家族からの「あれどこ?」がなくなる整理収納テクニック
2023/06/26
いつもの場所にしまったはずなのに、家族から頻繁に「あれどこ?」と聞かれてはママも大変です。
しかし、ちょっとしたひと工夫でその状況を打破することができるそう。
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、家族からの「あれどこ?」がなくなる整理収納テクニックについて教えてもらいました。
小物収納は「個人ボックス」をつくる
物数が多く紛失しやすい小物は、「個人ボックス」をつくってあげることで個々の管理意識が芽生えやすいですよ。
子ども専用のボックスには、なくしやすい消しゴムや鉛筆の予備、文房具などを入れておきます。
パートナー専用のボックスは自由に使ってもらってもよいですが、必ず自己管理してもらうようにしましょう。
自分で管理することで、聞く前に個人ボックスを見る習慣が身につきますよ。
シーズンの服はすべて「見える化」させる
シーズンの服はすべて「見える化」させておくと、「あれどこ?」と聞かれるどころか、子どもが小さい頃からすすんで洋服選びをしてくれるようになります。
ケース収納にする場合は、引き出しを開けた時にすべての服が把握できるよう立てて収納することがポイントです。
複雑化しやすいカテゴリの物ほど、シンプルに分かりやすく収納することを意識してみて下さいね。
定番乾物は全部吊り下げる
夫婦でキッチンに立つ機会が多いご家庭は、とにかく分かりやすく収納することが基本です。
そのためにはなるべくケースに入れないことが鉄則。
定番乾物であれば、吊り下げ収納にすると一目で何がどこにあるのか判断ができます。
また、ここに見当たらない物はない物としてカウントできます。
「ここになかったらない」という共通認識を持てば聞かれることもありません。
日用品ストックは1カ所にまとめる
日用品も「あれどこ?」と聞かれやすいカテゴリのひとつです。
ママひとりが補充係にならないように、家族全員にシェアする必要があります。
方法は至ってカンタン。日用品コーナーとして1カ所にまとめてしまえばよいのです。
その場合、ボックスにしまうよりもなるべく直置きでオープンに並べる方法がおすすめ。
アクション数を減らすことで、家族にとっても「聞くよりも見た方が早い」と判断してくれるようになるでしょう。
「あれどこ?」と聞かれるカテゴリの収納は徹底的にシンプルにする
家族から「あれどこ?」と聞かれるのは、探すよりも聞いた方が手っ取り早いと思われているからです。
共用物は置き場所をシェアし、「初めて見る人でも分かりやすい収納」を心掛けてみましょう。
個人の物は「人別管理」。個々で管理してもらえば、基本はノータッチでも大丈夫です。
よく聞かれる物ほど徹底的にシンプル化させることで、聞くよりも見た方が手っ取り早い状況をつくることができます。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部