お子様の学校に戻る

ママ友の子とわが子がケンカ!子ども同士のもめごとから発展して「ママ友関係を解消した」の声

2022/08/10

ママ友の子とわが子がもめてしまうと、どう対処するのがベストなのか悩みますよね。わが子の悪い点はしっかりと謝らせたいし、心のケアもしてあげたい……。そこで、今回はこんなときにどうしているのかをサンキュ!モニターアンケートで聞いてみました。

半数以上の人が、ママ友の子とわが子がもめた経験アリ

20代から50代の子どもがいる女性167人に「ママ友の子と自分の子がもめてしまったことはありますか?」と聞いたところ、94人の方が何らかの形でもめた経験があると答えました。

「3歳前半の頃に児童館で遊んでいて、娘が遊んでいたおもちゃをママ友の子が貸してほしいと言ってきたが、娘が貸してあげず、更には泣き出して、変な空気になってしまった」(30代後半・長子3歳~6歳)

「フィギュアや水鉄砲など、その場に一つしかないものをうまく譲り合えず、よくもめた」(30代後半・5歳男子)

「10歳の頃にママ友の子が事実無根の言いがかりをわが子に付けてきたので、現状の報告と確認を依頼した」(40代後半・長子7~12歳)

「長男が小学5年のときに、別の子と言い合いをしていた友達の仲裁にはいったら、いつの間にか長男とその友達がケンカに発展してしまった。」(40代後半・長子13歳以上)

「中学生になってからトラブルがあったようだが、子供から特に話もなくママ友も知らなかったようだ」(40代前半・長子13歳以上)

未就学児のもめ事は、物の貸し借りが原因によるものが多く、まだ言葉で気持ちを伝えあうのが難しいことから、泣いたり、叩いたりなどに発展してしまうようです。
小学生になると、からかいや暴言など、口でのけんかから大きなもめ事に発展するケースも見られました。
また、中学生以降では子供が保護者に話すことが少なくなるため、もめ事があったかどうか把握できないという回答もありました。

もめ事への対応は、ママ友にあやまる!

わが子がママ友の子どもともめてしまったとき、保護者としてママ友にどんな対応をとれば正解なのか迷うところ。基本的にはお互いに謝るというケースが多いようです。

「自分はどちらかというと下手に出て、謝る。ママ友の反応はそれぞれ。うちは悪くないと言う方もいるし、『こちらこそごめんなさいね』と優しく言ってくれる人もいた」(30代後半・長子7歳~12歳)

「おもちゃの取り合いになるときは、『帰る時間まであとお互い3回ずつ順番で使おうか』などとタイムリミットと回数を提案して、譲り合うよう促した」(30代後半・5歳男子)

「幼稚園時代は、こちらが悪ければその場で謝って、帰ったあともう一度連絡して改めて謝った」(40代前半・長子13歳以上)

「小学2年生の頃に、学校帰りにからかわれて、泣きながら帰ってきたので、内容をきちんと聞き、暴力をふるってしまったことは悪いと注意した。友達の子も母親に伝えたので、2人で謝りに来た」(40代後半・長子13歳以上)

自分の目の前で子どもたちがもめているときは、お互いに自分の子を注意することで解決するけれど、園や学校などでもめてしまうと、対応も難しいところ。
基本は、しっかりとわが子の話を聞き、わが子が全てを話していない可能性もあるので、ママ友へ確認を取ると言う回答が多く見られました。その上で、謝ることはきちんと謝るという姿勢がいいようです。
ただ、けがをしていたり物を壊されたりした時は、園や学校の先生を入れて対応してもらうという回答も見られました。

子ども同士のもめ事から疎遠になってしまうケースも

「子ども同士のもめ事が原因で、疎遠になってしまったママ友はいますか」と聞いたところ、167人中23人の方が「いた」と答えました。余程のことがないと疎遠にはならないママ友関係ですが、もめ事への対応のまずさが原因のようです。

「娘が小学3年生の頃に、近所の子にいじめられて、暴言を吐かれたり無視されたりしたが、相手の子も『自分がいじめられている』とママ友に言っていた。結局、周りで見ていた子が事実を言って噓がばれたが、相手は謝らずに引っ越してしまった」(40代後半・長子13歳以上)

「6歳の頃、わが子が何もしていないのに、相手の子が機嫌が悪くて、わが子が着ていたパーカーの紐で首をしめられた。学校に連絡してママ友に連絡してもらい、後日謝罪の電話があったが、気まずくなってそのママ友とは話さなくなった」(40代後半・長子13歳以上)

「相手の子が悪い時には基本は放っておくが、一度注意したのに、ママ友は知らん顔をしていた。その後、ママ友関係を解消した」(40代前半・長子13歳以上)

自分の子どもが悪いことをしても注意をしないママ友とは、自然と疎遠になってしまうケースも。
また、もめ事の程度によっては、相手の対応に対して不満が募り、謝罪があっても許せなくなってしまうこともあるようです。

もめ事があっても、いい関係を続けられるママ友がほとんど

疎遠になってしまうケースもまれにあるものの、ほとんどはもめ事の後もいい関係を続けているようです。

「子供の喧嘩をきっかけに、悩み相談ができるようになった人がいた。お互いにやっぱり困っていることは同じだったので」(30代後半・長子7~12歳)

「子ども同士は幼馴染で兄弟のような感覚で喧嘩をするので、私も相手のママも深く気にしていない」(30代後半・長子7~12歳)

「お互いきちんと子供から話を聞いて、その親ともきちんと話すので今も昔のままの付き合いがある」(50代前半・長子13歳以上)

子育てについての考え方や、もめ事への対処の仕方がしっかりとしている相手とはその後も関係が続くようです。
最後に、ママ友の子どもと揉めてしまった際に心がけていることを聞いてみました。

「お互い思い込みや受け取り方の違いはあるので、早いうちに連絡をとって事実確認する」(40代前半・長子13歳以上)

「心から謝ることと、帰宅後にLINEなどでもう一度謝ってこれからも遊んでねと伝える」(30代後半・長子7~12歳)

「こちらの情報や状況を説明しながら、親が介入しすぎないような距離感を保つようにしている」(40代後半・長子7~12歳)

時間が経つと誤解などから感情のしこりが生まれやすいので、もめ事が起きたら、早いうちに連絡をとるのがポイント。心からの謝罪と適度な距離感が、ママ友といい関係を続けるコツのようですね。

※『<サンキュ!>ママ友に関するアンケート』(2022年6月~7月実施、回答数168人)。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND