結局PTAって何が大変なの?みんなの本音を集めました
2019/08/27
みんなに「やりたくない」といわれるPTAですが、結局PTAは何が大変で、どんなところが嫌がられているのでしょうか?今回は「ウィメンズパーク」で、PTAを経験した人が大変だと思ったことを調べてみました。
1. 人間関係
人間関係が大変だという意見は、多くありました。せっかくやったことも人から文句を言われたり、陰口を言われたりと、いろいろ苦労した人が多いようです。
・いろいろ役員をやってきましたが、やっぱり人づきあいが1番大変かなと思います。一生懸命やったのに人から文句を言われるなど、報われないことが多かったです。
・やっぱり人間関係は大変だとよく聞きます。役員の仕事をしているわけでもないのに、正論風に文句を言ってきたり、「子どものため」を盾にして仕事を増やしてきたり、会うたび人の悪口を散々言う人がいたり……。私は何年も役員をしていますが、やっぱりごくたまにそういう人はいます。
・PTA活動に使う時間を子どものために使わせてほしい……と思いながらも、人間関係のために活動している人がほとんどですよ。断ったり下手なことをしたりするとすぐに噂がまわり、人間関係がぐちゃぐちゃになります。役員同士でなかよくなることもありますが、大体役員を断った人の悪口ばっかりですよ。
2. 時間の拘束
ほかにも、時間の拘束が厳しいという意見もありました。働いている人はとくに、PTAのためにわざわざ仕事を休んだり、早退したりしなければならないなど、時間管理が大変なようです。
・学校行事や地域の手伝い、委員を人をとりまとめたり、委員会開催のレジュメを制作したり……とにかく時間の拘束が多いです。委員長をしていたときは、仕事をしょっちゅう休み、上司に苦情を言われました。
・大変なのは、やはり時間を取られることですね。仕事をしている人は、ボランティアといえそのために仕事を休んだり、役員会議の時間だけ仕事を抜けだしたり調整しなければいけないので、専業主婦・ワーママ関係なく大変だと思います。
・時間を取られるし、ムダが多いです。幼稚園で図書委員をやりましたが、地域に図書館があるのだから、わざわざ園内で本の貸し出しをしなくてもいいのに……と思っていましたよ。時代にそぐわないし、共働きの時代なのに、親の仕事を増やさないでほしいですね。
3. 結局ボランティアだから
そして、やっぱり「無償のボランティアだから、モチベーションを保てない」という意見も多くありました。いくらやりがいがあっても、やっぱり無償で仕事をするのは限界がありますよね。
・ボランティアなのに、学校や子どもたちのためにここまで身を削るのか?と思ってしまいます。仕事のようにお金がもらえるのなら、多少の面倒でも我慢できますが、どれだけがんばっても給料は出ません。
・役員活動に時間を取られているときに「仕事があるので行けません」と言い休む人がいると、「不公平だな、今あの人は稼いでいるんだろうな」とブラックな気持ちになってしまいます。
4. まとめ
さまざまな意見がありましたが、もちろん絶対にこんな苦労があるわけではありません。PTAのおかげで人脈が広がることも、貴重な経験ができることもあります。紹介したことは一例としてとらえ、あまり構えすぎないようにしてくださいね。
■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。