シークレットガーデン

【韓国ドラマ】『シークレット・ガーデン』|あらすじ&キャスト登場人物を徹底解説!

2023/05/21

韓国ドラマ『シークレット・ガーデン』は韓国のテレビ局SBSで放送され、視聴率37.9%の大ヒットを記録。オリジナルサウンドトラック(OST)も話題となった伝説級のドラマです。

主演は人気俳優のハ・ジウォンとヒョンビン。ヒョンビンは2020年に日本でNetflixで配信され大人気となったドラマ『愛の不時着』で北朝鮮の軍人を演じた際の逞しい男性のイメージが強いと思いますが、『シークレット・ガーデン』ではヒョンビンが兵役に行く直前の作品で、まだ体の線の細いヒョンビンが中身は女性(魂が入れ替わる)という難しい役を演じているのも見どころになっています。

韓国ドラマをこよなく愛し、夢は韓国留学すること。好きなジャンルはラブコメ、好きな俳優は多すぎて挙げきれない。

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『シークレット・ガーデン』はいつ放送された韓国ドラマ?

『シークレット・ガーデン』は、2010~2011年に韓国で放送された全20話のドラマです。今から10年以上も前の作品なので、現在の映像作品との技術の差、登場する俳優、女優の初々しさなど感じられるかもしれません。

『シークレット・ガーデン』のあらすじ紹介

お金持ちのイケメン御曹司でデパート社長のキム・ジュウォン(ヒョンビン)は、自分とは全く異なる環境で貧しくも逞しく生きてきたスタントウーマン、ライム(ハ・ジウォン)に出会い恋心をいだきます。ライムは幼い時に母を亡くし、消防士であった父も事故で亡くなり孤独に生きてきました。俺様気質で傲慢なジュウォンに反発するライム。ある時、不思議な現象が起き、ライムとジュウォンの魂が入れ替わってしまいます…。

第1話

若くしてロエルデパートCEOになったキム・ジュウォンは、出勤よりも休日が多く社員たちは不満を持っていました。しかし、優れた経営手腕を持っていたため誰も強い態度を取れません。

結婚は自分のレベルと合った相手を自分で選ぶもの。恋愛は病気のようなものだ、と考えているジュウォンは、財閥令嬢ユン・スル(キム・サラン)と見合いをするも、一方的に冷たい態度を取ります。

自信家なジュウォンですが、従弟で韓流スターのオスカー(ユン・サンヒョン)にはライバル心を燃やしています。じつはスルはオスカーの元恋人でした。

一方、スタントウーマンとして日々努力して生きているキル・ライムは、ある日家の鍵を忘れてしまいます。同居人のアヨン(ユ・インナ)が勤務しているデパートのVIPラウンジで彼女を待っていると、そこにはスルも来ていました。

一般客のライムを見てスルは嫌気がさします。VIP客の場所になぜ一般人を入れたのかとアヨンにスルは厳しく指摘するのでした。

第2話

ライムは昔からオスカーファン。憧れのオスカーに会えたライムは大喜び。その様子を見て、なぜか面白くないとジュウォンは感じていたのでした。

自分の好みではないはずなのに、ライムが頭から離れないジュウォン。なんとか連絡先を入手してライムに連絡を取ります。しかし、ライムはジュウォンによい印象がなく相手にはされません。

スルは、ジュウォンをあきらめきれずお見合いの再設定をしてもらいますが、結果は変わりませんでした。その帰りに元恋人のオスカーと再会します。

第3話

ライムが出演する映画の撮影場所をロエルデパートが提供したことによって、ライムはジュウォンの正体がロエルデパートのCEOだと知ることになります。

一方、ロエルデパートでは、人気スターのオスカーとすごす済州島の旅、というイベントを企画しますが、当事者のオスカーはこのことを知らず、不快感を示してジュウォンに詰め寄ります。

ライムのことが忘れられずなんとか接点を持ちたいジュウォンは、代わりに払っていた治療費の請求を口実にして、ライムに会いに行きますが、意地の張り合いをはじめてしまうのでした。

第4話

ライムに対して蔑むような態度を取っているジュウォンでしたが、学歴や家柄が自分の理想とかけ離れているライムのことを忘れられず、惹かれていきます。

一方、オスカーはある日、新人歌手サン(イ・ジョンソク)の歌を聴き、その才能に衝撃を受けます。自分のプロデュースでデビューさせたいと考え、済州島まで追いかけますが、サンには無視されてしまうのでした。

