11月19日は「備蓄の日」!防災士が教える「特に備えておきたい」日用品とは?

2020/11/16

こんにちは。始めやすくて続けやすい防災備蓄についての情報を発信する、防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。

11月19日は東京都が定めた「備蓄の日」です。

これは食料品・生活必需品を少し多めに備える「日常備蓄」を推奨し、備蓄について見直すきっかけとなることを目的として定められました。

防災備蓄と言えば、水・食料が思い浮かびますが、盲点になりがちなのが日用消耗品です。

なぜ日用消耗品も必要?

コロナ禍をきっかけにトイレットペーパーやマスクなど紙製品の家庭備蓄量は増えていますが、洗剤や衛生用品などの日用消耗品も災害に備えてストックをお持ちですか?

被災直後の命を繋ぐための水や食料も必要ですが、物流が回復するまでの生活を維持するためには日用消耗品の備蓄も重要なのです。

特に備えておきたいものは?

そんな生活必需品の中で私が特に備蓄をお勧めしたいのは、ごみ処理用品。

被災後は、片付けや使用後の非常用トイレの処理など日常以上にゴミの量が増え、ゴミ収集も滞ります。その上、その時点では多くの方が必要とするので手に入れにくくもなりますね。子育て中はゴミも増えがちなので、さらに必要度合いが高くなります。

ですから、ゴミ袋とゴミ一時保管用ボックスの備蓄が必要となるのです。

ゴミ袋は、多めにストックを持ち日常生活で使いつつ災害に備える「ローリングストック」という手法を使えば日常の延長として簡単に備える事ができます。

どんなゴミ袋が必要か?

備蓄するゴミ袋は汎用性の高い厚手の45Lサイズがおすすめです。

ゴミの収集、水の逆流を防ぐ水嚢、新聞と組み合わせて非常用トイレの代用など、アイデア次第で用途が広がり被災時には非常に重宝します。

ニオイ対策

被災時のゴミの大きな悩みのひとつにニオイが挙げられます。

そこで消臭効果付きのごみ袋や重曹そしてコンテナボックスも備えておくとニオイ軽減が期待できますね。

特にコンテナボックスは、平常時に防災備蓄の保管に使え、非常時にはゴミの一時保管場所として活躍。その上、しっかりと蓋が閉まるためゴミの保管に非常に役立ちます。

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まとめ

ストックをいつもより少し多めに持つだけで、被災時に役立つものは様々あります。

被災直後の命を繋ぐための水や食料も必要ですが、物流が回復するまでの生活を維持するためには日用消耗品の備蓄も少し意識してみてはいかがでしょうか。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
小学生男子ママ。ママ目線の防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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