サンキュ!的「トレンド」通信  今、料理上手がいちばん夢中になるレシピって?

2017/12/12

「サンキュ!」1月号、絶賛発売中です! 目玉のひとつは100品以上のレシピが載った別冊付録。テレビや雑誌でおなじみの人気料理家6人が腕を振るっています。編集部員は毎号、充実のレシピをお届けできるよう東西奔走中。そんな中で、編集長・飯塚が今、注目している「レシピ」についてちょっと語ります。

カフェ風とか、ビストロ風とか おしゃれな料理を作るべき?

「料理上手」と聞くと、おうちでパーティとかして、おしゃれな食材をたくさん使って、オーブンで大きなお肉焼いて……って、想像しませんか?(私だけ?) でも今回、付録のレシピを提案してくれた料理家たちは断言します。「毎日作る料理がおいしいことが大切」「レパートリーは少なくてもいい」(ホント?)「同じものを作り続けていい」……!!

大人気インスタグラマーの 見た目は地味だがおいしい料理

1月号ではheavydrinkerさんという人気のインスタグラマーも取材しています。15万人ものフォロワーがいて、レシピ本も出している料理上手。でも、彼女のお料理は本当に「ふつう」なんです。卵焼きとか、コロッケとかおでんとか。それが、びっくりするくらいおいしそう…

「コンビニのおにぎりサイコー!」と 言われて母は、決意した!

3人の母である彼女。長男が幼稚園生だったころにコンビニのおにぎりを絶賛され、悔しくて料理に力を入れるようになったそう。でも、レパートリーを増やすのではなく、定番の料理をとにかくおいしく作れるように工夫を重ねたのです。なぜなら、それが「ずっと覚えていてもらえる母の味」になりうるから。

本当においしい野菜炒めを 食べてみて、わかったこと

撮影のときは、プロの先生の作った料理をいただくことがありますが、それがただの野菜炒めでも、焼いただけのお肉でも、びっくりするくらいおいしい!のです。で、家で適当に作ると……それほどおいしくもない。面倒だけどレシピ通りに分量も計って作ると、おいしい! 料理とは、実はちょっとしたタイミングや「塩梅」で変わるものなんですね。

正しい「タイミング」と「塩梅」で作った、普通の料理がトレンドに!

「本当においしい」野菜炒めを食べたら、毎日でも(は、大げさか…?)繰り返し食べたくなるはず。そんなふうに間違いのない定番料理を手に入れるのが、きっと、これからのトレンド。まだ腕に自信がない人は、ぜひ「サンキュ!」に載っているレシピをそのままマネして家族の反応を見てください。で、お気に入りをいくつか手に入れたら、もう、あなたは料理上手です!

誌面に掲載する料理の多くは、忙しい人でも手軽に作れるよう、なるべく手間なく、でも味は間違いなく…… おうちの定番に仲間入りできそうなものを、料理担当が先生と相談しながら考えてもらっています。「10年前のサンキュ!に載ってた料理、気に入ってまだ作ってるんですよ」って、言われるようになることが目標です^_^

記事を書いたのは・・・

飯塚真希(サンキュ!編集長)

生活情報雑誌歴約20年。読者宅取材実績200件以上。元祖「冷蔵庫をあければその家の食費がわかる」編集者でもある。得意ジャンルは、インテリアとライフスタイル提案


『サンキュ!』最新号の詳細は こちら!

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND