平屋の中古住宅を購入し、プチDIYを楽しむ日々。「ぜいたくな暮らし」より、おうち時間の充実を!
2023/07/19
いずれは訪れる"子どもの独立"。子ども中心だった暮らしから、夫婦2人にシフトすると、どんなふうに変わるのか、気になるところ。中古住宅を購入し、新しく始めた暮らし方を教えてもらいました。
- 子ども2人の独立と同時に、中古住宅を購入。50代は無理のないペースで、暮らしを整えていきたい
- 平屋の中古住宅を購入。プチDIYで少しずつ手を加えています
- 食費月10万円→月4万円に減!肉の大皿盛りから、小皿メニューに
- 「安物買いの銭失い」は卒業。「長く持てる物」を吟味して買うように
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 natumikuさん(大分県 52歳)
夫(48歳)、長男(21歳)、二男(19歳)の4人家族。昨年、長男は専門学校、二男は高校を卒業して就職。週2~3日のパート勤務。住まいは築43年・4LDKの一戸建て。
子ども2人の独立と同時に、中古住宅を購入。50代は無理のないペースで、暮らしを整えていきたい
「ぜいたくな暮らし」より、おうち時間の充実が「豊かな老後」につながると思います。
昨年の春、長男、二男が就職して独立。同時期に条件に合った中古物件が見つかり、社宅から一戸建てに引っ越しました。「昨年までは2人分の教育費だけでめいっぱいだったけど、教育費や食費などの支出が減った分、家計を立て直し中です。でも、夫も私もそんなに高級志向ではないので、元気なうちは働き続けて、最低限の生活が保てればいいかなと思っています。今は、本当に好きな物に囲まれて、家仕事をしているときが最高のぜいたく。老後のことを心配しすぎたり、他人と比べたりせず、自分たちが大切にしていることを軸にして、楽しく暮らしていきたいですね」。
平屋の中古住宅を購入。プチDIYで少しずつ手を加えています
建具などは昭和の趣が残る造り。天然素材の家具や生活用品が自然となじんでいます。「格子枠をプラ段ボールに張り替えたりと、プチDIYで好みの形に変えていくのも楽しみ」。
住まいもお金づかいもシンプルに変化
食費月10万円→月4万円に減!肉の大皿盛りから、小皿メニューに
「息子たちがいるときは、ボリュームのある肉がないと満足してもらえず、食費は天井知らずでした(笑)」。今は、旬の魚や野菜を中心にしたメニューが増え、食費も半分以下に!
まとめ買いをやめ、その都度食べ切れる量だけ買っています
以前は週1回のまとめ買いで、食材を使い切れないこともありましたが、今はちょこちょこ買いに変化。「使い切りやすい量だけだから、新鮮に味わえます」。
「安物買いの銭失い」は卒業。「長く持てる物」を吟味して買うように
「昔は、安くてかわいいと思ったら即購入。でも、ほとんど使わず、飾るだけ。そんな状況に疲れを感じてきて……。最近は、多少高くても、長く好きでいられる物を慎重に選ぶようになりました」。
"一生物"の金網かごは現物を見て購入
ずっと前から欲しかった、京都・鳥井金網工芸の水切りかご。「地元の百貨店のイベントで現物を確認し、デザイン性、機能性に納得して、思い切って購入しました」。
参照:『サンキュ!』2023年8月号「子どもが巣立ったあとの夫婦の暮らしどう変わる?」より。掲載している情報は2023年6月現在のものです。撮影/天野良子 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部