家族が多くても『3の法則』で家がスッキリ!忙しい主婦が考えた、疲れない!片付けルールとは

2023/02/24

夜勤ありのWワークで子ども3人、それでも家の中をスッキリキープできる疲れない黄金ルールとは!?
家事に使える時間は、1日平均たった1時間のママが考えた『日常の地味なモヤモヤ』&『ちっちゃなイライラ』を解決するアイデアもご紹介。ちょっとの工夫で暮らしがスムーズになりますよ!

<教えてくれた人>
kagiさん(愛知県 42歳)
夫、中3長女、中1長男、小3二男の5人家族。食器とインテリアが大好きで、イッタラのマグカップは同じ物を色違いで購入。かわいいハンコを集めるのも好き。インスタグラムは「@kagi.__ 」。
●築28年 ●賃貸マンション ●3DK(54平米)

「3の法則」でラクをする

「物の数が3つまでなら考えなくても片づけられるかなって(笑)」。と家族の持ち物の数を「3以下」にしているそう。「3」は最強!

下着は1人各3枚。1人1BOXで分けてポイッと収納

洗面所が狭いので置く物は極力少なく。でも下着はここにあると便利だから、1人1BOX制を導入し、インナーもパンツも1人各3枚に。乾燥後、放り込むだけの超ラク収納です。

靴下も1人3足!迷子探しの手間も減る

「前はもっとありましたが『これで足りるよね?』と1人3足に絞りました」。無印良品の仕切りBOXに1枠1足、母子4人分を収納(夫の靴下は夫の自室に収納)。少ないと畳むのもラク!

靴は1人3足以下に絞って、よく履く物だけオープン棚に

普段履きは玄関のたたきに置いてよし。替えの靴は玄関脇のオープン棚に1足だけ。靴箱に収納するのも1足まで。「靴は全員3足以下」ルールなら5人家族でも玄関周りがスッキリ。

ぬめり対策は買って解決!

「水まわりはまめに拭かないとすぐぬめります。まめにできない人(私)は道具に頼る方が早い!」とkagiさん。

とにかく浮かせば、歯磨きついでに片手で拭けちゃう

ラクに洗面台周りを掃除したいなら、物をどかさずに拭けるように歯ブラシやコップは「浮かせる」のが正解。「こうしておけば歯磨き中、洗面台を"ついで"に片手でサッと掃除できます」。

掃除の苦労を考えて、「浮かす」ための投資は惜しまない

洗面器は浴室の壁面にくっつくマグネット式。風呂いすも「tower」シリーズのマグネットを使って浮かせる収納に。「浮かせると掃除が本当にラク。少し高くてもよい物を選びます」。

※グッズは読者私物、値段は編集部調べ。すべて税込み価格です。

ペーパータオルを壁に取り付けて、タオル交換の手間をカット

「タオルは交換を忘れたり、家族で同じ物を共有するとやや不衛生なので思い切ってペーパータオルにしました」。ペーパーは"ついで掃除"にも活躍。ケースは「ideaco」の物。

「パブリックスペース」は意地でもスッキリ!をキープ

特にリビングは家族みんなの場所だから、私物の置きっ放しは禁止。テーブルと床に物がないだけで気持ちがいい!

kagi家のリセットルール

□個人の物は個人のスペースに戻す
□リビングのテーブルの上は空っぽに
□床の上に物は置かない

年中、怒りたくないから「寝る前だけリセット」を家族のルールに

子どもたちはリビングで勉強もゲームもするから、夜はテーブル上と床がごっちゃり。でも寝る前には私物を自分の部屋に戻すルール。「片づけて!と怒らなくていいのって、一番心穏やかでいられることかも」。

キッチンに「関所」をもうけて、持ち帰ったお便りはここでチェック

kagiさんの定位置であるキッチンのテーブル前は、別名kagi家の「関所」。子どもたちは帰宅したら、ここで母に学校からのお便りを渡すルール。kagiさんはその場で要・不要を即決して処理します。

子どもの推しグッズもちゃんと「ステージ」を用意すれば自然と1カ所に

「好きな物があって、それを飾りたいと思う子どもたちの気持ちを大事にしたい」から、彼らの推しグッズを飾る"ステージ"を用意。「この場所があるだけで子どもたちも自然と整えるように」。

上着やコートは玄関近くのラックに掛けてリビングに持ち込ませない

玄関の真横の部屋に上着やコート用のラックを設置。「アウターはここに掛けてからじゃないとリビングに入れないルールにしたら、リビングに服が置きっ放し!と怒ることがなくなりました」。

暮らしの小骨をみごとに解決!kagiさんの秀逸テク6選

毎日の暮らしの中ででてくる『地味~なモヤモヤ』や『ちっちゃなイライラ』を「暮らしの小骨」と命名!
サンキュ!編集担当もびっくり驚いた「暮らしの小骨」をすっきり解決する、kagiさん考案テクを教えてもらいました。

小骨(1)料理中、大事なところで閉じるレシピ本

大きめクリップで固定して解決!
肝心なときにぱたっと閉じる料理中のレシピ本(イラッ)は、長さ10cmのクリップで挟めば閉じる心配なし。

小骨(2)子どもの出席番号が思い出せない

番号をお便りコーナーにクリップに貼って解決!
「出席番号まで覚えてられませんよ」ってことで、子どものお便りを挟むクリップには出席番号を印字したシールを貼って。

小骨(3)冷蔵庫の下に転がると一生出てこないマステ

ペットボトルのふた×磁石で解決!
マステの内径(穴)とペットボトルのふたがぴったりって知ってました?そこでふたに接着剤で強力磁石をつけ、そのまま冷蔵庫にペタッ。

小骨(4)重ねると取りにくい調理器具たち

平置きできる棚で一発解決!
シンク下には「tower」の伸縮シンク下ラックを導入してスッキリと。

小骨(5)マスクのサイズがみんなバラバラ!

個別のケースを玄関に置いて解決!
好みやサイズが違うマスクは人別に無印良品のケースに入れ、玄関にセット。

小骨(6)ゴミをあちこちから集めるのめんど~!

家の中心に大きいゴミ箱を1つ置いて解決!
家の中心には「ZitA」の大容量ゴミ箱。ゴミ箱はこれ1つで回収の手間いらず。

参照:『サンキュ!』2023年3月号「今年こそ『居るだけで疲れる部屋』を卒業!」より。掲載している情報は2023年1月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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