つい人目を気にしてしまうあなたへ、いつの間にか見落としているいちばん大切なこと

2020/04/09

ライフオーガナイザー®︎ でサンキュ!STYLEライターの木村みずきです。

今回は私の人生を変えた大切なお話を。

皆さんは人目をどのくらい気にして生活していますか?まったく意識していないかた、ある特定の人の言動は気にするかた、あることに関しては気にするかた……さまざまだと思います。

今回は「すべて気になる!」もう人目を気にしすぎて実は毎日クタクタ!なあなたに向けたメッセージをお届けします。

なぜ人目が気になるのか?

あなたは、どうして他人の目や評価が気になると思いますか?

私は「自分に自信がないから」でした。

では、どうして自分に自信がないのか?と聞かれると、自分でもどうしてもわからなかったのです(この三十数年!!)。

「もっと自信持ちなよ〜」とこれまでの人生で何百回言われたことか。でも自信がないものは自信がない、のですよ。

そして「自信を持てない自分はおかしいのでは」とまたそこで悩み、「自信を持て」と言われる度にさらに自信がなくなっていくという、とんでもない『負のループ』を半生をかけてさまよい続けました。

これは後に学んで知ったことですが、人目が気になる人は「心配性や批判的な人が身近にいる環境にいた」ケースが多いそうです(もちろんそうでないかたもいると思いますし、まわりのせいだと言いたいわけでもありません)。

「まわりに迷惑をかけないように」「どうしてこんなこともできないの?」

そんな小さな言葉の積み重ねで、忘れているようでも心は傷ついています。だからかわいそうという話でもなく、大なり小なり違えど『傷ついていない人はいない』のです。

そうなると、他人は「自分を評価して傷つける存在」なので、自分を守るために人目を気にするようになるようです。

「自信がないから努力する」は報われない?!

心配や批判などネガティブな評価を受けてきていると、自分に自信なんて持てませんよね。すると、自信を持てるようになるために努力します。

でもこの『努力』がまたなんとも厄介!!なぜなら、努力の先の達成感が結局「他人によい評価をされること」につながってしまっているから。

プラス評価をもらえないと不安になりませんか?自分はダメなんだと思っていませんか?

ここが落とし穴で、「他人の評価」といっても人それぞれなのです。よい評価をする人もいれば悪い評価をする人もいる。もっといえば、同じ人でもよい評価をしてくれるときもあればしてくれないときだってある。

他人の評価なんて、なんとも個人的で曖昧なものなのです。

現状を認める

それなら、どうしますか?他人の評価は実は当てにならないから、気にしないことにします?きっと無理ですよね。

ではどうしたら負のループから抜け出せそうでしょうか?

私は観念しました。「もう無理〜!気になるもんは気になる!」

だってそう思い込んでしまうくらい、そうやって自分を守ってきたんです。まずそんな自分に気がついてあげてください。仕方ないじゃないですか。

逆にいうと、ここを認めてあげないとどんどん苦しくなります。次のステップに進むために『現状を認める』ことはとても大切だな、と私は思います。

ありのままを認めてもらえる体験

もちろん、現状を認めるだけでは人は変わりません。

私にとってのターニングポイントは『ありのままの自分を認めてもらう』体験でした(まるで「アナと雪の女王」シリーズのよう……!大ヒットした背景を感じずにはいられません!)。

ここはちょっと受け身な部分もあるのですが、やはり自分一人ではむずかしいと思うのが正直なところ。でも、そんな体験どこでできるの?というかたに、「安心安全な場」を探すヒントを少々。

【ありのままの自分を認めてもらえる場の探し方】
・信頼できる人のつながりに目を向ける
・何かを学ぶ場であること(興味のあることなら今の仕事につながらなくてOK)
・少人数、同メンバー、定期的に意見交換ができること
・直感を大事にする(考えすぎは×)

大切なのは「自分が感じていることをそのまま受け入れてもらえること」です。なぜなら感情はなかったことにはできないから。

ここが満たされると「こんな風に感じてもよいんだ!」という深い安心感によって、次の自分らしさが花開く後押しをしてくれます。

そんな場所なんて見つからない!と思っていても、心のどこかでアンテナを張り続けてください。人の気持ちがよくわかるあなたなら、ピン!とくるものはきっと見つかりますよ。

そこであなたが「自分の本当の価値は人が評価するものではない」ということを頭で理解するのではなく『体感』することができたら……頭も心も身体もすっと軽やかになる日はそう遠くないかもしれません。

これは私の実体験ですが、後にある心理療法の手法とほぼ同じだったことが判明。
そ、それを先に知っていたら数十年凍りついていた私の心は……!!

という私的な嘆きはさておき、この記事を通して一人でも多くのかたが「自分らしい人生」を歩むヒントとなることを願ってやみません。

◆この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーをめざして勉強中。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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