国ドラマの定番・財閥問題!

ジュウォンとライムの距離が近づくと、そこで黙っていないのはジュウォンの母親です。2人の仲を割こうと、貧しいスタントウーマンであるライムを徹底的に攻撃します。2人はこの問題を解決できるのでしょうか…。

さらにジュウォンとライムの魂入替わり問題!

なぜ2人の魂が入れ替わったのでしょうか。そこにはある人の深い深い愛情と、ジュウォンとライムを繋ぐ過去の縁が関わっています。そしてただ入れ替わって、元に戻って…というだけではありません。そこからのクライマックスが怒涛の展開です!

見どころ4:豪華すぎるキャスト陣と驚きのカメオ出演者!

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ジュウォンの従兄弟で韓流スターであるオスカーを演じたユン・サンヒョンは、『お嬢様をお願い!』『負けたくない!』『ショッピング王ルイ』など日本でも人気の高い作品に出演し、実際に歌手としても活動する本物の韓流スターです。

第1話や最終話でコンサートのシーンがありますが、そこで披露している歌声は本当に素敵です!

オスカーがプロデュースしようと目をつけた歌手サンを演じたのは、新韓流四天王と呼ばれるイ・ジョンソクです。見事な歌声も披露しています。

『ピノキオ』や『ロマンスは別冊付録』などの代表作があります。本作は2010年の作品ですが、2013年『君の声が聞こえる』ではユン・サンヒョンと恋のライバルとして再共演を果たしています。

ライムの親友アヨンを演じたのはユ・インナです。『イニョン王妃の男』『トッケビ』『真心が届く』などに出演しています。

本作がドラマ出演2本目ということで初々しさもありますが、これから超人気女優になっていくだろうと期待させる間違いない存在感があります。

そして最終話の最後にワンシーンだけ本人役でカメオ出演するのが、実生活でヒョンビンと結婚したソン・イェジンです!もしかするとこの頃から縁があったのかもしれませんね。



本作はこの年のドラマアワードで「ドラマ部門男性最優秀演技賞」「べストカップル賞」など数々の賞を総なめにしました。

そしてストーリーを盛り上げる主題歌や挿入歌も大ヒットを記録!

登場人物の心情に寄り添うような歌詞はドラマ内でも字幕で表現されていますので、こちらにもご注目いただきたいです!

■執筆/JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。

 
 

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