毎日使う水まわりの光熱費を下げるテク3!食器洗いの時にやるといいことって!?
2021/01/20
冬は湯を沸かすためのガス代や保温のための電気代もかさみがち。毎日使う水まわりこそ、実はちょっとした心がけで、節約につながるんです!キッチンにお風呂、トイレ、見逃せないポイントをお伝えします。
【キッチン】ゴム手袋を使えば、ぬるま湯でもOK!
設定温度の高い湯で食器を洗うと、その分ガス代もアップ。「厚手のゴム手袋をはめれば冷たく感じず、低めの温度でもラクに食器洗いができます」。
低温設定で、1日2回手洗いした場合※1
年間でガス8.80立方メートルの省エネ
年約1580円の節約
65Lの水道水(水温20℃)を使い、湯沸かし器の設定温度を40℃から38℃に。1日2回手洗いした場合(冷房期間を除く263日)。
【お風呂】追いだきする前に、熱い湯をたす
「さめた湯を沸かし直すには大量のエネルギーが必要になり、ガス代も余計にかかります。先に熱めの湯をたしてから追いだきしたほうが省エネに」。
1日1回だけ追いだきした場合※1
年間でガス38.20立方メートルの省エネ
年約6880円の節約
2時間放置により、4.5℃低下した湯(200L)を追いだきした場合(1回/日)
【トイレ】温水洗浄便座は、ふたを閉める!を徹底
「暖房機能がついた便座は、ふたを開けっ放しにしていると、暖気が逃げて電気代がアップ。設定温度を低めにし、ふたを閉めるだけで節電につながります」。
使わないときふたを閉めた場合※1
年間で電気34.90kWhの省エネ
年約940円の節約
ふたを閉めた場合と、開けっ放しにした場合との比較
貯め達人たちも、省エネで光熱費を下げていた!
・サンキュ!アンバサダー akiさん(福岡県 24歳)
世帯月収(手取り) 25万円
年貯蓄額 約100万円
夫(34歳)、長女(2歳)の3人家族。コロナ禍で減収しても、固定費や食費のムダを省いて、貯蓄を殖やしました!
まとめ入浴&レンジ活用で、ガス代が月1000円以上減!
お風呂はなるべく家族一緒に入るように。煮込みやグリル料理は、オーブンレンジで調理するなど、小まめにガス代をカット。月1000円以上減らせました!
・『サンキュ!』読者 山口有希子さん〈仮名〉(北海道 34歳)
世帯月収(手取り) 32万円
年貯蓄額 約120万円
夫(45歳)、長女(4歳)、二女(2歳)の4人家族。ガツガツ節約をやめ、水道・光熱費を減らしたら貯蓄が安定♪
電気式ヒーターを使ったら、ガス代が月2000円減!
お風呂の追いだき機能がなく、プロパンガスなので割高。市販の電気式ヒーターを使って、沸かし直しを。かかって当たり前とあきらめていたガス代が大幅にダウン。
※1 データ出典:資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」(2017年8月発行)より。金額換算係数は、電気27円/kWh、ガス180円/立方メートル、灯油64円/L。料金単価は、時期や地域、住居により異なります。
<教えてくれた人>
節約アドバイザー 和田由貴さん
家庭の省エネエキスパート、環境カウンセラーの資格を持ち、環境問題にも精通。快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱し、テレビや雑誌などで幅広く活躍している。
参照:『サンキュ!』2021年2月号「冬の光熱費を下げる最新ニュース」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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