【観葉植物】あなたはどのタイプ?こだわりポイント別「インドアグリーン」楽しみ方ガイド
2024/03/11
植物大好き、サンキュ!STYLEライターのhikari(ひかり)です。
SNSや雑誌を見ていて「おしゃれだな」と思ったお部屋に必ずあるのが観葉植物。
置くだけで存在感のある観葉植物は、垢抜けインテリアの必須アイテムです。
これから春に向かって、お店には元気な観葉植物が並び始めます。
新生活を気分新たに迎えるために、ぜひインテリアにグリーンを取り入れてみませんか?
今回はインテリアのこだわりに合わせて、インドアグリーンの楽しみ方を3つご紹介します。
- もはや我が子!手をかけて成長を楽しみたい方は「観葉植物用の土」で育てる
- お気に入りの器を活用!アイテムにこだわりたい方は「ハイドロボール」で育てる
- 雑貨感覚でディスプレイorとことん楽して育てたい方は「エアプランツ」を育てる
- 新しい季節はグリーンとともに迎えたい!
もはや我が子!手をかけて成長を楽しみたい方は「観葉植物用の土」で育てる
観葉植物用の土で育てるのは、いちばんメジャーな方法です。
園芸店やホームセンターで手に入りやすいので、まずは土で育ててみようと考える方が大半ではないでしょうか。
観葉植物用の土は水はけや水持ちが調整されていて、自分で他に配合しなくても栽培をスタートできるのがメリット。
肥料分を含むので、グリーンを大きく健康に育てたい方に最適です。
植え方の手順
1.鉢の1/4程度まで鉢底石を入れる
2.鉢の半分程度まで土を入れる
3.観葉植物の根をほぐし、鉢にセットする
4.土をかぶせる
植え終わったらたっぷり水やりをして養生します。
土が完全に乾いたら、次の水やりをしましょう。
注意点
鉢は必ず鉢底に穴があいたものを選んでください。
鉢底穴は水はけと通気性のために必要不可欠。
穴のない鉢では土が濡れた状態が長く続いてしまうので、土の蒸れや根腐れが起こりやすくなってしまいます。
水やりをしたあとに水受けに溜まった水は、必ず捨てましょう。
そのままにしておくと、これもまた土が蒸れたり根腐れを起こしたりなどトラブルの原因になることも。
いつも健康な状態をキープするためにも、このひと手間が大切です。
お気に入りの器を活用!アイテムにこだわりたい方は「ハイドロボール」で育てる
ハイドロボールは粘土を高温で焼いて作られた粒状の石。
無機質なため菌がおらず清潔だから、虫がつきにくいのがポイントです。室内で観葉植物を育てるにはありがたいですね。
観葉植物の土を使う場合と違って、底穴のない鉢を使います。
鉢の自由度が高いから、グリーンインテリアを存分に楽しめるのがうれしいですね。
植える器にこだわりたい方は、ぜひハイドロボールを使ってみてください。
水を入れるだけの簡単管理だから、土の栽培の手間が面倒だなと感じる方にもおすすめです。
植え方の手順
1.底に穴のない鉢に、ハイドロボールを1/4程度まで入れる
2.観葉植物の根を水で洗い、土を落とす
3.観葉植物を鉢に植え付ける
4.ハイドロボールをかぶせる
5.水を下から1/5〜1/4程度まで入れる
根腐れが気になる場合は、植える際に底に根腐れ防止剤を入れると安心です。
注意点
ハイドロボールでの栽培では、水の入れ過ぎはNG!
水やりの回数を減らすためにも鉢いっぱいに水を入れたくなるところですが、水が多すぎると根が水に長時間浸かることになります。
そうなると根が呼吸できなくなり、根腐れを起こしてしまうことに…。
水は多くても鉢底から1/4までにしましょう。
ハイドロボールは栄養分を含まないので、楽しみ方はあくまで「水栽培」。
成長させるには液体肥料や活力液を使う必要があります。
観葉植物を大きく育てたい方は専用の土を使うのが良いでしょう。
雑貨感覚でディスプレイorとことん楽して育てたい方は「エアプランツ」を育てる
「インドアグリーンを楽しみたいけどお手入れの手間を最小限にしたい」というわがままを叶えてくれるのが「エアプランツ」です。
土も鉢も使わない、水やり回数も少なくてOKと、まさに「ズボラのためのグリーン」といっても過言ではなさそうですね。
エアプランツはホームセンターや園芸店、100円ショップでも手に入ります。
ぶら下げてみたりトレーに置いてみたり。インテリアとして飾りながら楽しめるのがメリットです。
グリーンを雑貨のように飾りたい方や、我こそはズボラ!という方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
季節のディスプレイにこだわってみても楽しいですよ。
注意点
エアプランツの水やりでよく言われるのが「月に1回水に浸ける」という方法。
これは正解なのですが、実はこれだけでは水の量が全然足りません。
これに加えて週に2〜3回、表も裏もまんべんなく霧吹きで水やりしましょう。
特に夏は朝晩霧吹きしても良いくらいです。
またインドアのイメージも強いのですが、春〜秋は外で管理するのがおすすめ。
成長期にぐんぐん大きくなれば、お花を咲かせてくれることもありますよ。
寒さに弱いので、最低気温が10℃を下回ったら室内管理にしてあげましょう。
新しい季節はグリーンとともに迎えたい!
おしゃれインテリアにマストな観葉植物。
新しい季節の始まりに、ぜひひとつ取り入れてみませんか?
今回ご紹介した楽しみ方から、暮らしにあった方法を取り入れてみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・hikari
サンキュ!STYLEライター
築古物件が好きな転勤族。元マキシマリストで汚部屋の住人。繰り返す引っ越しを楽にしたくてものを手放すうちに、身軽な暮らしの快適さに目覚める。
築古賃貸で心地よく暮らすアイデアを提案しています。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。