【高齢の親】虫刺され?と思ったらまさかの「低温やけど」!じんわり暖かいヒーターでも要注意!

2024/01/05

腰を悪くした85歳の義母と同居中のサンキュ!STYLEライターのあらきあゆみです。

先日、同居する義母から「足が赤くなって痛がゆい」と言われて足を確認すると、足首からすねにかけて見た目は虫刺されのような手のひらサイズの赤みと腫れ。

すぐに皮膚科を受診した結果、虫刺されではなくまさかの「低温やけど」でした。

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じんわり暖かいレベルでも「低温やけど」する

今年の冬、エアコンよりも乾燥しにくくて電気代も安いと義母が購入したのは遠赤外線のパネルヒーター。

パネルヒーターは高温にならないためさわってしまっても火傷しないから子どもたちが部屋に来ても安心だと、孫を気づかって暖房器具を選んでくれた義母。

しかし、このじんわりとした暖かさが仇となり、ヒーターを足元に近いところで当て続けて「低温やけど」をしてしまいました。

ヒーター自体は本当に優しい暖かさで、局所的ではなく部屋全体を暖めてくれる優れものなのですが、義母のように使い方を間違えてしまうと「低温やけど」になることがあるので高齢者はとくに注意が必要です。

高齢者は「低温やけど」しやすい

「低温やけど」と聞いたとき、私としては「低温でもやけどすればさすがに気づくのでは?」とびっくりしてしまいました。

医師の話を聞くと、高齢になると皮膚の神経細胞の数が減ることで温度や痛みを感じにくくなるうえ、皮膚そのものが薄くなるため、高齢者は「やけどしやすいうえに重症化もしやすい」というのです。

私も義母との同居経験のなかで、「義母が異変に気づいたときにはすでに症状が進んでいる」ということを理解していたので、すぐに病院に行って大事にならずすみました。

最近は、電気代の高騰もあって省エネタイプの「じんわり暖かい系アイテム」は人気ですし、高齢の親に電気毛布やパネルヒーターをプレゼントする人も少なくないと思いますが、私の義母のように「低温やけど」しないためにプレゼントとともに注意喚起してくださいね。

他人事じゃない!意外な「低温やけど」の事例

「低温やけど」の危険は高齢者だけじゃなく、私たち世代も注意が必要です。

国民生活センターの過去の注意喚起には、充電中のスマホをそばに置いたまま就寝したところ、充電中に加熱したスマホにふれて低温やけどをした事例の報告がありました。

寝るときに枕元でスマホを充電する人は少なくないと思いますし、子どもといっしょに寝ている人はとくに注意が必要です。

寒い冬はまだまだこれから。皆さんも「低温やけど」には十分ご注意くださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|2歳4歳やんちゃ男子の母、義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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