「夏休みの宿題は?」 「忘れ物ない?」「片づけて!」母の小言がなくなる子どものラク収納
2022/08/22
毎日繰り返す小言、どうにか減らしたい!リビングに子どものラク収納をつくれば大丈夫。散らかりがちなプリントやドリルもファイルボックスにまとめれば◎。畳まない、並べないずぼらな片づけにしちゃいましょう。
<教えてくれた人>
暑いの苦手な整理収納アドバイザー3人の子のママ 飯島真紀子さん
「ずぼらな片づけ」提唱者
長野県に住む42歳。夫(43歳)、長男(16歳)、二男(13歳)、長女(10歳)の5人家族。もともと几帳面でもきれい好きでもなく、長男の幼稚園時代に住んでいたアパートは汚部屋。ワンオペ育児がきっかけで整理収納を学び、長野県内の散らかりに悩む家を約380軒片づけてきた。片づけは最小限で済ませて、その分自分の好きなことに時間とパワーを使っていこう!という「ずぼらな片づけ」の提案が地元の主婦(夫)に熱く支持されている。
◎おうち DATA◎
持ち家一戸建て/5LDK/築10年
母の小言がなくなる子どものラク収納
「夏休みの宿題大丈夫なの?」「忘れ物ない?」「片づけて!」。
子どもがリビングで勉強するなら、学校関係の物はリビングに片づけ場所を作るのが最ラク。子どもは片づけやすく、親も管理しやすいです。
親の目が届くリビングに子どもの身支度コーナーを完結させる
教科書、ノート、マスク、ハンカチ、防犯ブザーなど登校時に必要な物を集結。子ども部屋ではなくリビングに置くことで、ママが家事をしながら様子を見てあげることができます。
夏休みの宿題はファイルボックスにぎゅっとまとめる
夏休みの宿題は教科によってプリントやドリルなど種類がまちまち。子どもごとにファイルボックスにまとめて、紛失ややり忘れを防止。「親も把握しやすくてラクです」。
宿題の一覧もここにIN。
入っていればOK中はぐちゃぐちゃでも困らない
マスク、ハンカチ、給食ナプキンはこのカゴにポイ。「毎日洗濯して毎日持って行く物は畳まなくていいことに。多少のシワも気にしません」。
畳まない。
並べない。
リビングに持ち込まれたおもちゃは、「持って行ってね箱」に投げ込んで自動的に戻させる
2階の子ども部屋に置く物は、箱に入れて階段の途中に。子どもが2階に上がるときについでに持って行くから「片づけて」と言わずに済む。
立って身支度できる場所をつくったら忘れ物が激減
かばんを棚の上にド~ンと置いて、学校に持って行く物を入れます。棚に必要な物がそろっているから取り出しやすく、明日の登校準備がササッと完了。「これで忘れ物が減りました」。
シーズン物は「夏」と「冬」で分ける
子どものシーズン物は人別ではなく夏と冬で分けます。「数が多くないし、長男が今年使った物を、来年、二男に回すのでこの方がラク」。
きょうだい別に分けない方が管理がラク。
【夏】
・水泳帽 ・水着
・ゴーグル ・ラッシュガード
・甚平(子どもが小さいとき)
【冬】
・スキー帽 ・ゴーグル
・スキー用手袋
・ネックウオーマー
参照:『サンキュ!』2022年9月号「夏は最小限の片づけでいいんです!」より。掲載している情報は2022年7月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部