あなたに向いている捨て方はどっち?【1日1捨て】と【1日10個捨て】のやり方をチェック
2022/07/22
部屋をすっきりさせたいと思いながら、なかなか本気になれなかったあなたへ。気軽にトライできるおすすめの2つの「捨て方」を紹介します。1日に1個だけ捨てる?それとも1日に10個捨てる?加速する「捨て」を体感してみて。
1日1つだけ捨てればOKだから無理なくだれでも続けられる!
片づけが苦手で、大量の物を手放そうとしては挫折していたというみしぇるさんが提案するのは、1日に1つだけ、毎日捨てること。「1つだけ」と捨てるハードルを下げることでラクに続けられ、手放すべき物に自然と手が伸びるようになります。小さな物でも毎日捨てることで確実に物が減り、暮らしも心も整うように。物を捨てられない、片づけが苦手と悩んでいる人ほど、自分が変わっていくことに驚くはず!
<教えてくれた人>
みしぇるさん
長男、長女、二男と、アメリカ人の夫の5人家族。著書に『1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす』(マイナビ出版)。
レシート1枚でいいからとにかく毎日捨て続ける!
最初から大きな物を捨てなくてもOK。捨てる物に悩んだら、レシートやチラシなど何でもいいので"手放すクセ"をつけましょう。頭で考えなくても勝手に体が動くよう、習慣づけすることが大切。
思い入れの弱い場所から始めてサクサク捨てる
お皿好きな人が食器棚の中から捨て始めようとすると、好きな気持ちが邪魔して処分しにくくなりがち。料理好きなら洗面所からなど、気負わずに捨てられる場所からスタートするのがおすすめ。
ゴミ箱を「増やす」と「近づける」と捨てやすい
ゴミ箱が遠いと捨てることをつい先延ばしにして、物をため込みやすくなります。ゴミ箱の数を増やす、リサイクル品の保管箱を用意するなど、「捨てるのが面倒にならない」仕組みづくりを心がけて。
「手放した物」と「理由」をメモし「 こんなに捨てた」と実感する
「1日1捨て」は捨てるハードルが低い分、変化もゆっくり。そこで捨てた物をノートに記録し、捨てたことを可視化すると、「こんなに捨てられた!」とモチベーションが上がります。
頑張れそうなら10個にトライ!「捨て」が加速して暮らしが変わる
NONKOさんがテレビ番組をヒントにトライしたのは、1日10個を目標に不要品を捨てて、カレンダーに捨てられた数をメモすること。1日10個捨てれば、10日で100個の物が減り、家の中が目に見えてすっきり。経過をSNSに投稿してモチベーションをキープし、最終的に3500個の物を手放すことができました。暮らしの変化を実感できると、「もう元の生活には戻りたくない!」と、捨てる作業にはずみがつきます。
<教えてくれた人>
NONKOさん
夫、長女(9歳)、長男(6歳)、二男(4歳)の5人家族。3500個もの物を捨てたあとも、リバウンドなしですっきりライフを継続中。
捨てた物を「正」の字でカウントしてモチベアップ!
その日に捨てた物の数をカレンダーなどに正の字でメモ。捨てた数を「見える化」することでモチベーションがアップします。何を捨てればいいか悩んだら「なくなっても抵抗感が少ない物」を選んで。
「使った物だけ戻す」実験でいらない食器がわかる!
食器が多すぎたので、棚に収納している物をすべてテーブルに移し、使った物だけ棚に戻すという実験を決行。いつまでもテーブルに残っている食器は出番が少ないとひと目でわかり、処分の目安に。
「着た回数」を数えるだけで服を捨てる決心がつく
持っている服は1着ごとにカードに描き出し、素材や価格、着た回数を記録。こうすることで自分の好みが明確に。「飽きずに30回着られるか」自問することで、ムダ買いの防止にも役立ちます。
捨てるか悩んだら「なくても生活できるか」試してみる
大物家具や調理器具、雑貨など、手放すかどうか迷ったときは、いったん別の部屋に移動。存在をすっかり忘れてしまったり、なくても生活できるようなら、手放しても問題なし!
※『サンキュ!』17年10月号~22年4月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。名前、年齢、家計などについての情報は、取材当時のものです。
※名前は本人の希望により仮名を使用している場合があります。
※都道府県名、年齢、住居形態、間取り図は、事情により掲載していない場合があります。
参照:『サンキュ!』2022年8月号「捨て方事典」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。編集/サンキュ!編集部