いい夫婦の日(11月22日)に考える、「家事やってよね」の言葉の奥にある本音

2017/11/22

家事の分担は夫婦ゲンカの一大要因。
日本の皿洗いに20年寄り添ってきた台所用洗剤「ジョイ」が投げかけるのは……


プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(以下P&G)の台所用洗剤ブランド『ジョイ』は、夫婦で気持ちまでを分け合う家事分担を提案する「家事分担をJOB(仕事)からJOY(喜び)へ」プロジェクトをスタート。P&Gの特設サイトhttp://m.myrepi.com/joy/jobtojoy/で、家事分担のキャンペーン動画「ふたりでわけあうもの」を公開しています。

恋人から夫婦、そして母と父に。 お互い必死に生きるうち、相手を思いやる気持ちを忘れ……

映画のようにドラマティックな動画は、「あるある」の連続。小さなアパートで愛を育んだカップルは結婚し、娘を授かります。妻も夫も仕事をしながらの子育て。それぞれ仕事と暮らしに追われ、お互いの気持ちを思いやることを忘れてしまいます。
娘に食べさせる夕食を大急ぎでつくりながら、ママではなく仕事モードの声で職場からの電話に対応する妻。朝はゴミを出し、娘をママチャリに乗せて保育園に送る夫。朝日の当たるキッチンの流しにたまった、前の晩ごはんの汚れた食器。うーん……リアルだ……。

「抱えるものがふえてきて【夫】」、「いつもいっぱいいっぱいで【妻】」「こっちだって毎日がんばってるんだよ【夫】」……2人の心の声が交差したあと、妻がひとこと、「あなたもたまには家事やってよね」。しばしの沈黙のあと、夫は妻の脇に立ち、「ごめん」「気持ちに気づけなくて」と答え、ふたりは和解します。

40代子育て男子の反応は?

P&Gがメディア向けに開催した試写会でこの動画を一緒に見たのは、同じ職場で働く同世代の男子。彼は私と同じく40代で共稼ぎ。中3の女の子を育てています。昭和の男にしてはだいぶしっかり家事と子育てをしているように見える彼の感想は、「動画のなかの『あなたもたまには家事やってよね』のセリフを聞いた時には、妻に責められてる感じがしたね~」。そういえば同世代の男性と、家事分担をめぐる話をするとだいたい「いつも奥さんに叱られてる」って反応があるっけ。これって、責める、叱る、の奥にある「心のわけあい」が足りないってことですよね。私も家事や教育をめぐり、夫をずっと責めてきていたのでした。彼の気持ちや事情を汲むことも、自分の思いを伝えることもさぼっていたなぁ……と、この動画をみて気づきました。

今日は11月22日(いい夫婦の日)。夫に、ママ友に、この動画を共有して、「ふたりでわけあうもの」について考えてみませんか?

「家事分担をJOBからJOYへプロジェクト」の取り組み
■気持ちを分け合う家事分担の大切さを伝える「特設サイト」の開設
 URL: http://m.myrepi.com/joy/jobtojoy/
■夫婦で見たい家事分担動画『ふたりでわけあうもの』の制作・公開
■『JOY 共家事 婚姻届』の無償配布
■写真提供のアフロ社とのコラボレーション
■気持ちを分け合う家事分担の大切さを伝えるPRイベント開催(11月21日開催予定)

記事を書いたのは・・・

川上(サンキュ!編集部員)

モード系ファッション誌などを経て「サンキュ!」へ。昔はファッション・エディター、今はなんでも担当。高1と小5の母で、朝5時に起きてべんとうをつくるのが日課


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