見える化して楽しく片づける!ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのkumikoです。
100円ショップって便利ですよね。私もよく利用しますし、お客様に100円ショップの収納用品を使った提案もさせていただいてます。
一方で本当はこんなに要らないのに、つい買ってしまって数が増え、片づかなくなってしまう、そんな一面もあるんです。今回は、そんなうっかり増えてしまいがちなものをご紹介します。
100円だからと買いがちなもの1 爪切り
片づけの仕事をしていてよくお客様のお宅に複数ある感じたアイテムは「爪切り」です。
他にも、耳かきやハサミなどもありますね。
毎日使うわけじゃないけれど誰もが必ず使うものです。また、しまう場所が決まってなかったり、使ったあとにそのまま置きっぱなしにされやすいものでもあります。
使いたい時に見つからなくて「まぁ100均で買えるし」と簡単に買えてしまうので、気づいたらたくさん持っていた、となりがちです。爪切りなどは使ってもなくならないしそうそう壊れるものではないので、溜まってしまいます。
まずは、「しまう場所をしっかり決める」ことが大切です。
一人ひとつ、もしくは一家にひとつあればいいものですよね。その代わり、誰もが取りやすい場所に置き場所を作り、「使ったら、戻す」。
これが難しい人は、「しまう場所の近くで使う」か「使う場所の近くにしまう場所を作る」ことを徹底しましょう。これは、使ってから戻すというハードルを下げるためです。
そして、移動可能なカゴなどではなく動かさない場所の方が◎。移動できるカゴに入れてしまうとカゴごとどこかへ持っていってしまうので、結局片づく訳じゃないんですよね。しっかりと定位置を決めてみてください。
100円だからと買いがちなもの2 靴下やハンカチ
今や、何でも売っている100円ショップ。もちろん靴下やハンカチも100円です。いくつあっても困らず、持っている数の上限も決まってないのでいつの間にか増えてしまいがち。
しかも色やデザインもたくさんあるのでこれが100円とあらば、お財布の紐もゆるみますよね。出先でハンカチを忘れたことに気づき、買う…なんてことも。
これの対策は「持つ数を決める」ことです。
現在いくつ持っているのか、収納にきちんと入るのか現状をしっかり確認したら「持ってもいい数」を決めます。
そうすれば、「とりあえず買う」ということがなくなり、買う前に「これを買ったらいくつ持つことになるか?」を考えるので、衝動買い抑制にもなります。
ハンカチなどに関しては、忘れて家を出てしまう、ということもありますので、まずは忘れない工夫も必要ですね。バッグにいつ準備するのか、どこにハンカチを収納するのか、などから丁寧に工夫していくと意外と忘れ物も減るかもしれません。
100円だからと買いがちなもの3 収納グッズ
3つ目は、収納グッズです。安価でいろいろな種類の収納グッズが売られています。
サイズが合わず無駄なスペースができたり、出し入れが難しかったりすると結局は乱れていきます。また、強度が弱く、プラスチックカゴが重みで変形したりすると、これもまた使いづらくなります。
「本当は○○が欲しいけど、100均で我慢しよう」というような気持ちだと、住む環境に思い入れがなくなってしまいます。「どうせ気に入ってないからどうでもいいや」という気持ちになり、片づけようという気持ちにならなくなってしまうかも。たとえ100円のものでも「これが欲しいんだ」というものだけをお家にお迎えしてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・kumiko
片づけられない、うっかりタイプ。家にいることが好きで、居心地いい家づくりのためにライフオーガナイザーの資格を取得。日々のリセットを、「いかに楽に、簡単にやるか」を
考えて仕組み作りをしています。
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