ヒョンビン【2024最新】主演ドラマ＆映画15選！〈愛の不時着婚〉で再び注目を浴びるヒョンビンの魅力を紹介！

2022年2月に、ドラマ『愛の不時着』で共演したソン・イェジンとの結婚を発表したヒョンビン。

『愛の不時着』ファンはもちろんのこと、長年にわたり韓ドラ人気を牽引してきたトップ俳優2人の結婚に、世界中のファンたちが大興奮！祝福の嵐が巻き起こっています。

今回は再び注目の的となっているヒョンビンの、これまでのオススメ出演作品をご紹介します。

『愛の不時着』だけではありません！ベテランの域に達しつつあるヒョンビンが残してきた名作は見逃し厳禁です！

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演技をするために生まれてきた情熱家！ヒョンビンの魅力＆人気の理由は？

2003年にデビューし、翌年のドラマ『アイルランド』ではMBC演技大賞男性新人賞を受賞。韓国で最高視聴率50%を記録した2005年のドラマ『私の名前はキム・サムスン』ではMBC演技大賞男性最優秀演技賞に輝き、日本での韓流ブームにのり一躍韓流トップスターになりました。

順風満帆に積まれたキャリアは、その整ったビジュアルによるものだけではありません。

高校時代から演劇を始め、演技以外にも脚本や照明などのあらゆる分野を経験。俳優になることを父親に反対されてもその意志を曲げることはなく、演技における名門・中央大学校演劇映画学部演劇科に猛勉強の末合格し、父親を納得させたというエピソードもあります。また兵役を終えた際にも「とても演技がしたかった」と涙を浮かべて語っています。

まるで演技をするために生まれてきたようなその並々ならぬ情熱と、演技のために惜しみなく注がれる努力が、どの作品を通しても観ている私たちにしっかりと伝わってきます。

ヒョンビンの兵役といえば、とても彼らしいエピソードがあります。

2010年のドラマ『シークレットガーデン』の直後に人気絶頂の中で入隊しましたが、最も訓練が厳しく選ばれた者しか入れない海兵隊を自ら志願したのです。当時の歌手や俳優は「芸能兵」として軍事訓練の代わりに広報を担うことが多かったので、自ら険しい道を選んだヒョンビンは「男の中の男だ」と国民から称賛されました。

海兵隊を志願した理由として「自分の限界に挑んでみたい。俳優という仕事は経験が大事なので、ここでの経験が後で生きるはず」と語っています。

改めて、俳優として・人間としての成長のために苦労を惜しまない志の高さに驚かされるほどです。

その後もヒョンビンはインタビューなどで「常に新しい姿を見せたい」とよく語ります。世界で認められるようになった今も、もっと新しくより良い姿をファンに届けようとする姿は変わることがなく、その誠実で謙虚な姿が人格者としても評価されている理由なのです。

ヒョンビン主演ドラマ、おすすめTOP3！

ヒョンビンの多彩な魅力を満喫できる、おすすめTOP3はこちらです！

『シークレットガーデン』俺様御曹司とスタントウーマンの魂が入れ替わるファンタジーラブコメディ！

財閥御曹司で百貨店の社長を務めるジュウォン(ヒョンビン)は自分が大好きな俺様男。恋愛も遊びとしか考えておらず、結婚も企業と企業の合併のようにしか考えていません。

ある日、撮影現場でスタントウーマンのライム(ハ・ジウォン)に偶然出会います。監督に理不尽に怒られても何度も頭を下げながら、怪我を隠して危険なアクションシーンに何度も臨むライム。

色気のない服装でカバンもボロボロ。口も悪く暴力的で男勝り。イケメンで御曹司であるジュウォンの前でもその態度は変わりません。

これまで家柄が良く自分に好意的な女性ばかりと会ってきたジュウォンにとって、ライムの生態は新鮮かつ謎ばかり！ライムのことが頭から離れず彼女に付きまといますが、価値観が違いすぎる2人はぶつかってばかりです。

そんな中、済州島を訪れた2人は森の中に迷い込んでしまい、謎めいた食堂に辿り着きました。お土産にもらった薬酒を飲み眠りにつくと…なんと目が覚めた2人の体が入れ替わっていたのです!!