第5話

ジュウォンと再会したスルですが、ライムと一緒にいるジュウォンから冷たくあしらわれ、ライムからも、VIP席での一件について怒りをぶつけられます。

一方、プロモーション撮影のために済州島を訪れていたオスカーは、スルと再会します。オスカーは、過去にスルから「芸能人は遊び相手」とキツい振られ方をしていました。

オスカーは、ライムを自分の彼女だと偽り、ジュウォンにバイクのレースでライムをかけて勝負をしようと誘います。そこに状況を理解していないライムが現れてレースへの参加を希望します。

第6話

不思議なお店でお酒を飲んだライムとジュウォン。翌朝になるとお互いの魂が入れ替わっていることに気が付きます。周囲は、魂が入れ替わったことを知らないため、ふだんと違うライムとジュウォンの様子に困惑します。

一方スルは、オスカーがミュージックビデオの監督だと知り、自信がないと言って撮影を拒否しようとするのでした。

元の体に戻るために、ライムとジュウォンは試行錯誤しますが、元に戻る方法が見つかりません。

第7話

魂が入れ替わってしまったライムとジュウォンは、一夜あけても入れ替わったままでした。元に戻るすべがないため、そのまま入れ替わった体でお互いの生活を続けることにするのでした。

ライムの体にたくさんの傷を見つけたジュウォンは、その理由についてライムに問いただします。シャツをまくって傷のことを聞いたタイミングでスルが部屋に入ってきたため、2人の仲はスルに誤解されてしまいます。

オスカーは撮影を拒否していましたが、撮影に戻らないならオスカーの事務所の株を全部売却すると脅されていました。

第8話

ジュウォンはオスカーを見つけるために、オスカーに貸していた自分の車の盗難届を出します。盗難届を出したことで、オスカーは警察に捕まってしまいました。

ジュウォンは、ライムをかけた勝負は敗北したけれど、ライムを諦めるなら盗難の件は示談にすると条件を出します。しかし、オスカーはライムを諦めないと意地を張ってしまうのでした。

ライム(魂:ジュウォン)は、自分の趣味に合う服をそろえたいという理由から、ジュウォン(魂:ライム)を連れて、デパートで高額な買い物をします。そして、その行動はデパート中の噂になってしまいます。

第9話

ライムとジュウォン、入れ替わっていた魂はついに元の体に戻ります。周囲は、またしても様子が変わったことに困惑するのでした。

オスカーの曲が盗作か問題になっていましたが、スルがオスカーは盗作をするような人ではないとかばいます。

第10話

元の生活に戻ったライムとジュウォンはお互いを理解しようと動き出します。入れ替わっていたことがきっかけとなり、ジュウォンの書斎で見た本をライムは購入し、ジュウォンも自分の家の中でライムの痕跡を探すのでした。

盗作疑惑のせいで、ファンの集まりが悪く暗い雰囲気になったオスカーのサイン会でしたが、スルがオスカーにサインを求めて現れます。

第11話

ジュウォンの母親は息子とライムを切り離したいと考えてライムを家に呼び出します。そのときにジュウォンは、ライムのことは火遊びと口にするのでした。ジュウォンの言葉に怒り、その場を去るライムでしたが、ジュウォンに引き止められます。

しかし、ライムの怒りは収まらず「一時でもジュウォンにときめいたことを後悔している」と言うのでした。ジュウォンは本気でライムに心を奪われていて、そのことをオスカーに打ち明けます。

第12話

ジュウォンの家族の食事に、ジュウォンの結婚相手としてスルが出席します。オスカーはショックを隠せず、表情を硬くしました。どうしてスルはこんなに自分を苦しめるのだろうとオスカーは悩みます。

ジュウォンは以前スルに対して交際の意思がないことは伝えていて、さらにオスカーの元恋人という事実を知っていたことで、当然スルとの結婚には乗り気ではありませんでした。ジュウォンはスルに皮肉を言い、嫌悪感を露にします。

一方でライムの所属するアクションスクールの所長イム(イ・フィリップ)は、ジュウォンがアクションスクールの借金を立て替えていたことを知り、余計なことをするな怒りをぶつけるのでした。

