よしお兄さんや丸山桂里奈さんも!“こどもまんなか応援サポーター”って何?

2023/07/31

2023年4月1日に発足した「こども家庭庁」。こどもたちが自分らしく、すこやかに成長できるよう、国や社会のかたちを“こどもまんなか”へと変えていくため、さまざまな取り組みを行っています。
今回は、こども家庭庁が力を入れている「こどもまんなかアクション」、そしてそれに賛同して続々と増えているという「こどもまんなか応援サポーター」について取材してきました!

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この記事について、みなさまの声を大募集中。ぜひ最後までお読みください。

「こどもにやさしい世の中にしよう!」という動きが拡大中

今年の春、子育て世代の生の声を、こども家庭庁担当大臣の小倉將信さんに届けるため、「サンキュ!」と「たまひよ」は3981人の読者にアンケートを実施しました。

<アンケートで集まった生の声の一部>
●こどもが日本に生まれてよかったと思える環境を整えてほしい。
●働きながら子育てが楽しめる国にしてほしい。
●こどもが安全に生活できる地域社会をつくってください。
●安心して2人目3人目を産み育てられる環境の整備。
●女性によるワンオペ育児が当たり前という風潮を変えて!

こういった、子育て当事者たちが感じている問題点を解決させるために、「こども家庭庁」はさまざまな施策を実施しています。


その1つが、こども家庭庁が全国に働きかけて輪が広がっている「こどもまんなかアクション」です。地方自治体や企業、そして個人が、こどもや子育て中の人にとってよいことは何かを考え自分ができることを実践。それらを「#こどもまんなかやってみた」をつけてSNSで発信していくことで、こどもや子育て中の方々を温かく応援する社会のムードを盛り上げていく・・・といった取り組みです。

熊本博物館で今年6月に実施した、こどもが泣いてもOK、途中退室や途中入場もOKの「こどもまんなかプラネタリウム」。

全国各地の自治体、国立施設や商業施設、乗り物、スポーツ施設など、「こどもまんなかアクション」は広がりを見せています。

あの有名人も!「こどもまんなか応援サポーター」とは?

「こどもまんなか応援サポーター」とは、こどもたちが健やかで幸せに成長できるような社会を実現するという「こどもまんなかアクション」の趣旨に共感・賛同し、その取り組みを応援し自らもアクションに取り組む個人や地方自治体、団体や企業などのことです。

すでに北海道、山形県、埼玉県、滋賀県、高知県、熊本県など多くの地方自治体や、伊藤忠商事、ファミリーマート、ポピンズなどの企業が就任を宣言。
また私たちが知っている有名人も、「こどもまんなか応援サポーター」になっているんです! 一部の方のメッセージをご紹介します。

小林よしひささん(よしお兄さん)のメッセージ

Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目体操のおにいさん。一般社団法人「あそび庁」の初代長官。4才女の子のパパ。

皆さんこんにちは、あそび庁長官、そしてこどもまんなか応援サポーターの小林よしひさです。

子どもにとってどうして「遊びは大事」なの?

勉強やスポーツ、健康など、人生のいろいろな活動の根源にあるのが、遊びだと思っています。自分がやりたいことを見つけてやりたいように好奇心を持って行うのが遊び。その先に学びがあったり、「運動したい、向上したい」というスポーツがあったり、それを続けることでの健康があったり、会社に入っての仕事であったりというふうに繋がっていくと思うので、まずその根本的な人間形成としても、遊びというものがとても大事になってくると考えています。

遊びを通じて「こどもまんなか社会」を実現とはどういうことですか?

「こどもまんなか」にはいろんな意味があると思います。こどもにしっかり話を聞いていくことや、こどもを中心とした考えを持って施策を行っていくなどがあると思いますが、そのなかの1つで、こどもたち自身もしっかり自分たちの物事を考えて発信をしていくというのも大切になってくると思っています。

そこで大切なのが遊び。遊びを通じて自発的に物事を考え、自発的に行動していくという能力がついていくことで、こどもたち自身も「こどもまんなか」という意識を持っていける。遊びを通じて私達がサポートできたらいいかなと思っています。

『サンキュ!』読者へ「こんな遊びでこどもとコミュニケーションをとってみよう!」

小学生以上のこどもの場合、少しルールを理解して遊ぶことやスポーツなどの遊びも増えてきますね。

例えばドッジボールで遊ぶときに、もちろん基本的なルールはあると思いますが、例えばそれが苦手な子がいるとか、得意な子がいるとか、ちょっと気が乗らない子がいるなんていう集団で遊ぶことが増えてくると思います。ただそのときに、ルールを固定して考えるのではなくて、その集団、その子に合わせるとどういった遊び方ができるかというのをこどもたちから引き出すような会話をして遊んでいくといいのではないかなと思います。

