PTAをラクで楽しくするために、できることとは?

2019/04/19

「嫌な仕事を押しつけられる」「人間関係が面倒臭そう」など、ネガティブなイメージが強いPTA活動。しかし、大変なことばかりじゃありません。みんなの”PTAやってよかった体験談”をご紹介します。

PTAにまつわるちょっといい話

自分のアイデアが採用され、やりがいを実感
下の子が小4のとき、PTAのお祭り実行委員になり、私は子どもたちがスライムを作るコーナーを担当することに。私自身がゲーム好きだったため、「ドラゴンクエストのスライムにしませんか?」と提案してみたら、そのアイデアが通って実現! お祭り当日は、子どもたちからも好評で大盛り上がり。ただ参加するだけではなく、自分のアイデアでより楽しいものにできたことに喜びややりがいを感じました。(M・Yさん/千葉県45歳)

ほかのママや先生との距離が縮まる
PTA活動のおかげで顔見知りが増え、普通なら知り合わない他学年のお母さんとも仲よくなれました。PTAが終わってもランチをしたり、飲みに行けるママ友が増えたのは一生の宝物です。先生たちとも、行事の打ち上げなどに参加することで深い話ができるように。わが子の学校でのエピソードを聞けたり、先生たちの隠れた苦労や気づかいなども垣間見ることができて、学校との距離がグッと縮まったように思います。(Y・Tさん/鹿児島県33歳)

子どもの意外な一面を見られる
学校に行く機会が増えるので、授業参観だけではわからない、わが子の学校での姿を見られます。ある日たまたま、娘の友達がころんだところを目撃。すると娘が真っ先に駆け寄り、自分が持っていたばんそうこうを貼り、先生を呼びに行って……とテキパキ動いていたんです。家ではおっとりしていて、宿題なんかもせっつかないとやらないタイプなので、〝友達の輪の中にいる娘〞はしっかり者なんだな、と意外な一面を知ることができてうれしかったです。(M・Kさん/青森県39歳)

PTAをもっとラクで楽しくするためには?

PTAアドバイザーの大塚玲子さんが、役員やクラス委員に選ばれたときの対応の仕方や、PTA活動を楽しく行う方法について教えてくれました。

本来、PTAは〝義務〞ではないので、図書ボランティアのように、やりたい人がやりたいときにやりたいことをやる、自主的な活動です。現在、ほとんどのPTAは、毎年同じ人数と予算で、決まった仕事をこなしていますが、〝集まった人数とお金のなかでできることをする〞のがあるべき姿ではないでしょうか。そうすれば会員どうしの不公平感もなくなり、みんなが気持ちよく活動に参加できるようになるはず。
 
最近は全国的に〝PTA改革〞が進み、行事ごとのサポーター制を導入する学校も出てきています。今までのやり方を、これからも続けなければいけない決まりはありません。PTA活動をしていくなかで、「これはおかしい」と思うことがあればそれは変えていいこと。〝例年どおり〞にとらわれず、みんなが無理なくできる新しいPTAをめざせたらいいですね。

もし役員やクラス委員に選ばれたら……
●やってもいいと思える人
「仕方ないからと〝いやいや〞引き受けるのはおすすめしません。そういう姿はまわりから見てもつらいもの。引き受けたなら腹をくくり、『どうせやるなら楽しもう』と前向きに切り替えられるといいですね」

● 絶対にやりたくない・できない人
「いくら強制の空気があっても、やりたくなければ引き受けないのがいちばんです。断るのは勇気がいりますが、根気強く伝えて理解してもらって。それでも拒否できないときは退会するという選択肢もありですよ」

<教えてくれた人>
大塚玲子さん……PTAジャーナリスト。PTAや学校をテーマに執筆や講演、メディア出演などを行う。『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(太郎次郎社エディタス)など著書も多数。ご自身もお子さんの小学校と中学校のPTA経験者。

参照:『サンキュ!』5月号「賛否両論!今こそPTAを考える」より。掲載している情報は19年3月現在のものです。イラスト/おぐらなおみ 取材・文/YUKI 協力/サンキュ!モニターの皆さん 編集/サンキュ!編集部

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