乱れ、ドレッサーに散りばめた服

ゴールデンゾーン収納だけ整えれば、散らからない!

2024/07/16

「私だって片づけは好きじゃないけど、きれいな家に住みたい。だからこそ、散らからない仕組みを作ることが重要なの!」と片づけのプロ古堅純子さん。難しいことは一切なし。散らからないゴールデンゾーン収納のキホン、教えます!

・1970年生まれの53歳 ・予約のとれない片づけのプロ ・YouTube活動は同じマンションのママ友と...

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片づけ0ですっきり暮らす

最新刊の『片づけ0ですっきり暮らす~稼動率が上がる収納術』(大和書房)は、片づけがいらない仕組み作りのテクが満載です。

Q ゴールデンゾーン収納って何?

A いちばんよく使う物を、いちばん出し戻ししやすい場所に収納すること。

生活動線上(家族がよく通る場所、つまり散らかりやすい場所)にあるメインの収納で、サッと手が届く位置のこと。ここには、収納場所の近くでよく使う使用頻度が高い物だけを収納。めったに使わない物は、取り出しにくい棚の上段・下段や別の部屋に埋めましょう。

みんな面倒くさがりなんだから、ここだけやればOK

Q どうしてゴールデンゾーン収納を整えると、家中が散らからなくなるの?

A すぐに「出せて」すぐに「戻せる」から、散らかってもリセットが簡単!

片づいていない家とは、物が収納できておらず部屋に出しっ放しにしてある家のこと。動作ポイント(行動する場所)の近くに、使いたい物がサッと出し入れできる仕組みにすれば、部屋の景色がキープできて、散らかりません。

チェックしていちばん多く該当するのが、あなたのタイプ!

●片付かない ゴールデンゾーン収納4タイプ


A とりあえずしまっとこ~のズボラさん【詰め込み過ぎタイプ】
□ 物が多く、捨てられない
□ 収納がパンパンになりがち
□ その場しのぎでしまうことが多い
□ 定期的に整理してもすぐに散らかる
□ 忙しくてとにかく時間がない

パンパンだと出し入れしにくいので、散らかる原因に。使っている物に絞って収納に空きスペース(バッファゾーン)を作ると、出し入れラクよ。

B 使ってない物に場所取り過ぎ……【収納場所勘違いタイプ】
□ 使う場所と収納場所が遠い
□ よく使う収納に今使っていない物が多い
□ 収納の見直しをあまりしない
□ あれどこ?とよく家族に聞かれる
□ 季節アイテムをリビングにしまっている

使ってない物が多いのは、収納が死んでいる状態。まずは今この場所で使う物に絞りましょう。劇的に暮らしやすくなるはず!

C 一見整って見えるけど、使いにく~い【収納してるつもりタイプ】
□ 収納アイテムをよく買う
□ SNSのインテリアを参考にしがち
□ 何が入っているか不明な収納が多い
□ 収納アイテムに収まらずあふれがち
□ 完璧主義だけど、なぜか部屋が散らかりがち

出し入れが面倒で、部屋が散らかっていくパターン。収納は中身が分かる半透明タイプにするとラク。出し入れのしやすさを優先して。

D 出したら出しっ放し~【しまうの面倒タイプ】
□ とりあえず床に物を置きがち
□ 整理整とんが苦手
□ 物の住所が決まってない
□ 収納の前に物を置いていて、扉が開かない
□ メイン収納の使用頻度が低い

物を積み上げて収納したり、物が多いのに収納はスカスカだったりするタイプ。まずは、出し入れしやすい場所に収納する仕組み作りを。

<教えてくれた人>
古堅純子さん
・1970年生まれの53歳
・予約のとれない片づけのプロ
・YouTube活動は同じマンションのママ友と
・「片づけに悩む人を片づけで救いたい」愛と情熱の人
学生時代~20代半ばまでワンレン・ボディコンスタイルでバブルを謳歌。27歳のときに「地に足のついた仕事をしたい!」と一念発起し、片づけの道へ。富裕層の邸宅から一般宅まで延べ5000軒以上を生まれ変わらせ、片づけメソッド「古堅式」を構築。22歳と20歳の息子の母。夫(51歳)とは今もラブラブ。

●YouTube「週末ビフォーアフター」
片づけ沼→スッキリ家 生まれ変わりのノウハウ満載
「純子さん、助けて!」……日本全国の散らかった家を救う片づけレスキュードキュメンタリー。

参照:『サンキュ!』2024年8月号「ゴールデンゾーン収納の作り方」より。掲載している情報は2024年6月現在のものです。撮影(純子さん)/天野良子 イラスト/こたに千絵 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

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