【漫画】第18話(最終話)「俺の手作りおでんたべてください」引っ越したことを知った隣人が最後に放った言葉とは…!?
2023/10/03
インスタグラムで人気のコミックエッセイ「俺の手作りおでんたべてください」第18話。
壁が薄いアパートの2階で初めての一人暮らしはじめたネギさん(19歳)。隣の家に引っ越しの挨拶に行ってからというもの、親子ほども年が離れている怪しげな隣人からロックオンされてしまったのです。親し気に下の名前で呼ぶ隣人から「おでんを作ったから食べて」と無理やり押しつけられてしまいます。恐怖を感じたネギさんは、友達いっちゃんのアドバイスにより「彼氏と暮らしているアピール(部屋に男性を出入りさせる)」のためにお兄さんに来てもらったものの、お隣さんにネギさんとの関係について問い詰められたお兄さんは、お隣さんの勢いに負けてつい「兄です」と答えてしまうのでした。
仕事から帰ったネギさんを待っていた兄から聞かされた恐怖の事実。薄い壁の向こうで、お隣さんはネギさんの電話の内容をすべて聞いていたのです!あまりの恐怖に引っ越しを決意するネギさん。ボーナスが出るまでの平日は友達のいっちゃんに、土日はお兄ちゃんに来てもらうことにして、一人にならないように注意して過ごしました。
隣人について大家さんに相談すると、薄い壁に棚を備えつけてくれて、隣人にも注意をしてくれるとのことで少し安心したネギさんでしたが、今度は大家さんが手作り料理を持って、頻繁に家を訪ねてくるように。あの手この手を使って断るネギさんですが、ある日ドアスコープをのぞくと、大家さんの後ろには隣人が!
すぐにでも引っ越そうと決意し、不動産屋さんに連絡してみると、大家さんが不動産屋に「ネギさんは甥っ子と結婚する」と話していたことが発覚!しかもその甥っ子とは、あの隣人だったのです。
不動産屋さんにネギさんが引っ越すことを聞いた大家さんは大激怒!ネギさんを罵倒し続けました。ついに翌日、引っ越しを決行!引っ越し先には入居日を早めてもらい、2人は最低限の荷物だけを持って出ることに。また、隣人に遭遇することを考慮し、引っ越しではなく旅行に見えるようスーツケースで行くことにしました。
しかし引越しの当日、隣人の肝杉さんが部屋からでてきて、どこに行くのかとネギさんを追求。ネギさんが底知れぬ恐怖を感じていたところに、いっちゃんが戻り大声をあげてくれたことで、我に返った隣人は部屋へと戻っていきました。その隙に2人は慌ててタクシーへ乗り込みました。
後日、残った荷物の引っ越しのため、お兄さんがネギさんたちのかわりに部屋を訪れると、ドアの前には仏花の菊の花束が!おまけに、隣人もでてきて、お兄さんにネギさんの行方をすごい形相で問い詰めます…。
肝杉さんに問い詰められたお兄さんでしたが、機転を利かせ、ネギさんは旅行先が気に入って引っ越すと伝えてくれます。ショックをうけた肝杉さんは大絶叫!取り乱した様子でそのまま部屋へと戻っていきました。その間に、無事ネギさんたちの家財道具の搬入を終えたお兄さんでしたが、また肝杉さんが出てきて…。
アパートを守るため、ネギさんの元には行けないと告げられたお兄さん。さらに、可憐なネギさんのイメージにぴったりだったと、おでんと一緒に菊の花束も手渡されてしまいます。おまけに、お兄さんからネギさんの連絡先を聞きたいとハグまでされ、最終的には「家族になりましょう!」とまで言われてしまいます…。
意を決して、肝杉さんに本当のことを告げたお兄さん。家族にもなれないし、おでんも受け取れない。ネギさんが怖がっているから許してやって欲しいと告げ、菊の花束もちゃんとつき返します。ショックをうけ涙を流す肝杉さんでしたが、お兄さんはそのまま立ち去りました。その頃、あの大家さんは…。
お兄さんのおかげもあって、無事に荷物の方の引っ越しも完了したネギさんたち。不動産屋さんも協力してくれて、大家さんが近寄らないようにしてくれていたようです。引っ越し後、やっと友達のいっちゃんと新居で平和な生活を手に入れたネギさんは、それ以降、肝杉さんと大家さんにあうこともなくなりました。無事に引っ越せてよかったですね。
元はと言えば、引っ越しの挨拶から始まった、肝杉さんとの奇妙な関係。まさか、その肝杉さんが大家さんと親戚だとは、思っても見なかったことでしょう。新居選びは、間取りや日当たり、立地などは気にかけますが、意外と見落としがちなのは、隣人や大家さんかもしれません。引っ越しの際は、周囲の人間関係に、くれぐれも気をつけてくださいね。