「片づけ名人」が溜めないように注意しているもの4選

2024/11/06

部屋の中を整理整頓しても、またすぐに散らかってしまう事ってありませんか?どうしてまたものが溢れているのだろうと感じるかたも多いと思います。それは知らず知らずのうちにいらないものを溜めてしまう癖がついているからかもしれません。

そこで、「片づけ名人」が溜めないように注意しているもの4選について、ハウスクリーニング士の坂田亜希さんに聞いてみました。

"家の景色を変える"ハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラ...

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その1.紙類(チラシ・DM・おたより)

アジアのカップルがベッドで新聞を読む
Rawpixel/gettyimages

気がつくと「こんなに?」と溜まりがちなのが紙類。ポストに入っているチラシやDM、新聞。学校から持ち帰るおたよりなど、毎日なにかしらの紙が手元に届きます。「あとでいいか!」とテーブルの上に置いてしまうと、そのまま溜まっていく一方です。

その日、手元に届いた紙類はその日のうちに「いる」「いらない」の分別をしましょう。チラシやDMは興味がなければすぐに廃棄。また、学校のおたよりも、一度目を通し、必要書類であれば保管。そこまで重要でなければ一読して廃棄。その日のうちに、どうすべきかを判断する習慣をつけていきましょう。

その2.試供品

ついついもらいがちなのが試供品。特に求めていなくても、ドラッグストアのレジで配布されていることもありますよね。いつか旅行に行く時に使うかもしれないとシャンプーや化粧水などは保管してしまいます。しかし、結局使う機会を逃し、引き出しに溜まりがち。

あまりに溜まってきたら、家で使用するか、または友だちにあげるようにしましょう。試供品を入れる箱やポーチを決め、そこから溢れない程度までにとどめておくようにすると、溜まりすぎを防げます。

その3.服

クローゼットの中をザッと見渡すと、着ていない服があふれていませんか?自分のだけでなく、家族のもあわせると、かなりな量の着ない服、サイズアウトした服が出てきがちです。クローゼットが服でパンパンになっていると、湿気も溜まりやすく、カビの原因にもなります。

着ない服やサイズアウトした服を、衣替えのタイミングなどにおもいきって整理していきましょう。着るか着ないか悩む服は、大きな袋にまとめて入れ、半年間その袋を触ることがなければ、袋ごと処分するなど、独自のルールを決めてみてください。ルールを決めることで、服の溜まりすぎを防ぐことができます。

その4.子どもの教材や作品

子どもが保育園や学校から持って帰ってくる教材や作品の数々。1年間でかなりな量を持ち帰りますよね。子どもの成長の証だから廃棄するのは心苦しいと思われるかたも多いと思います。しかし、毎年持ち帰る作品や教材を大切に保管していると、あっという間にクローゼットがパンパンになってしまいます。

必要な教材はもちろん保管し、そうでない教材は、1学年前までは念のため保管し、それより前は処分していくようにすれば溜まりすぎを防げます。また、作品に関しておすすめなのが、作品を全て写真に撮り、作品集というアルバムを作る方法です。最近では、スマホひとつで簡単に写真をアルバムにできるアプリもあります。せっかくの作品を廃棄はしにくいのでアルバムにし、見える形で思い出を保管していくと場所も取りません。ぜひ参考にされてみてください。

判断力向上にもつながる

物を溜めないことは、判断力の向上にも繋がります。物が溢れていると、何かと「これも今度でいいか」と後回しにしがち。こうなってしまうと、判断力も鈍ってきてしまいます。物に溢れていない環境に慣れてくると、少しでも物が増えそうになると感じた瞬間に、その物をどうすべきかを考えます。その場で何かしらの判断をする習慣がついてきます。

こうすることで、物が溜まるのを防げます。一気に片づけを始めると心が折れてしまいますので、今日はこのクローゼットだけ!と範囲を決めて、無理なく進めていきましょう。

■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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