一般的にはあってしかるべきものとされているものだけど、じつは置かなくても困らない!?とうものは意外とあるようです。困るどころか、置くのをやめたことで日々の家事が楽になったり、暮らしが楽しくなったりと発見があることも。
そこで今回は、整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有する方尺真美さんに、自身が体験した「置くのをやめても困らなかったもの」を紹介してもらいます。

1.玄関に傘立てをなくした!
玄関のたたきにはなるべくものを置かないのが、キレイを保つ秘訣です。置くタイプの傘立てをたたきに置くと、玄関掃除がしにくかったり、傘立てのまわりにほこりが溜まりやすかったり、傘立て自体も汚れてしまったり…なんてことがあります。
もし、ご自宅の壁などを利用してバーを設置することができれば、傘を壁かけにできるのでおすすめです。傘立てをなくすことで、床掃除もしやすくなりますよ!
2.トイレブラシをなくした!
トイレ掃除の際に便器内を掃除するトイレブラシをなくしました。ふだんの掃除は手袋を着用し、使い捨てトイレブラシで便器を掃除するスタイル。
大変そうに思えるかもしれませんが、道具が必要ないことで楽に感じています。床にトイレブラシをなくしたことで、床掃除がしやすくトイレ空間は常にスッキリしているのも気に入っています。
3.布製のマットをなくした!
玄関マット、トイレマットはなくして掃除をしやすくしています。玄関マットは、帰宅後の足汚れや皮脂汚れが一番つきやすい場所。あえてなくすことで、常に拭き掃除がしやすくなりました。
トイレマットもなくしたことで常に清潔を保てています。キッチンマットは布製を使用せず、透明のビニール系のものを使用しています。ビニール系のものだと調理汚れが飛んでも掃除がしやすいうえに、長期的に床材の維持がしやすいため、キッチンには敷くのもおすすめです。
ふだんの生活で使っているものでも、あえてなくすことで意外とメリットが出てくるかもしれません。便利なものが増えているなか、ものが家の中に増えやすくなります。不必要なものは引き算をして、暮らしがさらに豊かになるとよいですね。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。