俺様男を最高にかっこよく演じるヒョンビン。そしてライムの魂が入り、女性らしい仕草で乙女のような表情を浮かべるヒョンビン。そのギャップが見どころポイントです！

魂の入れ替わりや身分違いの恋などの韓ドラらしい要素も豊富で、基本的には楽しく観られるラブコメなのですが、感涙必至なクライマックスが待っています！

『ジキルとハイドに恋した私』サーカスの女団長が、冷徹男子＆ロマンティック男子な多重人格者に恋をしてしまった！

テーマパーク「ワンダーランド」の常務ク・ソジン(ヒョンビン)は、過去の出来事がトラウマになり多重人格障害を患っています。

心拍数が上がると別人格が現れてしまうので平静を保つために無感情・無表情を貫き、自分を守ることが最優先の冷徹男です。

ワンダーランド専属サーカス団の新しい団長としてやってきたハナ(ハン・ジミン)は、ソジンにいきなりサーカス団の契約解除を突きつけられます。一方的なその態度に納得がいかないハナは、ソジンを追いかけ回しながら抗議をしますが、そんな中である事件に巻き込まれてしまいます。

犯人に襲われ意識を失うハナを助けてくれたのは、ソジンの別人格であるロビンでした…。

ロビンはソジンとは正反対。困っている人を助けずにはいられない心優しい性格で、ユーモアに溢れる愛されキャラです。ロビンは「ソジンの双子の兄」と嘘をつき、ハナが危険な目に遭うたびに現れ、2人は徐々に惹かれ合うように。一方でソジンも、責任感が強く心の温かいハナが気になり始めます。

複雑すぎる三角関係。そしてハナの出現で均衡が崩れ始めたソジンとロビン。1つの体を2人で分かち合うことを一生続けることはできません。

3人の未来は一体どうなってしまうのでしょうか!?

財閥の一人息子という立場から多重人格障害を公表することもできず、人との関わりを避けて孤独に戦っているソジン。

あくまでも「別人格」であり自分の身分証も持てず、いつかは消えてしまうという不安を常に抱えているロビン。

難しい問題を抱えた相反するキャラクターを、本当に別人に見えるほど見事に演じ分けているヒョンビンの実力に圧倒されます。

悲しく切なく、優しく愛おしい…あらゆる感情が込み上げてくるような結末を、あなたも見届けて下さい。

『愛の不時着』韓国の美人社長がパラグライダー事故で不時着したのは、まさかの北朝鮮だった！

財閥令嬢のセリ(ソン・イェジン)はパラグライダーで飛行中に、竜巻に飲み込まれてしまい険しい森の中に不時着します。近づいてきた軍人ジョンヒョク(ヒョンビン)に助けを求めますが、ここが北朝鮮であることに気付きます。

助けようとしてくれたジョンヒョクを信用できずに逃走したセリは、韓国に戻るどころか北朝鮮の村に辿り着いてしまい、仕方なくジョンヒョクは彼女を匿うことに…。

隣接しているのに最も行き来が難しい韓国と北朝鮮。ジョンヒョクと彼が率いる部隊の隊員たちは、様々な方法でセリを帰還させようと奔走します。

共に数々のピンチを乗り越えているうちに特別な感情が芽生えた2人。しかし必ず別れが訪れ、別れたら2度と出会うことなどできないとわかっています…。

個性溢れる助演キャストのおかげで笑える要素も多く、美しい音楽や情景なども相待ってエンターテイメント性が非常に高い作品です。

また多くの脱北者からの協力を得て、建物やファッションや食事など「北朝鮮の今」がリアルに再現されており、とても興味深い内容になっています。

軍事境界線に阻まれたジョンヒョクとセリのラブストーリーには、何度となくときめかされ涙させられます。そして「セリが無事に韓国に帰って一件落着」という結末ではありません！ぜひともこの歴史的ヒット作の結末を見届けていただきたいと思います。

