どっちが買いか!?業務スーパーの春巻き2種を食べ比べ
2019/11/13
業務スーパーで販売されている冷凍の春巻き2種(五目春巻きとお肉たっぷり春巻き)を、調理師のタナカ*タカコさんが食べ比べ。同じ業務スーパーの商品ですが、けっこう違いがあるみたいです。
同じ20本入りなのに価格が違う理由は?
今回食べ比べる冷凍春巻きは、2種類とも20本入り。1本あたりのサイズは、五目春巻きの方が一回り大きくなっています。価格は、「五目春巻き20本入り」が445円、「お肉たっぷり春巻き20本入り」が365円です。
店頭で見たときは、お肉たっぷりの方の値段が高くなりそうなのに、どうして五目の方が高いのだろうと疑問に感じていましたが、袋を開けて中身を確認したところ、サイズが一回り違っていたので、値段の差にも納得です。
1本あたり37~45円でコスパも高い!
大きい「五目春巻き」は、揚げ時間が5分半~6分。
小さめな「お肉たっぷり春巻き」は、約4分と、大きさに比例した揚げ時間になっています。
袋の裏にあるつくり方では、「170℃の油に凍ったままの春巻きを入れる」と書いてありますが、油が跳ねるのが怖い方は、油が冷たい状態から揚げ始めるのがおすすめ。調理時間が少し長くなりますが、少ない油でもカリッと揚がります。
1袋に20本も入っているので、1本あたりは37~45円です。揚げる手間が少しかかりますが、その分熱々でカリカリの揚げたて春巻きをたっぷり食べられるので、とってもお得!
せっかくなので、2種類を10本ずつ揚げて、家族に試食してもらいました。
食べてわかった五目春巻き、お肉たっぷり春巻きの魅力
左側の少し大きめなのが「五目春巻き」、右側の少し小さめなのが「お肉たっぷり春巻き」です。
五目春巻きは、ごま油の香りがしっかりときいています。たけのこ、しいたけ、にんじん、ひき肉など、それぞれの歯ごたえと皮のパリパリ感の相性がとてもよく、酢しょうゆやからしを付けて食べるのもおいしかったです。
お肉たっぷり春巻きは、名前の通りお肉がたっぷりと入っています。お肉もひき肉サイズではないので、噛み応えがあります。肉汁がしみ込んだ春雨とキャベツとの相性がよく、一回り小さいことを感じさせない満足感。また、小さいサイズが子どもの箸でもつかみやすく食べやすいとの感想でした。
1袋に20本入りなので、2袋で40本。40本を800円ほどで購入できて、しかもどちらを食べても満足できるおいしさ。
春巻きといえば中華の定番ですが、中華料理屋で注文すると1本200円ほどする場合も多いかと。それをとっても手軽な価格で食べられる業務スーパーの春巻き。
たっぷり揚げて、春巻きメインの中華パーティーはいかがですか?
◆執筆/調理士 タナカ*タカコ
サンキュ!公式ブロガー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。
※記事内の商品価格は、表記がない限り消費税抜きの価格です。
※商品情報は2019年5月現在のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。