【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「蛩」はなんて読む?
2020/04/09
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「恐」の上の部分に「虫」をつけて「蛩」。なんとなく怖い虫を想像しますよね。
もしかして、嫌われ者のアイツかな…と戦々恐々としたあなた。「センセンキョウキョウ」の「キョウキョウ」の部分だけ繰り返してみてください。そんな感じに鳴いている虫、いませんでしたっけ……?
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は、「コオロギ」でした!
かわいい声で癒されますよね。一般的には「蟋蟀」という書き方が知られているかもしれません。こちらも十分難しいですけどね……。
あまり知られていませんが、「蟋蟀」と書いた場合は「きりぎりす」とも読めます。これはコオロギが平安時代以前、「きりぎりす」と呼ばれていたことが関係しているんです。現在のキリギリスである虫には、「はたおり」という呼び名がありました。
どのようにして「きりぎりす→こおろぎ」、「はたおり→きりぎりす」となったのでしょう。正確なところはわかっていないようですが、鳴き声から勘違いした人がいたのかもしれない……という説もあります。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。