TPO選ぶのはやめた!私は40代のファッションを"消去法"で決める

2020/10/09

8歳、6歳のお母さん。整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのayaです。

おしゃれを楽しむ気持ちは、おばあちゃんになっても持ち続けていたいと思っています。10代、20代、30代と時代を経て、好みが変わることもありましたが、40代の今は自分の好きな核のスタイルと、少し流行を取り入れた理想のファッションのバランスを考え、買って一度きりにならないものを選ぶ力がついてきました。

消去法で選ぶ

ズバリ、私の服の選択は「消去法」で決まります。

お店で素敵!と思って買って帰っても、着ることがなかったり、出番が少なかった服の特徴として、生活スタイルにそぐわないものを選んでいたから、ということがあります。

通常は仕事へ行く日、お休みの日、友達とランチの日、旅行する日など、その日の行動でファッションを変える事が多いと思います。以前はTPOを意識していました。しかし現代の暮らし方としてはそれは段々と必要のないものに変化してきたように感じます。

仕事は在宅ワークも増え必ずしも会社へ出向くわけではないこと。旅も車で移動し日常と変わらぬスタイルのまま動けること。災害などで着の身着のまま外へ飛び出すような状況が増えてきたこと。など、オンとオフの境目が緩くなり、ハイセンスなものよりも着心地のよさを重視したスタイルを求める人も増えています。

これは「持っていても着ないな。」と感じるものがハッキリしているならば、初めから「消去法」で選択すれば確実にムダな買い物を防げることに気づきました。

やめたもの1:合成繊維

私が一番こだわっているポイントです。

肌に当たる衣類は、静電気の起こらない気持ちのよい生地を選びます。お店やネットサイトで一番最初に見るものは価格よりも「素材」です。綿、コットン100%のもの、麻のものなど、化繊の入らないものをチェックします。化繊が1%でも入っていると選びません。

お店は限られますが、素材感を重視している傾向のお店をチェックしていれば、探すのに苦労はしません。

やめたもの2:胸の開いたトップス

母になって気づいたことですが、お母さんは子どもを抱き上げることが多く、その度に前かがみの体勢になります。その際、胸の開いたトップスを着ていると胸元が見えてしまうことがあり、とても気になります。気になるものは着れないな、と思います。

やめたもの3:ボーダー

ボーダーを着こなしているかたを見ると、かわいいな、おしゃれだなと思います。しかし私は30代をすぎたころ、鏡を見てもどうも自分には似合っていないなと感じました。そしてなぜかボーダーを着る自分に気恥ずかしさを感じるようになり...。一度違和感を感じてしまうともう着れないものです...。奇妙なこだわりです(笑)。

やめたもの4:おしりのラインの見えるパンツ

ボリュームのあるパンツは好きですが、ピタッとヒップラインがハッキリわかるパンツスタイルは、お尻に自信があるわけではないので避けています。ヒップアップする努力を怠りたくはありませんが、おしりは年齢に正直だと思いますし、やはりくっきり見えるのは恥ずかしさを覚えます。自分では見えない後ろ姿に自信をなくすものは選ばないと決めました。

やめたもの5:奇抜なデザイン。

大きなスリーブや、肩出し、深いスリット、ダメージ加工、大きなロゴ入りなど、奇抜と感じるものは違和感を感じるので着ないことにしています。

私にとっては苦手でも、素敵なモデルさんやご婦人が美しくかっこよく着こなしている姿をみると、見惚れて目の保養になるので(笑)それだけで満足してしまいます。

消去法で決めることのよい点

消去法で服を考える事はネガティブな印象を受けるかもしれませんが、私にとっては失敗のないベストな選択方法です。

■まず時間短縮になります。子どもがいると、とにかく子どもは買い物を嫌うので、パパッと瞬間で決めたいのですが、消去法だと既に選抜されて選択肢が少ないため、迷う時間も長くはかかりません。

■着ない服は買わないので、たんすの肥やしになることがほとんどありません。私のクローゼットにあるものはオールレギュラーです。

■災害時にも慌てません。着心地のよいものを着ているということは、いつでもどこでも寝れます(笑)安心感が常にあります。

■堂々と着こなせます!!違和感を感じるものは除外していますので、何を着ても自信を持って着こなすことができます。

■ムダな買い物がない=節約になります。


ほかにもいくつか「消去法」にはまる項目がありますが、スタイル、色、素材など、服を選ぶ目安として、自分にとって不必要な方の項目を決めておくと、探す時間、迷う時間、選ぶ時間が短縮できるかもしれません。

さまざまなファッションがあふれすぎて悩んでしまう現代ですが、自分の好きなファッションはあまり変わりません。むしろ、好みではないものがハッキリしている方が、ムダなお買い物も防げます。流行を学びたいファッション誌を見ても、自分に合うものだけを参考にできます。自分に合った流行を上手く取り入れながら、素敵なおばあちゃんになれるようセンスを磨いていきたいですね。


◆この記事を書いたのは…aya
整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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