第13話

自分を置いて登山に行ってしまったライムとイムを、ジュウォンは追いかけます。しかし、登山中にライムに足蹴りされたことで落下、怪我を負ってしまいます。

一方、かつてつき合っていたスルに振られたと思っていたオスカーは、スルの友人からの話でそれが誤解だったと知るのでした。

第14話

ライムはロエルデパートのVIPパーティーへ行きますが、住む世界が違いすぎると尻込みしてしまいます。そんなライムを見つけたオスカーは、急遽ヘアメイクとドレスを頼み、彼女を大変身させます。

スルの機転で自分の気持ちをジュウォンに伝えられたライムでしたが、ここでまたもや2人の魂は再び入れ替わってしまうのでした。

第15話

魂が入れ替わった2人でしたが、ライムはアクション映画「ダーク・ブラッド」のオーディションチャンスが舞い込みます。チャンスを逃せないと思ったライムは、ジュウォン(体:ライム)に、オーディションを受けるための技術を仕込むのでした。

一方、盗作の件でマスコミやネットで叩かれているオスカーを助けるために、スルはまわりに協力を求めます。

第16話

オーディション前に魂が戻った2人でしたが、ジュウォンが運ばれた病院へ駆けつけるためにライムはオーディションを受けないことを選びます。

オスカーは盗作に関して無実が証明されます。スルに感謝し復縁を持ちかけるが、スルには突き放されてしまうのでした。

第17話

ジュウォンの母親は、息子とライムの関係を認めません。お金と引き換えにジュウォンと別れるようライムに持ちかけるのでした。

ライムもジュウォンのことを考えて別れようとしますが、撮影中に事故が起きて昏睡状態に陥ってしまいます。

第18話

昏睡状態のライムに、自分の体をあげることをジュウォンは決めます。オスカーは、ジュウォンの様子がおかしかったことで胸騒ぎを感じ、ライムの病室へ駆けつけます。しかし、病室にはライムの姿はありません。

ライムとジュウォンが見つかったと警察から連絡が入ります。ジュウォンだけは意識を取り戻しますが、魂はライムでした。

意識不明の状態にあるライム(魂:ジュウォン)の横で、ジュウォン(魂:ライム)は眠ってしまいます。そして2人は同じ夢を見たのでした。夢にはライムの父親が現れます。

第19話

意識が戻り記憶を失ったジュウォンは、ライムのことが気になっていました。オスカーの母親は、息子とスキャンダルを報道されたスルを呼び出します。息子と別れさせようとしたにもかかわらず、同じ化粧品を使っているところから和み、なぜか仲良くなってしまいます。

第20話

記憶を取り戻したジュウォンはライムとの関係を反対する母親に「これからはあなたの息子ではなく、ライムの男として生きる」と伝えたのでした…。

『シークレット・ガーデン』の主要キャスト

ここでは、シークレット・ガーデンの主要キャストを紹介します。各キャストの役柄と代表作について取り上げていくため、好きになった俳優さん(女優さん)が出てきたというかたは、ぜひ別の韓国ドラマの鑑賞も検討してみてください。

キル・ライム役(ハ・ジウォン)

強気ながらも寂しさを抱えて生きる女性キル・ライム役を演じたのは人気女優ハ・ジウォンです。作中では、下積みのスタントウーマンで、強い女性を演じています。

人気俳優から「共演してみたい女優」に選ばれているハ・ジウォンは1978年生まれ。数多くの映画、ドラマに出演しています。主演作品には『ファン・ジニ』『奇皇后〜ふたつの愛 涙の誓い〜』「病院船〜ずっと君のそばに〜』『カーテンコール』などがあります。

キム・ジュウォン役(ヒョン・ビン)

『シークレットガーデン』の俺様御曹司役を演じるヒョンビン
出典:YouTube

お金持ちでルックスも完璧な御曹司キム・ジュウォン役を演じるのは、人気俳優ヒョン・ビンです。

自分とは性格も生きてきた環境も、全く違う女性(キル・ライム)と魂が入れ替わる、という難しい役どころですが、目つきや動きがガラっと変わり、キル・ライムに見えてしまうのはヒョンビンの演技力によるもの。ストーリーの面白さももちろんですが、ヒョンビンの演技がドラマをさらに面白くさせてくれます。

出典:PR TIMES

ヒョンビンは1982年生まれ。身長184cmとスタイルがよく、水泳やバスケットボールなどのスポーツ、ピアノが得意で『私の名前はキム・サムスン』のなかでもピアノの演奏を披露しています。本作で大ブレイクした結果、MBC演技大賞の男性最優秀演技賞やベストカップル賞などを受賞しました。2022年にはドラマ『愛の不時着』で共演したソン・イェジンとの結婚を発表しました。