その他のヒョンビン出演ドラマは？

デビューから約20年！韓流トップスターとして走り続けてきたヒョンビン出演作は名作がズラリ！

『アイルランド』（2004）

■あらすじ

『私の名前はキム・サムスン』(2005)

30歳でパティシエをしているサムスン(キム・ソナ)は、クリスマスイブに彼氏に振られ職も失い人生どん底。そんな時にプライドが高く傲慢な御曹司のジノン(ヒョンビン)と出会います。

最悪な出会いをした2人ですが、ひょんなことからサムスンはジノンが経営するレストランで働くことに…年下男子との胸キュンが詰まった、韓ドラを代表するラブコメディーです！

『雪の女王』(2006)

高校生のテウン(ヒョンビン)は数学の天才。充実した学生生活を送っていましたが、ある悲しい出来事をきっかけに全てを捨ててしまいます。

8年が経ちボクサーとして暮らしていたテウンは、病気を患い自暴自棄になっている少女ボラ(ソン・ユリ)と出会い、孤独と悲しみを抱えた2人の止まっていた時間が動き出します…。

悲しく美しい、感涙必至の純愛ラブストーリーです。

『彼らが生きる世界』（2008）

■あらすじ

『チング』2009

■みどころ

『アルハンブラ宮殿の思い出』(2018)

工学博士で投資会社の代表であるジヌ(ヒョンビン)は、ARゲームの開発者から電話を受けてスペインのグラナダに向かいます。そのゲームにこれまでの物とは比較にならない価値を確信したジヌですが、ライバルであるヒョンソクもそのゲームを狙っていました…。

ヒロインをパク・シネが、ストーリーのキーマンをEXOのチャニョルが。豪華な共演でも話題になりました。

ゲームの世界に人間が取り込まれてしまうという新たな世界観と、サスペンス・アクション・ロマンスが融合した見どころたっぷりな作品です。

ヒョンビンの出演映画は？

ロマンス・アクション・時代劇まで、多岐にわたるヒョンビンの実力を堪能できる作品ばかりです。

『百万長者の初恋』(2006)

高校生のジェギョン(ヒョンビン)は莫大な祖父の遺産を相続することになっていましたが、そこには田舎にあるポラム高校を卒業するという条件がありました。

渋々転校したジェギョンですが何もない田舎の生活に反発するばかりです。しかし学級長のウナンや温かい村の人々と過ごすうちに、少しずつ彼の閉ざされた心にも変化が見え始めます。

タイトルの通り、淡い初恋を描いた美しいラブストーリー。高校生を演じているヒョンビンの初々しさも見どころです！

『王の涙-イ・サンの決断-』(2014)

実際にあった1777年李氏朝鮮第22代国王イ・サン暗殺未遂事件に基づいた作品です。

絶えず暗殺の危険に晒されている若き王イ・サン(ヒョンビン)。宮中最大派閥である老論派を排除しようと動いていますが、力を持ちすぎた老論派はイ・サン失脚を目論んでいます。
誰一人信じることが出来ない宮中で蠢く陰謀を、イ・サンは食い止めることができるのでしょうか。運命の24時間を追った緊張感のある歴史大作です。

除隊後の演技復帰作であり、ヒョンビン初の時代劇としても話題になりました。

『ジキルとハイドに恋した私』で恋仲を演じたハン・ジミンは、老論派座長である義理の祖母・貞純王后を演じています。敵対する2人の冷たく静かな攻防戦も見応えがあります。

『コンフィデンシャル/共助』(2017)