コートの形を四角ではなく少し丸くしたらどうなるのかなとか。得意な子はボールを当てても点数にならないとか、ボールを2個にしてしまうとか・・・何かいろいろなルールを改善していくことで、そこにいるこどもたちがより自主的に自分たちがもっと楽しめるような環境に変わっていくと思います。そういった遊び方をしていくとより遊びの価値というのが高まっていくと思いますので、そんなことを意識してみるのも一つやり方ではないかなと思います。

▼よしお兄さんの熱い思いのこもったインタビュー動画は、こちらからチェック▼

丸山桂里奈さんのメッセージ

丸山桂里奈さん
元サッカー日本代表選手、タレント。0才女の子のママ。

どうも! 四角三角…丸山でーす。ただいま、絶賛、育児中です! 
私はサッカーをやっているんですけど、こども達とたくさんコミュニケーションをとって、サッカーをしながらこどもが意見を言えたりとか、そんな環境をつくっていけたらいいなと思っています。
大人として、こどもを中心にしたこどもまんなかプロジェクトみたいな、そういう社会になるように私も一生懸命盛り上げていきたいと思いますので、みなさん、一緒に頑張りましょう!
こどもまんなかプロジェクト、最高―!!

私たちにもできる「#こどもまんなかやってみた」って? 

「こどもまんなかアクション」は、自治体や企業、有名人に限ったことではなく、私たちにもすぐにできます。子育て中の「サンキュ!アンバサダー」に、やってみた「こどもまんなかアクション」を聞きました。

■サンキュ!アンバサダー 浅野一都さん(31歳):長男(6歳)、二男(2歳)

・大きな公園やモールなどでこどもが1人でうろうろしている時は気にして見るようにしています。困っていそうだったら声をかけることもあります。

・知らない赤ちゃんや小さいこどもと目が合ったらニコニコします。

・ママ友やこどもの仲のいい友達が病気で困っているときには連絡をして、何か手伝えることがあれば言って欲しいと声をかけます。

■サンキュ!アンバサダー 品川巴奈さん(34歳):長男(8歳)、二男(5歳)、三男(3歳)

・子連れではないときは、エレベーターには乗らないようにしています。ベビーカーありの子連れだから乗りたいのに、何往復も待っても乗れない経験を沢山したからです。

・お節介かもしれませんが、他人の子でも、親御さんが見ていないタイミングで「危ない!」ということがあれば注意するように声掛けをしたりしています。

・公園で(特に砂場)ポイ捨てされたタバコを除去しています。赤ちゃんが口に入れたら本当に危険!

■サンキュ!アンバサダー 登淳美さん(39歳):長女(9歳)、長男(6歳)、二女(3歳)

・電車で子連れの方には積極的に席を譲る、お店のドアを開けてベビーカーの方が出入りしやすいように補助するなど、自分が子育て中にしてもらってうれしかったことはお返しするようにしています。

・子どもが3歳になりベビーカーを使わなくなったので、子どもがエレベーターに乗りたいと言っても使わないようにしています。


みなさん、自分の子育て経験から「やってもらってうれしかったこと」をお返しするようなアクションを積極的に実施していました。
ぜひあなたも、ムリなくできることを考えて、「こども・子育てにやさしい日本」実現に協力してみましょう!

8月にこどもまんなかアクションの公式LINEが開設予定。ぜひお友だち登録を! 

※画像はイメージです

8月上旬に、こどもまんなかアクションの公式LINEが開設予定です! 今回ご紹介した「こどもまんなかアクション」の取り組み事例や、子育て世帯にうれしい情報が配信される予定です。

こども家庭庁によると「今後は、こども家庭庁とJリーグのクラブチームがコラボする取り組みや、自治体や企業等での取組を紹介・共有するリレーシンポジウム、『#こどもまんなかやってみた』で発信されているさまざまな好事例に対するアワードなども考えています!」とのこと。ぜひ最新情報をチェックして、LINEお友達登録してくださいね!

※画像はイメージです

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※1 ベネッセコーポレーション調べ。【アンケート名称】「たまひよ」「サンキュ!」連合企画 こども家庭庁にみんなの思いを届けます。伝えたいことは何ですか?【実施期間】23年2月22日~3月2日【回答者数】3981人

協力/こども家庭庁

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