【観葉植物】もう枯らさない!最適な選び方で部屋の魅力を底上げしよう!

2024/07/06

ルームスタイリスト・サンキュ!スタイルライターのmiho_livingです。

わが家は3人家族で10畳ほどのリビングで生活しています。決して広いとは言えない空間ですが、リラックスできる空間を目指し、日々家づくりを楽しんでいます。

その一役を担うアイテムは「観葉植物」です。置くだけで、部屋に彩りと癒しを与えてくれます。しかしそんな筆者も元は「枯らし屋」でした。植物が弱る姿を見るたびに何度も心を痛めましたが、試行錯誤を繰り返すうちにコツを掴めるようになりました。

「もう植物は置きたくない!」そんな方にこそ試してほしい方法をお伝えします。

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1.【選び方】7号以上の大鉢を選ぼう

まず初めにお伝えするコツは「サイズ選び」です。

結論から言うと「7号以上の大きめの鉢」がオススメです。理由は「根が丈夫で、株が強いこと」大きめの植物は、既にある程度の成長点を超えており、環境が変わっても順応しやすいのです。

苦手意識が芽生えると「大きな植物は手に負えないから、まずは小さめから!」と考えてしまいませんか?

しかし、小さめの株では、根がまだ弱く、繊細。手入れに注意を払わなければならず、枯らし屋さんにはハードルが高いかもしれません。筆者はまさにこのループにハマり枯らしていたのだと認識しています。

また、大鉢は一つで雑貨顔負けの圧倒的存在感!瞬時に鮮やかさが加わります。複数置く必要がないので、お世話も1点集中できるのも利点。ぜひ取り入れてほしい「サイズ選び」です。

2.【置き方】リビングの掃き出し窓付近が最適

次にお伝えするコツは「置き方」です。日光や風を感じやすい窓辺が最適!直射日光が当たるのを防ぐためにカーテン越しに設置するのがポイントです。

植物に不可欠なものは水と日光と思われがちですが、同様…それ以上に大切なのは実は「風通し」です。通気性を心掛けることで土にカビが生えるのを防ぎ、根腐れがしにくい環境をつくる手助けとなります。

また、掃き出し窓付近が良い理由としては、水やりの際にベランダやバルコニーを活用できること。受け皿に貯まる水を捨てる手間も省けるのと同時に、清潔を保てるので、植物の生長を妨げません。

そして、インテリアとしても効果があります。掃き出し窓付近に置くことで、目線を奥に誘導することができ、部屋を広く感じることができます。

「設置場所」を勘案することで、枯らすリスクを回避しつつ、見た目の良さも感じていきましょう。

3.【育て方】水はあげすぎに注意!

植物初心者にありがち!枯らしたくない気持ちが強いほど、頻回になってしまうのが「水やり」なのです。

と言うのも、枯れる一番の要因として、水のあげすぎによる「根腐れ」が挙げられます。植物は想像よりも水を必要としないのです。品種にもよりますが、大抵、土がしっかり乾いてから水やりをすることが鉄則です。

わが家の水やり頻度の目安は、ほとんどが週1回ほど。冬場になると月に1回というものもあります。もちろん個体差があるので、事前に調べておくことが大切です。

また、行きつけの園芸店を見つけておくのも一つの方法です。購入前はもちろん、調子が悪くなった時に相談できるのでいざという時に安心です。

「水やり」の間隔を知ることで、枯れる要因を無くす手立てにしていきましょう。

4.【装飾】実は重要!鉢には自分なりのこだわりを

インテリアとしても魅力が高いのが植物。その活躍を更に後押ししてくれる心強いアイテムがあります。それが装飾である「鉢=プランター」なのです。

売られたままのプラ鉢では魅力は半減。室内に置くとチープ感は否めません。逆に言えば、変えるだけで高級感溢れるオブジェのような姿に早変わりします。

私たちが服を着る感覚と同じように、植物もコーディネイトしてみましょう。小さめの植物でも、ヒールを履くように高さのでる花台を使うことで見違える雰囲気になります。

オススメの素材は陶器やラタン等の天然素材。わが家ではプラ鉢よりも一回り大きい鉢を用意し、カバーとして使用しています。水やりも楽になりますし、気分に応じて変えることも容易です。

また、土を隠すためのアイテムも効果大!麻素材の布やココヤシファイバー・バークチップ等好みに合わせて選んでみましょう。

鉢に自分なりのこだわりを持つことで、植物への愛着は更に加速します。育てたいと思う気持ちを育むためにも、お気に入りを見つけてみてくださいね。

植物があれば…部屋の魅力は格段にアップ!

植物の存在は、忙しい毎日を過ごす、私たちの暮らしに彩りと癒しを与えてくれます。風に揺れる姿を見るだけで、心が安らぐ瞬間を味わうことができます。

失敗が重なると、諦めたくなる気持ちになりますが、適切な「選び方・置き方・育て方」を学ぶことで、お世話がグッと楽になります。また、鉢を自分好みにするだけで愛着は更に増します。

植物が1鉢あるだけで、部屋の魅力は格段にアップします。ぜひ取り入れて「植物のある日常」を楽しんでみませんか?部屋だけでなく暮らしの質もアップすること間違いなしです!

◆この記事を書いたのは・・・miho_living
「家が好き」をつくるルームスタイリスト・整理収納アドバイザー。
5歳児を育てる、ワーママ。片づいているのに物足りない!を脱却し「好きがあるから暮らしは楽しい」そんな家づくりをテーマに日々投稿しています。

 
 

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