北朝鮮の刑事チョルリョン(ヒョンビン)は、上司であるギソンの裏切りで妻と仲間を殺されてしまいます。韓国に逃亡したギソンを捕まえるためソウルに派遣されたチョルリョンは、韓国の刑事ジンテと共に「南北共助捜査」をすることに。

しかし2人にはそれぞれに命じられた真の思惑があるため、探り合いとぶつかり合いの連続。無事に任務を終えることは出来るのでしょうか…。

北朝鮮のエリート刑事チョルリョンの華麗なアクションはお見事！相棒となる熱血刑事ジンテの味のあるキャラクターも最高です。

北朝鮮人民保安部長でチョルリョンに任務を命じるのは『愛の不時着』でジョンヒョクの父親を演じていたチョン・グックァン。そして韓国の国家情報院の幹部を演じるのは、セリの二番目の兄を演じていたパク・ヒョンスです。

『スウィンダラーズ』(2018)

韓国史上最大のマルチ商法詐欺事件を起こし海外に逃亡していた詐欺師チャン・ドゥチルが死亡したというニュースが流れました。

しかし詐欺師だけを騙す詐欺師ジソン(ヒョンビン)は彼が生きていると確信し、ドゥチルの事件を担当していたパク検事に作戦を提案します。

パク検事とその仲間たちと共に動き出したジソンですが、そこは駆け引きと裏切りの世界！誰を信じるべきなのか!?

騙し騙され、最後には大どんでん返しが待っている痛快なエンターテイメント作品です。

『ザ・ネゴシエーション』(2018)

ソウル市警の警部補で危機交渉班に所属するハ・チェユン(ソン・イェジン)は、タイで起きた韓国人記者拉致事件の犯人ミン・テグ(ヒョンビン)に交渉役として指名されます。

掴みどころの無いテグの態度に翻弄されるチェユン。危険に晒される人質と迫り来るタイムリミット。テグの目的は一体なんなのでしょうか…？

妻となったソン・イェジンとの共演作品です。それまで誠実な役柄のキャラを演じることの多かったヒョンビンが、初めて冷酷で残忍な悪役を演じている点でも話題になりました。

『王宮の夜鬼』(2018)

兄の遺言を受け清から帰還した王子イ・チョン(ヒョンビン)が目にしたのは、夜鬼が蔓延し危機的状況の朝鮮でした。夜鬼は暗闇に潜み生き血を求めて人を襲い、襲われた者は白目になり牙が生えまた人を襲い増殖していきます。

チョン王子は兄の側近であったパク従事官らと共に、王宮にまで迫った夜鬼の脅威と戦うことになります…。

時代劇×ゾンビのパニックアクション！ヒョンビンの華麗なアクションが見どころです。虎視眈々と王座を狙う冷酷な家臣をチャン・ドンゴンが演じていて、親友関係にあるヒョンビンとの初共演でも話題になりました。

『愛の不時着』でダンを演じたソ・ジヘも出演しています。

ヒョンビンの公式インスタ・SNS・ファンクラブは？

ヒョンビンは個人のインスタグラム、フェイスブック、ツイッターを運営していませんが、所属事務所のVASTエンターテインメントの公式アカウントでは、ドラマのような美しいヒョンビンとソン・イェジンとのウェディングショットが投稿されるなど、ヒョンビンが時々登場します。

韓ドラマニアはヒョンビンのここに夢中！

入隊する前からしっかりと肉体作りがされていましたが、海兵隊への入隊で肉体美にさらに磨きがかかりました。

特に映画では激しいアクションシーンを多く演じていますが、まさに海兵隊での経験を俳優としての成長に生かした賜物だと思います。

佇んでいるだけで醸し出される男らしさ、そしてそれに負けない清潔感。そのバランスの良さがヒョンビンにしかない魅力だと筆者は感じています。

結婚し40歳を迎えようとしているヒョンビン。今後どのような役柄で、どんな演技を見せてくれるのでしょうか。楽しみでなりません！

■執筆／JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。