「令和3年度 子育て世帯への臨時特別給付金」はもらった? 使う派が50%!
2022/02/18
決定してからも賛否両論あった「令和3年子育て世帯への臨時特別給付金」。あなたはもらえた?もらえなかった?給付金をもらえる家庭は、お金をなにに使うのでしょうか。サンキュ!モニターアンケートの結果から、親の「子どもたちへの思い」が見えました。
給付金、もらえた方が約9割!
20代~50代の女性を対象としたアンケートでは、給付金がもらえる家庭が87%、もらえない家庭が10%でした。
給付金へのうれしさと不安
この給付金についてどう思うか質問したところ、多くの人が「正直うれしい」と回答していますが、子どもたちの将来を心配する意見も多数集まりました。
〈アンケートの声〉
コロナ以降、夫婦ともに仕事が減り生活がとても苦しいうえ、子どもたちの受験や進学が重なっているので、給付金は非常に有難いです。(40代 パート)
もらえるのはありがたいけど、子どもたちにシワ寄せがいくので素直に喜べないです。もっと、教育に関することで還元して欲しいです。(40代 正社員)
一方で、給付金の対象でない方からは給付にあたっての所得制限への疑問の声が多く出ていました。
〈アンケートの声〉
子育て世代はお金がかかるので、よい制度だと思ったが、所得制限のせいで受け取れないことがわかり悲しい気持ちになりました。(30代 フリーランス)
一時的に配って意味があるのか。年収制限なく平等に配って欲しい。(30代 正社員)
給付金をもらえる方も、もらえない方も、共通していたのは「将来の子どもたちのシワ寄せになるのが心配」という声。では、給付金をもらえる家庭はそのお金をどのように使う予定なのでしょうか。使い道を聞いてみました。
給付金、半数の方が貯めずに使う!
給付金をもらえる家庭のうち、使わずに「貯金」すると答えた人は31%、半数の方が給付金を貯めずに「使う」と回答しています。
〈アンケートの声〉
子どもにいろいろな体験をさせたり、必要なものを購入したりする。(40代 専業主婦)
中学校準備に使います。あと地域のお店で買い物したり、お金がまわるよう使っていく予定です。(30代 パート)
子どもの修学旅行が中止になってしまったので、京都への旅行に使います。(50代 パート)
なにかと物入りな育児世帯。子どもたちの日用品を買うという声のほか、普段はできないような体験や、進学準備などの子どもたちの未来への投資のために使いたいという回答が多く見られました。
給付金に対するコメント、使い道からも「子どもたちによりよい環境を整えてあげたい」という親心が伝わってくるアンケート結果となりました。
※『<サンキュ!>お年玉、給付金の使い道、子どもの生活についてのアンケート』(2021年12月~2022年1月実施、回答数259人)。
※掲載された情報は2022年1月5日までに収集した情報です。