余ってしまったお刺身、そのまま冷蔵庫に入れると、次の日には鮮度が落ちて色が変わってしまうんですよね。
この記事ではお刺身を漬けにするレシピ、漬けにおすすめの魚やNGの魚、おすすめの保存方法などご紹介します。漬けタレの黄金比がわかってしまえば、いろいろな魚を漬けにして食べたくなりますよ。
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刺身が余ったら即漬けに!味変・保存もできる
割引シールが貼ってあるのを見つけてつい買いすぎてしまったお刺身、お刺身の盛り合わせを買ったけど余ってしまったお刺身、柵で買ったけど飽きてしまって余ったお刺身、鮮度が落ちて次の日になると色が変わってしまうことも。
余ってしまったお刺身は漬けにするのがおすすめです。タレを作って漬けるだけ!簡単で味変もできて、変色も抑えられ保存もできるので一石二鳥です。
薬味をちょこっと用意して、漬け丼にしたら二度お刺身を楽しめます。
刺身の漬けにおすすめの魚やNGな魚
刺身の漬けにおすすめの魚は、マグロが定番ですが、サーモン、鯛、ぶり、ホタテ、かつお、いか、たこ、甘えび、など赤魚、白身魚、貝がおすすめです。漬けにすると身の弾力がアップし、甘みも増しておいしくなるのでおすすめです。
逆にイワシ、サンマ、アジなどの青魚は傷みやすい青魚はおすすめできません。
お刺身を「漬け」にする効果
お刺身を漬けにするといい効果がたくさんあります。お魚の臭みが消えるのでお刺身の臭みが苦手なかたでも食べやすくなります。身が柔らかくなり、弾力がアップ、甘くなる、旨味がアップする、など味や風味にとっていいことばかりです。ねっとりとした食感に変化するのも特徴です。
また、日持ちするのもうれしい効果ですね。これらは漬けたれの塩分と関係があるようです。
黄金比で簡単。余った刺身で作る漬けレシピ
しょうゆにだけ、漬ければいいわけではありません。しょうゆだけだと塩辛くなってしまうので漬けタレの黄金比率をぜひ覚えてください。
材料(作りやすい分量)
作りやすい分量2人分
・お刺身2人分(約200g)
・みりん大さじ2
・酒大さじ2
・しょうゆ大さじ2
みりん、酒、しょうゆ、1対1対1が漬けだれの黄金比です。
作り方
1.酒とみりんをレンジ加熱する
酒とみりんを耐熱皿に入れ、電子レンジ600Wで40秒~50秒加熱し、アルコールを飛ばします。
2.しょうゆを入れる
そこにしょうゆを加えて冷まします。
3.刺身を漬ける
バットや保存容器に刺身を並べ、作った漬けだれをまんべんなく浸かるように馴染ませます。お刺身が上下しっかり漬けだれに染み込むようにするのがポイントです。空気が入らないように密閉できるチャックつき保存袋がおすすめです。
4.冷蔵庫で寝かせる
冷蔵庫に入れ、30分~1時間漬けるとあっさり漬けの完成です。しっかり漬けがお好みの場合は1晩休ませます。お皿に盛りつけて完成です。白いご飯、酢飯に盛り付け、海苔やゴマをふりかけ、漬け丼にするのもいいですね。ごま油を少し加えるとハワイの料理、ポキのような味わいになります。
密閉保存で保存がおすすめ
保存する際は、お刺身を漬ける際にも使用したチャック付き保存袋がおすすめです。保存袋の空気をしっかり抜けばお刺身が空気にふれることなく、鮮度が保たれます。しっかり空気を抜いて、お刺身全体に漬けだれがついた状態で冷蔵保存してください。保存が効くといっても、2~3日を目安に食べきるようにしてください。
チャックつき保存袋に入れて冷凍保存することもできます。解凍する際は、冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍して食べます。
まとめ
漬けにしたお刺身は、温かいご飯の上にのせる丼もおすすめですが、サニーレタスなどの葉物野菜にのせて海鮮サラダも合います。そのまま食べてもおいしいですがアレンジが楽しめるのも魅力の1つです。
そのまま食べるお刺身とはまた違った食感、味わいが楽しめる漬けは、お刺身を2倍楽しめるレシピです。ぜひ余ったお刺身で漬けも味わってみてください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。