笠原将弘さんの特選レシピ大公開!ひんやり和スイーツで夏のおもてなし
2018/07/25
予約がとれない名店として知られる、東京・恵比寿の『賛否両論』。旬を生かした数多くの料理に並んで人気なのが、店主・笠原将弘さんのこだわりの和スイーツです。今回は、夏のおもてなしにもおすすめの和スイーツレシピをご紹介します。
子どもの頃の夢はパティシエ!?人気料理人・笠原将弘さん渾身の和スイーツ
四季折々の料理が楽しめる人気和食店『賛否両論』。コースの最後を飾るのが、店主・笠原将弘さんのこだわり和スイーツです。「実は、子どもの頃はパテシィエになりたかったんです」(笠原将弘さん)。そんな笠原さんの情熱をつぎ込んだスイーツはどれも絶品! 今回は、お店に行った人しか楽しめない笠原さんのスイーツレシピを特別に大公開! 清涼感たっぷりの仕上がりは、夏のおもてなしにもぴったりです。
口どけなめらか茶プリン
材料(直径6cmのプリン型10個分)
ほうじ茶……30g
卵……3個
卵黄……3個分
牛乳……600㎖
砂糖……210g
作り方
1
カラメルソースを作る。鍋に砂糖120gを入れて弱火にかける。砂糖が溶けて焦げ茶色に色づき、グツグツしてきたら、木べらで軽く混ぜる。水50㎖を加えて混ぜ、とろみがついてきたら火からおろし、プリン型に等分に入れる。
2
ボウルに、卵、卵黄、砂糖90gを入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。別の鍋に牛乳、ほうじ茶を入れて弱火にかけ、沸く直前で火からおろす。そのまま5分ほどおいて蒸らす。
3
2のボウルに2のほうじ茶を煮出した牛乳を少しずつ加えて混ぜ、ざるなどでこす。1のプリン型に等分に流し入れ、蒸し器に入れ、弱火で20分蒸して固める。粗熱がとれたら、冷蔵室で冷やす。
見た目も涼やかさくらんぼの錦玉
材料(12個分)
さくらんぼ……12個
粉寒天……2g
砂糖……80g
作り方
1
鍋に、水180㎖、寒天を入れて弱火にかけ、寒天が溶けたら砂糖を加えて30秒煮詰める。火からおろし、粗熱がとれるまでさます。
2
小皿などを12枚用意し、それぞれにラップをしく。さくらんぼを1個ずつ入れ、1を等分に流し入れる。1つずつラップを茶巾に絞って輪ゴムで閉じ、氷水に入れて冷やす。
3
ラップをはずし、器に盛る。
人気のほうじ茶を使ったプリンに、さくらんぼをまるごと閉じ込めた錦玉。絶品和スイーツで、夏の暑さを楽しく乗り切りましょう。
調理/笠原将弘(賛否両論) 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリスト/阿部まゆこ 構成・文/田久晶子
雑誌『サンキュ!』に掲載された笠原将弘さんの連載が1冊の本になって好評発売中!! 暑い夏を吹き飛ばす、魅力あふれるレシピが満載! 夏の食卓に大活躍間違いなしです。
『僕の和食、思い出の味 伝えたい味』
定価:本体¥1200+税