【医師が解説】腸を整えれば自律神経も整う!腸が喜ぶ食生活とは?

2025/04/13

腸を整えれば自律神経も整うんです!腸を整える腸活って?「私も腸活してますよ~」とニッコリ笑う医師の石原新菜さんに、毎日続けている腸活生活習慣を取材。これなら自然に続けられそう!

イシハラクリニック副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたる。2児の母でもある...

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腸が喜ぶ食生活

食物繊維や発酵食品を豊富に含んだ和食は、理想的な腸活食!


●イシハラクリニック副院長 石原新菜さんが実践中
仕事でもプライベートでも腸活してます。
「食べる物、身に着ける物をちょこっと変えるだけ。特別なことではなく習慣にしてしまうのが、腸活を無理なく続けるコツですよ」。

味噌汁で!

●腸内の善玉菌を元気にしてくれる
「味噌は日本が誇る発酵食品。そこに食物繊維が豊富なわかめなど海藻が入っていたら、腸活的に最強です。私はクリニックでのランチのときにも欠かさずに飲んでいますよ」。

雑穀系のごはんで!

●食物繊維とミネラルをたっぷり補給
「もち麦など雑穀は体を温めて腸を整える『陽性食材』。食物繊維も豊富な腸活優等生です。消化吸収をよくするために、白米を食べるときよりもよく噛むようにしていますね」。

ぬか漬けで!

●赤ちゃんみたいにくさくないうんちに
「今、大ハマりしています。ぬか床を買い、にんじんやきゅうりだけでなく、プチトマトやチーズも漬けてワインのおつまみに。ぬかも食べていますよ。便のにおいの変化に驚いています」。

発酵系のお茶で!紅茶・ウーロン茶・ルイボスティー

●腸の環境が整う
「お茶に含まれる乳酸菌などの発酵生成物が腸内環境を整えながら善玉菌の働きを助けます。基本的にはホット。ジャーに入れてちょこちょこ飲めば、腸を継続的に温められます」。

【365日】【24時間】腸を冷やさない

おなかがゆるい人にも便秘体質の人にも共通。腸活の基本です。

腹巻きショ-ツで!

●厚手と薄手を使い分けて一年中はく
「毎日腹巻きショーツをはいてます。単体のはらまきは動くとずれたり、お腹周りがもたつきますが、ショーツ一体型ならノーストレス。これで腸はいつもポカポカ」。

レッグウォーマーで!

●とくに冷えやすい足首をあたためて、血流を腸にどんどん流す
「体のなかでとくに冷えやすいのが足首。だからソックスの上にレッグウォーマーを重ね、入念に温めて血行を促しています。家だけでなくクリニックでの診療時にも着けていますよ」。


手持ちの靴下を活用した即席レッグウォーマー。

靴下の先を切っても

<教えてくれた人>
医師 石原新菜さん
イシハラクリニック副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたる。2児の母でもある。最新著書は『免疫力アップ!温活ランニング』(主婦の友社)。

本書は『サンキュ!』20年1月号~ 25年2月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集したものに新規の記事を加えています。
サンキュ!アンバサダー、『サンキュ!』読者の情報は掲載当時のものです。
不調が続いたり、健康に不安がある場合は、かかりつけ医や医療機関にも相談しましょう。

参照:『サンキュ!』2025年4月号「自律神経セルフケアBOOK」より。掲載している情報は2025年2月現在のものです。撮影/横田裕美子(スタジオバンバン)、奥村亮介、堤博之、上原朋也、キムアルム、天野良子、林ひろし、片岡祥、田村昌裕 構成・文/杉澤美幸、サンキュ!編集部 編集/サンキュ!編集部

 
 

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