コストコのラップが持つ特徴とは?プレスンシールの7つの使い方を解説
2022/09/07
コストコで人気のラップ、「カークランドシグネチャー ストレッチタイトフードラップ」と、「プレスアンドシール」はご存知ですか?
どちらもとても人気の商品ですが、特徴が違います。
今回は、そんなコストコで購入できる食品ラップの
・「ストレッチタイトフードラップ」「プレスアンドシール」ってどんな商品?
・内容量、お値段、使い心地は?
・注意点はあるの?
といった点について解説していきます。
コストコの大容量な食材の保存にもぴったりな商品ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
コストコで販売されているラップの種類
コストコでは、大容量なお肉やお魚がたくさん並んでいます。
そんな食材の保存にぴったりな商品も、日用品コーナーには多数並んでいます。
今日はそんな中でも、キッチンでは欠かせないアイテム「食品用ラップ」をピックアップして、コストコのラインアップから人気の2種類をご紹介します。
コストコの「ストレッチタイト」が持つ特徴
コストコで人気の食品用ラップ、「ストレッチタイトラップ」は、カークランドシグネチャー、コストコのプライベートブランドの商品です。
この商品には、大きな据え置きタイプの商品と、2本組の商品の2種類があります。
カークランドシグネチャー フードラップ 約30cm x 914m
カークランドシグネチャー フードラップ 約30cm x 231m 2本
今回は、迫力サイズの据え置きタイプをピックアップして詳しくご紹介します。
コストパフォーマンスが高い
こちらのストレッチタイトラップは、なんとその長さ3,000フィート!
メートルに直すと、約914mという大容量な巻の長さです。
一般的なラップは、長いタイプでも50mほどなので、約18本分にあたります。
また、長さだけでなく、価格もあわせて比較してみると、
一般的なラップが50m約500円、1mあたり約50円。
ストレッチタイトラップは914m1,868円、1mあたり約2円。
ということで、なんと一桁違うという、かなりコスパが良い商品です。
大容量でサイズも大きい
914mとかなり巻の長さが長いので、ラップ本体もかなり大きな商品です。
とても片手では持ち上がらない大きさと重さなので、キッチンでは据え置きで使う必要があります。
しかし、コストコの食料品を頻繁に買うようになると、小分けして保存することも多くなります。そういった際には、やはり一般的な小さくて長さが短いラップでは、あっという間になくなってしまうでしょう。
ちょっとやそっとじゃなくならない、ストレッチタイトラップの安心感を知ってしまうと手放せなくなりますよ。
伸縮性がある
一般的な食品ラップと比較すると、柔らかめなラップで、適度な伸縮性があります。
そのため、食器への密着性もとても良くピッタリと貼り付けることができます。
そのメリットを生かして、シーズンオフの食器や収納瓶などを保存する際には、ストレッチタイトラップで巻いておくと、保存中のホコリなどを防ぐことができるので、とても便利です。
切りやすい刃が付属されている
ラップを使うときに、イライラしがちなのは、ラップをカットするときではないでしょうか?
ストレッチタイトラップには、2種類の刃が付属されていて、特にスライダータイプのカッターは一度使うと、その使い心地の良さにファンになる人続出!
サッとスライドさせるだけで、スパッと切れる切れ味はクセになりますよ。
DIYで収納しやすくできる
使いやすさ満点のストレッチタイトラップですが、
いささかアメリカンで、派手目なカラーとデザインなので、
「我が家のインテリアには合わないわ…」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなときは、市販のリメイクシートを貼り付けて、DIYするのもおすすめです。
ストレッチタイトラップの箱はダンボール製で、表面もリメイクシートが貼り付きやすい素材感なので、簡単に雰囲気を変えることができますよ!
お好みのシートで、オリジナルのストレッチタイトラップをつくってみるのも良いですね!
コストコの「ストレッチタイト」を組み立てる手順
ストレッチタイトラップは、使用する際にちょっとした準備が必要な商品です。
快適に使うために、手順に沿って組み立てましょう。
工程が多いように見えますが、実際にやってみると10分程度で完成しますよ。
部品の確認を行う
まずは、パッケージを開けたら、部品が揃っているか確認しましょう。
ラップボックス、ラップ本体、スライドカッター、のこぎり刃、滑り止めが入っています。
引き出し口を作る
ラップボックスの、ラップ取り出し口を切り出しましょう。
ラップボックスの上部に、切込みが入っていて、一部点線になっていますので、丁寧に切り込みを入れて、薄く隙間を開けます。
切り込み部分に、ラップを下から上に通します。
ラップボックスのトップ部分から引き出せる状態になればOKです。
カットするための刃部品を選んで取り付ける
ストレッチタイトラップには、2種類のカット刃が付属されています。
お好みで選んで取り付けましょう。
スライドカッターを取り付ける方法
スライドカッターを取り付ける際には、スライドカッターの下部にある隙間をラップボックスのダンボールに挟み込みます。
左右のバランスだけ確認し、中央に取り付けましょう。
ギュッと押し込むだけで完了です。
ノコギリ刃を取り付ける方法
のこぎり刃は、ダンボールに取り付けられているので、刃を上にして、ラップボックスの隙間に立てて挟み込みます。
フタをのこぎり刃の内側に差し込む点だけ間違わないようにご注意ください。
ラップを取り出し口に取り付ける
ラップボックス上部にある四角の穴は、ラップを引き出す際に、指でラップをつかみやすくするための穴です。
この部分については、切り取ってしまったほうが使いやすくなりますよ!
滑り止めシールを貼り付ける位置を決めて貼る
付属の滑り止めは、ラップの底になる部分に貼りましょう。
個人的には、手前側に貼ったほうが、ラップボックスが動かず便利に使うことができました。
コストコの「ストレッチタイト」を使うときの注意点
とても便利で、大容量!コスパも最高なストレッチタイトラップですが、
実は耐熱温度が80℃と低いので、使用には注意が必要です。
パッケージには、電子レンジを使用しているイラストが付いていますが、実際には電子レンジで食品を加熱すると、軽く80℃を超えることが多く、ラップは高温になると溶けて有害物質が発生することも…。
安全のため電子レンジでは使用しないようにしましょう。
コストコの「プレスンシール」が持つ特徴
2つ目に紹介するのはこちら!「プレスンシール」です。
こちらは、コストコでの販売価格は1,648円。
幅 30cm×長さ 43.4m×3本での販売です。
ドラッグストアでも購入することができますが、ドラッグストアでは幅30cm×長さ12.3mで500円ほどのため、コストコでは約半額で購入することができます。
密着する特有のシール
プレスアンドシール最大の特徴は、独自の粘着性のあるエンボスシートという点です。
片面のみ、粘着性があり、触るとペタペタとベタつきがあります。
この面には、圧力が加わったときにのみ密着する接着剤が使われており、この接着剤には、よく食べるガムにも使われている「食品用接着剤」を使用しているので安全性も高い商品です。
よく密封できる
密着性が高く、真空に近い状態で食材を包むことができるため、食品の酸化や冷凍焼けを防ぐことができます。
写真は、プレスンシールと、普通のラップとで包み、冷凍したひき肉です。
色合いを見てもらうと、その違いにびっくりしませんか?
プレスアンドシールで包んだほうは、冷凍前に近い状態のピンク色なのに対し、ラップで包み冷凍したひき肉は酸化してやや黒い色味になっています。
これを知ってしまうと、プレスアンドシール以外使えなくなってしまいますよね。
吸着性がある
しっかりした密着性があり、剥がれにくいので、コップに入れた水もプレスアンドシールでフタをすると、傾けてもこぼれません。
小分けが簡単にできる
プレスアンドシールは、普通のラップと違い、
シート同士を合わせることで密着させることができるので、
食材を小分けにする際には、シートを広げ、食材を並べ、
さらに上からシートをかけて、挟み込むことで簡単に小分けして包むことができます。
なれると、ラップで一つ一つ包むよりもずっとラクに時間もかからず小分けできるようになり、手放せなくなりますよ。
コストコの「プレスンシール」の7つの使い方
そんな便利なプレスアンドシール、さらに活用できる使い方を7つ紹介します。
1:電子レンジを使うときは食材との間に隙間を空ける
プレスアンドシールの耐熱温度は100℃です。
そのため、電子レンジでの加熱も可能。
しかし、食材と食材の間は2.5cm以上空けることが望ましいとされていますので、その点には注意しましょう。
2:スライドカッターの取り付けで使いやすくする
プレスアンドシールのカット部分は、のこぎり刃が付いています。
しかし、これがやや切れ味が悪く、ストレスを感じている方も多かったりします。
そんな際には、サイズの合うラップ用のスライドカッターを取り付けるという裏技も。
切れ味にイマイチ納得ができない方は試してみるのもいかがでしょうか?
3:グラスのフタ代わりにする
コップの水がこぼれないほどの密着性のあるプレスアンドシール。
フタの代わりに貼り付け、ストローをさせば、こぼさず飲めるカップに早変わり!
小さなお子さんがいるご家庭ではぜひお試しを。
4:食材保存としての用途に使う
食品の保存用にぴったりなプレスアンドシール。
いろいろな食材の保存に使ってみた結果、もっともおすすめなのはお肉とお魚の保存です。
酸化を防いで美味しさを保った状態で保存することができます。
逆に、あまりオススメしないのは、パラパラしたトッピングが付いた食材や、表面が剥がれやすいような食材です。
例えば、表面にごまの付いたベーグルなどは、ごまがシートの粘着に付いてきてしまうことがありました。
また、表面に薄皮のあるようなおまんじゅうや、層になっているアップルパイやデニッシュなども表面の皮がシートに残ってしまうことがあるので、あまりおすすめできません。
5:事前の汚れ防止として使う
なかなかお掃除できない、高さのある家具の上などに、事前に敷いておくことで、ホコリが直接家具につかないように使うという方法もあります。
※ただし、長期間貼り付けると、家具の素材によっては、粘着成分が家具に残ってしまうことがありますので、ご注意ください。
6:靴の収納としての用途に使う
サイズアウトした子どもの靴など、ちょっとした間保管しておきたいような物をプレスアンドシールで包んでおくことで、汚れやホコリの付着を防ぐことができます。
7:臭いが出る物の処理に使う
普通のラップよりも、密着性があるので、匂いが気になる生ゴミや、使用済みのおむつの処理に使うこともできます。
※完全密閉ではないので、長時間匂いをおさえておくことには向いていません。
コストコのラップが売り切れていたときの対処法
今回ご紹介した2種類は、コストコでもとても人気の商品です。
そのため、売り切れてしまって売り場に並んでいないようなことも!
店舗に出向いたときはスタッフに確認する
コストコの売り場で見当たらない…そんなときには、スタッフに確認してみましょう。
朝の時点では店頭に並んでなくとも、お昼の便、午後の便などで入荷があるような場合もあります。
入荷の情報がわかっている場合には、入荷のタイミングを教えて貰える場合もありますよ!
店舗にないときはオンラインショップで購入する
今回の2つの商品は、どちらもコストコオンラインでの取り扱いがあります。
価格は店頭よりも少し割高になってしまいますが、店舗に足を運んで空振りになるよりは確実性があるのでおすすめです。
コストコのラップを利用してみよう
コストコで人気の食品用ラップ2種をご紹介しました。
特徴や使い方も違う2商品ですが、どちらも使用することで効率よく食材を保存することができますし、鮮度を保つこともできます。
大容量のコストコの食材と一緒に、こちらも購入することで
さらにコストコ商品を活用できるようになること間違いなし!
ぜひ、コストコ店頭で、オンラインでチェックしてみてくださいね。
■執筆/ao…衣食住365日コストコ品で生活するコストコナビゲーター。年間100万円分以上コストコ商品を購入してレポートする。Ameba公式トップブロガーで「aoのコストコガイドブログ!」が人気。
編集/サンキュ!編集部