ヒョンビンの代表作には『シークレット・ガーデン』『ジキルとハイドに恋した私』『アルハンブラ宮殿の思い出』、『愛の不時着』などがあります。

オスカー役(ユン・サンヒョン)

韓流スターで女性問題が絶えない色男オスカー役はユン・サンヒョンです。作中では、元恋人ユン・スルに未練を残した青年を演じています。

ユン・サンヒョンは1973年生まれ。劇中の役も歌手ですが、実際に日本でも歌手としてデビューしています。NHKのハングル講座などにも出演経験があり、日本にもファンが多い俳優です。

「ハンサムなのに少し情けない役」がとても上手な俳優で『君の声が聞こえる』、『ピノキオ』、『ショッピング王ルイ』、『18アゲイン』など数多くの人気ドラマに出演しているので、知っている方も多いでしょう。

ユン・スル役(キム・サラン)

財閥令嬢で、オスカーに復讐しようと目論む女性ユン・スル役を、キム・サランが演じています。オスカーの元恋人であり、オスカーに対する復讐心から従兄のジュウォンに近づくのです。

キム・サランは1978年生まれ。2000年にミスコリアを受賞した経歴の有る美人女優です。そのほかの出演作品には『愛するウンドン』『アビス』などがあります。

イム・ジョンス役(イ・フィリップ)

ライムが所属するアクションスクールの所長イム・ジョンスを演じるのはイ・フィリップ。ワイルドな魅力で観ている女性を魅了しました。

イ・フィリップは1981年生まれの米国育ちの俳優で、『太王四神記』でデビューしました。実業家の父を持つ御曹司で、自身も実業家として知られています。

サン役(イ・ジョンソク)

オスカーが才能を見出す歌手サンを演じるのはイ・ジョンソク。登場回数が少ないものの、観る人を惹きつけ、強烈な印象を残しました。

イ・ジョンソクは1989年生まれの俳優で、186cmの長身で小顔、透き通るような白い肌を持つイケメン俳優です。『シークレット・ガーデン』で人気を博し、その後は主演として数多くのドラマや映画に出ています。

数多くの代表作の中からおすすめしたい作品は『君の声が聞こえる』、『ピノキオ』、『W-君と僕の世界-』、『あなたが眠っている間に』、『ロマンスは別冊付録』です。
2019年に軍隊へ入隊し2022年に除隊した後、主演した『ビッグマウス』も話題になりました。

イム・アヨン役(ユ・インナ)

ジュウォンが経営するデパートで働いている、ライムの親友でルームメイトのアヨンを演じたのは日本でもファンが多いユ・インナ。

ユ・インナは1982年生まれ。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』ではイ・ドンウク演じる死神と恋に落ちるサニー役でサブカップルとして主演級の人気を博し、その後『真心が届く』では、再度イ・ドンウクと共演しました。

その他、『星から来たあなた』、『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』などに出演しています。

脚本家は天才女性脚本家キム・ウンスク

シークレットガーデンの脚本は、天才女性脚本家と呼ばれるキム・ウンスクが手がけています。ストーリー展開の素晴らしさが話題となり、回を追うごとに引き込まれるでしょう。

キム・ウンスクの作品は『太陽の末裔』、『パリの恋人』、『相続者たち』、『紳士の品格』など、人気作が豊富です。『シークレットガーデン』を観て面白いと感じた方は、キム・ウンスクの手がけた他の作品も観てみてくださいね。

ヒョンビンが歌うOST(オリジナルサウンドトラック)にも注目!

ドラマで演じるヒョンビン、ユン・サンヒョンがオリジナルサウンドトラック(OST)に参加したことでも話題となりました。劇中で歌われたOSTはどれも人気が高く、KPOPランキングチャートの上位を独占したことも。

『シークレット・ガーデン』はどこで見られる?

『シークレット・ガーデン』はU-NEXT、Amazon Prime Videoなどで見られます。

『シークレット・ガーデン』は『愛の不時着』でヒョン・ビンにハマった、という方や、恋愛モノでキュンキュンしたい、というかたにおすすめの作品です。主演2人のラブストーリーが繰り広げられますが、それ以外の愛のカタチについても考えさせられる作品でしょう。

10年以上の前の作品ということもあり、主演のヒョンビン以外にも、イ・フィリップやイ・ジョンソクなどイケメン俳優の若かりしころの演技も堪能できます。

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