低糖質で食物繊維たっぷり♪最強「きのこスープ」で自律神経をおいしく整える

2023/03/03

もやもや不調の原因、自律神経を整えたい!実はきのこで自律神経が整うんです。スープにすれば手軽にきのこをたくさん食べられます。きのこのパワーで腸内と自律神経が整い、さらにぽっこりお腹もへこむなんて最強すぎ。

<教えてくれた人>
・総合診療科医師 小林弘幸さん
順天堂大学医学部教授で、自律神経研究の第一人者。『50歳からの自律神経を整える生き方』(扶桑社)など、著書も多数。『リセットの習慣』(日経BP)。

・レシピ作成 フードコーディネーター 渡部和泉さん
国際中医薬膳師。お菓子レシピの開発、調理、スタイリングなどで活躍。

実は…、腸と神経はつながってる!

きのこで自律神経が整う。

きのこに豊富に含まれる食物繊維は腸内の善玉菌のエサになるので、きのこを食べると善玉菌が増えて腸内環境が改善。また食物繊維の整腸作用で腸内がスッキリ。さらに脳腸相関により、自律神経が自然と整う。つまりきのこは最強!

"きのこ"が最強なワケ!

(1)食物繊維たっぷりで善玉菌を優位にしてくれる
(2)糖質が低く、血糖値の上昇が穏やかなので、自律神経が乱れない
(3)ストレスを和らげる作用があるアミノ酸「GABA」が豊富で、副交感神経も活発に
(4)長寿ビタミンと呼ばれる「エルゴチオネイン」がたっぷり

きのこは冷凍すると栄養価がアップするから、冷凍してストック。

しめじ

リラックス効果のあるGABAが豊富。

まいたけ

脂肪吸収を防ぐ効果が高い。

なめこ

水溶性食物繊維が多く、便秘にもいい。

しいたけ

ビタミンDのもととなる栄養が多く、骨粗しょう症予防にも。

2種のきのこのみそ汁

シンプルだから毎日簡単!

みそ汁の具をきのこにするだけで、最強スープに変身。みそは発酵食品、わかめは食物繊維と腸活にも最高。きのこはお好みのものでOK。

材料

まいたけ…1/2パック(約50g)
しめじ…1パック(約100g)
乾燥わかめ…大さじ1
顆粒和風だし…小さじ2
みそ…大さじ3 1/2

作り方

(1)わかめは水で戻す。

(2)まいたけはざっとほぐし、しめじは石づきを取り、小房に分ける。

(3)鍋に水4カップ、和風だし、きのこを入れて火にかけ、きのこがしんなりしたら(1)を加える。

(4)みそを溶き入れ、ひと煮立ちさせる。

きのこのキムチチゲ風スープ

発酵食品×きのこで最強!

発酵食品のキムチとお酢をきのこと一緒にとることで、善玉菌が増えやすく。腸内環境も自律神経も好調に。

材料

しいたけ…4枚
キムチ…200g
豆腐(絹)…1丁(300g)
鶏ガラスープの素…大さじ1 1/2
酢…大さじ1

作り方

(1)しいたけは石づきを取り薄切りにする、軸は手でほぐす。

(2)鍋に水4カップとしいたけ、鶏ガラスープの素を入れ火にかける。

(3)沸騰したら手でくずした豆腐、キムチを加え、軽く煮たら酢を加えて火を止める。

好みで溶き卵やごま油を加えてもOK!

腸のお掃除きのこスープ

注目の"フラクトオリゴ糖"がとれる。

水溶性食物繊維が豊富な「なめこ」と、ダイエット効果のあるフラクトオリゴ糖たっぷりの「玉ねぎ」。お通じがよくなりお腹もスッキリ。

材料

なめこ…1袋(約100g)
玉ねぎ…1/2個(中サイズ)
顆粒和風だし…小さじ2
しょうゆ…大さじ1

作り方

(1)玉ねぎは薄切りに、なめこは軽く水洗いをして水けをきる。

(2)鍋に水4カップ、和風だし、玉ねぎを入れて火にかける。

(3)玉ねぎがしんなりしたら、なめこを加える。ひと煮立ちしたらしょうゆを加え、火を止
める。

フラクトオリゴ糖豊富な玉ねぎ!

玉ねぎはフラクトオリゴ糖がたっぷり。食物繊維と一緒に内臓脂肪を排出してくれる。

※分量はすべて4人分です。

参照:『サンキュ!』2023年3月号「ぜ~んぶ自律神経のせいでした!」より。掲載している情報は2023年1月現在のものです。撮影/堤博之、奥村亮介(スタジオバンバン) イラスト・漫画/ハルペイ 構成/岡部さつき、海老澤まり子(風讃社) 取材・文/村越克子、和田美穂 編集/サンキュ!編集部

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND