面倒くさがりの整理収納アドバイザーが服を少なくしている理由
2024/08/19
できれば服の数は少なく持ちたいと思っている整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのきいろです。
私は持っている服の量を少なめにしています。
自分の夏服を数えてみたところ、カーディガン1枚、半袖6枚、ズボン4枚(ズボンはオールシーズン着用)でした。ミニマリストのように最小限ではないかもしれないけれど、少なく持っている理由がいくつかあります。
1.管理が楽で服選びに迷わなくて楽だから
服をたくさん持つほど収納場所や保管方法などを考える必要があるため、服の管理が大変だと思っています。洗濯方法、クリーニングに出すか出さないか、衣替えなどの度に考えることが多くなります。
2.毎日洗濯するので足りるから
TPOや着替える回数、洗濯回数で必要な服の枚数が変わってくると思っています。TPOでいうと私はきちんとした服は何かの行事で使用するくらいで、他はカジュアルな服で大丈夫です。仕事柄きちんとした服が必要な方はきちんとした服が何枚か必要になると思います。
洗濯は毎日しているのでそんなに枚数は必要ないと思っています。でも服で気分は変えたいので何枚かは必要だと思っています。
3.物の存在を無意識に感じ取ってしまうから
「着ていない服がある」ということを私はプレッシャーに感じてしまいます。いつの間にか「着ないともったいない」「何だか服に申し訳ない」という気持ちが生まれます。
別にその服を着たいと思っていないのに「着なきゃいけない」と思ってしまうんです。おそらくそんなふうに考える方は私以外にもいると思います。物というのは無意識に自分に影響を与えていると思います。そんな気持ちに悩まされたくないので着ない服をなるべく持たないようにしています。
4.エコを意識しているから
ファストファッションの背景には環境問題や労働環境問題があると言われています。
環境のことを考え出すとキリがないくらい難しいのですが、自分でできることとして、服の選び方の他に「同じ服をたくさん着る」ということが簡単で環境負荷が少ない方法だと思っています。服を少なくすると同じ服をたくさん着ることができると思っています。
服はたくさん着れば着るほど服本来の役目を果たすことができます。少ない服を着ていると、たくさん持っているよりも着用回数が増えるので服が傷むのも早いかもしれません。
でも何回も充分に着たと思えると、手放す時の罪悪感が少なくて済みます。綿や麻などの自然素材であれば、服が傷んだらウエスとして使用しています。
5.買い物に時間がかかるから
今まで物をたくさん整理してきたお陰で物選びにとても慎重になりました。よく考えて物を購入するようになり、一つの物を購入することに時間がかかり、労力がいるようになりました。
深く考えないで購入していた時よりも買い物に時間がかかり疲れます。買い物の時間をなるべく減らしたいと思っています。
いろいろな悩みを解決する方法が服を少なくすることでした
服に対するいろいろな悩みを解決する方法が服を少なく持つということでした。シンプルにその方が、悩むことが減り、楽なのです。でも数が少なければそれでいいとは思っていなくて、好きな服を着ることが大切だと思っています。
「この服何だか微妙だけどまだ着られるから着ている」という考えだと自分のテンションが落ちてしまいます。数少ない好きな服をたくさん着ることがエコであり、自分の機嫌もよくする方法だと感じています。
◆この記事を書いたのは・・・きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
物を減らすことでゴミも減らしたいと思うようになりました。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。