片づけのプロ直伝！すっきりクローゼットを叶えるために最初に捨てるべきものとは？

クローゼットがパンパンで、何を着たらいいかわからない…。そんな悩みを抱えていませんか？すっきりと整理されていると毎日の服選びもスムーズですし、楽しい時間になります。

今回は、片づけのプロが伝授する「まず捨てるべきもの」を、整理収納アドバイザーで100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。クローゼットが見違えるほどすっきりしますよ！

サイズが合わない服や好きではない服

最初に見直すべきは、サイズが合わない服です。痩せたら着る、とクローゼットに何年も着ていない服がしまわれていませんか？よく聞く言葉ではありますが「いつか」は来ません。今の自分に合うものを優先して、サイズが合わない服は思い切って手放しましょう。

ポイントは、残すものと手放すものの基準を決めること。たとえば「1年以上着ていないものは捨てる」というルールがわかりやすいですね。1年以上経っても着ていないということは、今後も着る可能性は低いですし、なくても困ることはありません。

修理が必要な服

穴が空いている、シミが取れない、ボタンが取れたままなどで放置している洋服はありませんか？本当に気に入っていて着たいと思うなら、すでに直しているはずです。それをしないまま置いてあるだけなら、今の自分にとって必要ではないといえます。

まだ着たいお気に入りの服は、たとえばボタンが取れてしまったらすぐに直して、次にまた着られる状態にしておかないと、着ようと思ったときに着られません。直すのが面倒だなと思うならそれはもう自分の中で賞味期限切れです。直せないレベルだけれど特別な思い入れがあるなら、写真に残しておくと気持ちの整理ができることもあります。

流行遅れの服

流行は毎年変わります。定期的に見直していないと、何シーズンか前にはやったものがクローゼットにそのまま入っているかもしれませんね。トレンドは循環しますが、次にいつまたはやるかもわかりませんし、もしまたはやったとしてもそのままではなく変化しています。

今のライフスタイルや好みに合わないアイテムは手放して、必要な服、着たいと思える服だけを残すことで、毎日の服選びがより楽しく、快適になります。

今すぐ始めてすっきりクローゼットに変えよう

クローゼットをすっきりさせるためには、まずは「今の自分に本当に必要な服」だけを残すこと。サイズが合わない服、ダメージがある服、流行遅れのアイテムなどを整理することで、クローゼットに余裕が生まれ、服選びがラクに楽しくなります。

詰め込まれたクローゼットでは通気性も悪くなり、お気に入りの服にもよくありません。スペースをあけて、新たなアイテムを迎えてくださいね。

■執筆／山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集／サンキュ！編集部