ゴールデンゾーン収納を整えたら、芋づる式にスッキリ!読者が自分でやってみたゴールデンゾーン収納
2024/07/24
いちばんよく使う物を、いちばん出し戻ししやすい場所に収納すること。古堅式「ゴールデンゾーン片づけ」を散らかりに悩む読者がチャレンジ。ゴールデンゾーン収納さえ整えば、暮らしがうまく回るって本当でした!
【リビング】ゴールデンゾーン収納を整えたら、芋づる式にスッキリ!
<チャレンジした人>
『サンキュ!』読者 やさいパンさん(38歳)
夫(40歳)、長男(2歳)、二男(0歳)の4人家族。住まいは4DKの集合住宅。
1 物があふれて機能停止
使った物をカウンターの上にちょい置きしているうちにすっかり物置き化。絵本棚周りもおもちゃと本が雪崩に。カウンターと収納の機能は完全停止。
●この収納を片づけた!
カウンターと絵本棚周辺にあふれている物をしまうため、すぐ横のリビング収納をテコ入れ。物を出して選別し、毎日使う物を2段目と3段目のゴールデンゾーンに戻す。上下の棚にたまに使う物を寄せて埋めます。
使う場所に近い収納をテコ入れね!
2 あふれている物をここに寄せたい
扉の中に隠す!
3 稼働率がアップし、余白もできた
4 リビング収納に逃がす場所を作ったことでカウンター上がスッキリ
リビング収納が整ったら、キッチンカウンターと絵本棚周りも同時に片づきました。景色もよくなったし、2歳の息子が自分で絵本を出し入れできるようになってうれしい!
●やさいパンさんがやったこと
【まず】物を全部出した
カウンターの上も、収納の中の物も全て出して、一度更地に。物の多さに改めてびっくり!
【次に】使う頻度で分けた
使用頻度で物を分けて、ゴールデンゾーンに戻す物を決めました。
【最後】物を戻して完成!
毎日使う物だけ絵本棚とリビング収納のゴールデンゾーンに戻し、それ以外はリビング収納の上下の棚に埋めました。
【子どものクローゼット】子どものゴールデンゾーンを整えたら、自分で出してしまえるようになった
<チャレンジした人>
『サンキュ!』読者 ちえさん(41歳)
長男(12歳)、二男(10歳)の3人家族。住まいは2LDKSの集合住宅。
●いくら小言を言ってもグチャグチャ
取り出すたびに乱れまくるクローゼット。子どもだから仕方ない?と半ばあきらめモードになっていました。
●子どもが着たい服をサッと選べるようになった
着ない服を省き、子どもが出し入れしやすいゴールデンゾーンを整えたらスッキリ。子どもたちにも服が選びやすいと好評で、散らからなくなりました。
●ちえさんがやったこと
【まず】服を全部出した
服を全部出して収納を空っぽに。出してみたら、もう着ない服をたくさん発見。
【次に】着る服だけ選んだ
「季節外、小さい、破れている、まだ大きいおさがり服」と、「今着る服」に分けました。
着ないのにしまい込んでいた服が、実はすごく場所を取ってました。
【最後】服を戻して完成!
今着る服はトップスとボトムスを分けて畳んでかごにしまい、季節外やおさがりの服は高い所に埋めました。
<教えてくれた人>
古堅純子さん
・1970年生まれの53歳
・予約のとれない片づけのプロ
・YouTube活動は同じマンションのママ友と
・「片づけに悩む人を片づけで救いたい」愛と情熱の人
学生時代~20代半ばまでワンレン・ボディコンスタイルでバブルを謳歌。27歳のときに「地に足のついた仕事をしたい!」と一念発起し、片づけの道へ。富裕層の邸宅から一般宅まで延べ5000軒以上を生まれ変わらせ、片づけメソッド「古堅式」を構築。22歳と20歳の息子の母。夫(51歳)とは今もラブラブ。
●YouTube「週末ビフォーアフター」
片づけ沼→スッキリ家 生まれ変わりのノウハウ満載
「純子さん、助けて!」……日本全国の散らかった家を救う片づけレスキュードキュメンタリー。
参照:『サンキュ!』2024年8月号「ゴールデンゾーン収納の作り方」より。掲載している情報は2024年6月現在のものです。撮影(純子さん)/天野良子 撮影(部屋)/やさいパンさん、ちえさん 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部