ものを大切にして暮らしたい整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのきいろです。
私は傷んできた服や古タオルをウエスにしています。
服や古タオルをウエスにしているメリットや使い道をお伝えします。
1.潔く手放せるきっかけになる
ものを大切にして暮らしたいと多くのかたが思うのではないでしょうか。
でも傷んできた服やタオルを使い続けることは自分やいっしょに住む家族を大切にしているかと考えるとそうではない気がします。
ものも大切に自分自身のことも大切にできる方法の一つがウエスにすることです。
2.油を拭き取るのに便利
料理の後片づけにぜひウエスを使用してほしいです。
フライパンやお皿に残った汚れを洗う前に、ウエスで拭き取っています。
汚れを拭き取ってから洗うことで排水の汚れを少なくできます。
味噌汁一杯分を排水として流すときれいな水にするために浴槽4.7杯分の水が必要になるそうです。
汚れたものを流すと排水口の詰まりの原因にもなるので汚れを拭き取ってから洗うのおすすめです。
私たちが使用している水は、自然のなかで姿を変えながら、雨や川、海をめぐってまた戻ってきます。
そのことに感謝しながら後片づけでもウエスを使用すると優しい気持ちになれるような気がします。
3.洗面所でも活躍
洗面所や浴室などのちょっとしたゴミを取るときにティッシュを使うことありませんか?
捨てる予定のゴミを取るためにティッシュで包むと便利なんですよね。
でもゴミといっしょにティッシュを捨てるのであれば、ティッシュの代わりにウエスを使えばティッシュを使う枚数が減らせます。
洗面台に落ちる髪の毛をまとめたりするときにウエスを使用してみてください。
ついでにちょっと水が跳ねたところも拭くことができて一石二鳥です。
4.床掃除にも
床掃除には古タオルをウエスにしたものを使用しています。
タオルが傷んできたなと思うときに新しいタオルを購入して入れ替えのタイミングで古タオルでウエスをつくってストックしています。
わが家のフローリングは無垢の床なので水拭きがよくないので、アウロというメーカーのワックスを水で薄めて使用しています。
無垢じゃないフローリングにも使用可能です。
水にワックス液を混ぜて雑巾で拭くだけで汚れ落としとワックスがけができるもので、週一くらいのペースで床拭きをしています。
雑巾を何度も使うことに清潔が保てないような気がして抵抗があるので、ウエスを1回の掃除で使い切るようにしています。
5.鏡を拭くのにも
洗面所の鏡を拭くのにもじつはウエスを使用しています。
ただ鏡は傷がつきやすいので柔らかい布で拭いたほうがいいです。
わが家は穴が空いてしまった枕カバーを小さく切って、鏡を拭くのに使用しています。
いつもアルコールスプレーを吹きつけてウエスで拭くだけなので、洗って繰り返し使用しています。
家をきれいにしながら最後までものをまっとうさせることができる
使い捨ての掃除道具ってたくさんあって、それを買ってお家の中をきれいにする方法もあると思いますが、家の中で出る古タオルやいらなくなった服などでそれをまかなうことができます。
ティッシュやお掃除シートの代わりにウエスを使用して、最後までものをまっとうさせて捨てると、家の中もきれいになっていきますし、最後まで物を使い切った爽快感も味わうことができておすすめです。
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部