卵と砂糖メインで気軽にさくっとつくる家庭料理のような「おうちおやつ」

2020/07/24

家庭料理をこよなく愛するサンキュ!STYLEライターapricot projectです。

皆さんお菓子づくりやパンづくりはしますか?私は大の苦手です…。ずっと憧れてはいるのですが、正確な計量や温度や湿度の扱いが苦手で、もう諦めました。笑

でも、おやつづくりは大好きです!食事と食事の間に食べる間食として、おにぎりや焼き芋の延長にあるようなものをつくるのは大好きなんです。冷蔵庫のありあわせでお夕飯をつくるような感覚でつくるからお店に並ぶような味ではないけれど、できたてを食べられるのがうれしくて。わが家の「おうちおやつ」のレシピをご紹介します。

卵と砂糖があったなら

今回ご紹介するレシピは、「卵と砂糖があったなら」ということで、卵と砂糖に何かをたしてつくるおやつを集めてみました。お砂糖や油の量をできるだけ控えめにしているので、お店や市販のお菓子よりも素朴な味かもしれません。

少しぼそぼそしていたり、甘さがたりなかったりするかもしれませんが、自分がつくったものって素朴でおいしいな、焼いている間はいい香りがするな、できたてってこんなにおいしいんだな。そんな気分を味わうためのレシピです。

【卵と砂糖があったなら】+牛乳で!とろーりプリンをつくろう

オーブンを使わずにつくって、すくって食べる、とろーりプリンです。

【材料】直径8cm×深さ5cmのプリン型2つ分
卵 1個
砂糖 30g
牛乳 150ml

(カラメル用)
砂糖 大さじ2
水 大さじ1
お湯 大さじ1

【作り方】
1.型に油(分量外)を塗る。
2.小さな鍋にカラメル用の砂糖と水を入れ、中火にかける。茶色く色づき、泡が細かくなったら火を止め、お湯を加えてなじませカラメルをつくる。
3.カラメルを型に入れておく。
4.卵、砂糖、牛乳をまぜて、2回濾す。
5.4を濾しながら型に入れてアルミホイルでフタをする。
6.鍋に2cm程度水をはって火にかける。沸騰したら弱火にする。
7.5を鍋に入れてフタをし、弱火で煮立たせずに13分ほど加熱する。

【卵と砂糖があったなら】+小麦粉とバターで!クッキーを焼こう

【材料】
卵 1個
砂糖 50g
小麦粉 200g
バター 80g

【作り方】
1.ボウルにバターを入れ、ふわふわになるまで泡だて器で混ぜる。
2.別のボウルに卵と砂糖を入れ、なじむまで混ぜる。
3.1のバターに2を少量ずついれ、都度よくまぜてなじませる。
4.3に小麦粉をふるい入れ、さっくりと混ぜる。
5. 少し大きめのビニール袋に入れてまとめ、袋の中で4mmくらいの薄さに伸ばし、冷蔵庫で1時間程度休ませる。
6.オーブンを170℃に予熱する。
7.型抜きをして並べ、18~20分程度焼く。

卵、砂糖、牛乳、バター、小麦粉を使っていろいろつくろう

パンケーキをつくろう

【材料】
卵 1個
砂糖 20g
牛乳 100ml
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 大さじ1/2

【作り方】
1.ボウルに卵と砂糖を入れ、よく混ぜる。
2.牛乳を加えてなじむまで混ぜる。
3.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、なじませる。
4.フライパンを熱し3を流し入れる。弱めの中火で熱し、表面がふつふつしたら裏返し火を通す。

マフィンをつくろう

【材料】直径8cm×深さ5cmの型2個分
卵 1個
砂糖 50g
牛乳 50ml
バター 30g~50g(30gだとさっぱり、50ℊだとしっとり)
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1

【作り方】
1.バターを湯煎し溶かす。
2.オーブンを180℃に予熱する。
3.ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、バターを加えてさらにまぜてなじませる。
4.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さっくりと混ぜる。
5.型に入れて25分焼く。

蒸しパンつくろう

【材料】直径8cm×深さ5cmのプリン型2個分
卵 1個
砂糖 30g
牛乳 50ml
小麦粉 80g
ベーキングパウダー 小さじ1
油(サラダ油や太白胡麻油など香りのないもの)大さじ1

【作り方】
1.ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、牛乳を加えてさらに混ぜてなじませる。
2.小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さっくりと混ぜる。
3.油を加えてなじませる。
4.蒸気が出た状態から25分ほど蒸す。

子どもにもつくれる簡単おやつ

じつは今回ご紹介したレシピは、外出自粛期間中のおうち時間でつくったものです。

ずっと家族でべったりだった期間。親に干渉されずに1人で没頭できる時間を子どもにすごしてほしいと思ったときに、もともとお菓子づくりに興味のある娘にとって、一番よさそうだなーと思ったのがおやつづくりでした。

とはいえ無理にやらせても意味がないので、おもむろに材料と作り方をひらがなでメモした紙を冷蔵庫に貼っておいたら、数時間後に見事ヒット。笑
「なにこれ?つくってみたいかもー」の言葉に心の中でガッツポーズをしました。

おいしくできる日も、なんだこりゃ?な日もありましたが、バターがない日はサラダ油にしてみたり、牛乳がない日は豆乳にしてみたり、砂糖を蜂蜜に代えてみたり…と子どもなりにいろいろと工夫をして、その結果がすぐに出るので、実験のようで面白かったようです。

私も子どもが何かに没頭する姿を見るのはなんとなく心地よかったし、できたておやつは食べられるし、基本的に任せてみてわからないところだけ聞きに来てもらうという距離感がほどよくて、いろいろな意味でおいしい時間をすごすことができました。

子どもの年齢やおやつづくりへの興味の度合いによって大人の関わり方は変わってくるかもしれませんが、失敗も楽しめるような気軽なおやつづくり、おすすめです。

記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

 
 

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