用途別に投げ入れるだけ⁉時間がない人でも「片付く部屋」をキープできる黄金ルール
2023/02/22
子ども3人&夜勤ありのWワーク!そのうえ家事に使える時間は1日平均たったの1時間!リビングやキッチンの収納を工夫して、大忙しの母でも「疲れない部屋」をキープできる黄金ルールを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
kagiさん(愛知県 42歳)
夫、中3長女、中1長男、小3二男の5人家族。食器とインテリアが大好きで、イッタラのマグカップは同じ物を色違いで購入。かわいいハンコを集めるのも好き。インスタグラムは「@kagi.__ 」。
●築28年 ●賃貸マンション ●3DK(54平米)
家事に使える時間は1日平均たったの1時間!あらゆることをスムーズに回すために日々工夫しています
夫の転職をきっかけにWワークを始めたkagiさん。1つ目のパートは朝8~13時。午後いったん帰宅し、家族の夕食を準備して子どもたちに「おかえり」を言ったら2つ目の飲食店のパートが16時半から始まります。閉店は深夜0時。帰宅は深夜1時。このサイクルが週3~4日続きます。
「夜中に疲れて帰宅したとき、部屋が散らかっているとさらにドッと疲れるので、各所に工夫をして"疲れない部屋"にしています。とはいえ家事に使える時間は1日平均1時間。だからいちいち考えなくても回るように全方位ルール化!家事も片づけもルール化すれば頑張らなくてもスッキリを保てるんです」。
収納は「投げ入れ方式」でうま~くサボる
物は決めた場所に突っ込めばいい。中はテキト~でいいんだそう。
「定位置に入ってさえいれば気にしません、ふふ」(kagiさん)
中が見えない白いBOXさえ並べればあとは「大体このへん」でOK
キッチンの吊り戸棚には無印良品の収納ケースがズラリ。中もキッチリかと思いきや、意外と適当!
「ここは私しか使わないので私が分かればOKなんです。そう、自分にだけ親切な収納(笑)」。
一見、キッチリだけど中はテキト~
もちろん、ラベリングもなし。
テレビ台下もざっくり~
薬、爪切り、電池などよく使う物を収納したテレビ台下。「あれどこ?」と聞かれたら「テレビの下!」と答えればよし。
買ってきた箱ごとIN!
子どものゲーム機は大きめバケツに放り込んで「ふた」!
コードや充電器など、ゴチャつきがちなゲーム用品もふたをすればスッキリ。「雑に入れてOK、ただし最後にふたすればね」がルール。「オムニウッティ」のふた付きバケツを愛用。
カギ類やICカードは玄関のかごにまとめてポイ!
雑貨店で買ったお気に入りのかごはのぞきこまないと中が見えない、程よい高さ。これをカギやICカード入れにして靴箱上にスタンバイ。「ただ入れるだけ、の簡単ルールです」。
カトラリーも瓶にポイ!でそのまま食卓へGO
箸などのカトラリーは「スコープ」のキッチンキャニスターにざっくり入れ、それごと食卓へ。「放り込むだけで片づき、並べる手間も必要ない"瓶にポイ方式"は全忙しい人におすすめ!」。
色数を絞れば、勝手にスッキリして見える
「大物は黒かシルバー、ラック類は白、雑貨は木がメインと色数を絞って物を選びます」。だからどう配置してもスッキリ!
「白、黒、茶、シルバー」を中心にすると出しっ放しでもうるさくない
決して広くないkaɡiさんちのキッチンがスッキリ見えるのは、主要色が「白、黒、茶、シルバー」だから。「ただの出しっ放しでも色に統一感があると落ち着いた雰囲気になるんです」。
ランドリーグッズは白一色!まとめておけばゴチャつかない
「ベランダに洗濯物を干すときに使う洗濯ピンチ、ハンガー用BOX、全部をまとめるワゴンはオール白です!」。白でそろえてひとまとめにすれば、清潔感のある空間が生まれます。
物が多い引き出しも色が少なければ"圧"は減る
引き出しを開けた瞬間に「色」がたくさんあるとそれだけで疲れるもの。だから保存容器の引き出しは「圧」少なめな白と透明と水色を中心に。これならいつ開けてもさわやかな印象!
いる時間が長いキッチンはギャラリー風にして母の癒やしコーナーに
寝ているとき以外、家ではほぼキッチンにいるというkagiさんにとって、キッチンのコーナーは癒やしの場所。「よく目につく場所にお気に入りの雑貨を置いて、ほっとひと息ついてます」。
寝具もモノトーン中心なら、多少乱れても気にならない
「シーツと寝具カバーは基本全部白。たまに色が入っても黒かグレーだけにして寝具周りはモノトーンにしています」。色数が少ないと、布団が多少乱れていても、何枚重なっていても、不思議とゴチャついて見えないんだとか。
参照:『サンキュ!』2023年3月号「今年こそ『居るだけで疲れる部屋』を卒業!」より。掲載している情報は2023年1月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部