あなたはやってない?観葉植物枯らす人必見!やりがちな【水やりのNG行動・TOP3】
2024/01/19
元フラワーコーディネーターのサンキュ!STYLEライターの田口あさなです。
わが家には30種類以上の観葉植物があり、そのなかでも育てやすいと感じる植物、むずかしく何度も枯らしてしまったことがある植物などいろいろあります。
今回は、【観葉植物って、置きたいけどいつも枯らしてしまう。】そんなかたがやりがちな【水やりのNG行動・TOP3】をご紹介します。考えてみるとわかるけど、やりがちな行動ばかりですので、ぜひ気にかけてみてくださいね。
NG行動1.水やりは季節問わず毎日行う
『植物だし毎日水やりは必要でしょ?』
正しいように思うかもしれませんが、コレ、状況によってはNGです!必ず土の状態を確認してから水やりをしてください。
水やりのタイミングは、必ず土の表面が乾いてから。夏など気温が高く土もあっという間に乾く場合は毎日水やりしますが、冬など土が乾きにくい時期は、しっかり土の表面が乾いてから水やりをします。土が湿った状態で毎日水やりをすると、根腐れの原因になるので注意しましょう。大まかな感覚としては、【寒くなってくると水やりの頻度を減らしていく】というのを覚えておいてください。
ただ、水やりは季節だけでなく、植物の品種自体の好む環境・植物の置いてある環境(エアコン使用・部屋の日当たりなど)によっても左右されるので、まずは土の状態を見て判断することが重要です。
NG行動2.水やりの水量が少なすぎる
室内で水やりをするとき、【鉢皿にお水がたまるのが嫌で少ししか水やりをしない】コレ、やっていませんか?
鉢皿に水がたまったままだと根腐れや害虫発生の原因になるため、鉢皿に水がない状態というのは◎です。ただ、それを避けるために水の量が少ないと植物の根がしっかり水を吸えません。
水やりするときの目安は、鉢底から水がジャーッと流れてくる状態。土全体に水が回って、水が切れるのを待ってから鉢皿の上に置くようにしてくださいね。
洗面台・お風呂場でラクラク水やりのススメ
洗面台やお風呂場に土が乾いた植物たちを並べ、上からシャワーで一気に水やりをするとラク!水がしっかりと切れたら鉢皿に置き、定位置に戻します。シャワーで水やりすることで、表面についた埃も落とせて一石二鳥!
NG行動3.水やり頻度を植物・土によって変えていない
これは【NG行動1】と重複している部分もありますが、やりがちNG行動なのであえて【NG行動3】に入れました。
例えば…
【5日前に、土の表面が乾いている植物3鉢に水やりをしました。1鉢だけ確認して、残りの2鉢もいっしょに水やりをした。】
コレも、NGです。例え同じ日に水やりをしていても、土や置き場所によって、土の乾燥具合は変わります。面倒でも土の表面の乾き具合を1鉢ずつ確認してくださいね。
水やりの失敗を避けるには お世話のハードルを下げる!
毎日いそがしく、なかなか水やりに気をつかえないというかたは、水まわりに観葉植物を飾ってみるのがおすすめです。
理由は、水やりのハードルが大きく下がるからです。洗面台やキッチンに観葉植物を飾れば、毎朝歯磨きのタイミングなどで土や葉の状態を確認することができ、乾いていたら、すぐその場で水やり・水切りまでできてしまうからです。
【いつも枯らすけど、再挑戦したい!】というかた、水やりのハードルを下げて水まわりで再挑戦してみてくださいね。いっしょに植物のある生活を楽しみましょう!
◆この記事を書いたのは・・・田口あさな
元フラワーコーディネーター。10歳・6歳の姉妹の母。
100均アイテムを使ったおうち装飾の提案や、コストコ・IKEA・キャンプギアのご紹介もしていきます。
Instagramは@asana_taguchi
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。