家にかえると最初に目にするには玄関の空間。来客のときだけでなく、自分や家族が帰ってきたときにも心地よく過ごしたいですよね。しっかりと片づける余裕がないときは無理をしたくない、でもキレイな玄関を保ちたい!そのための最低限やるべきこととは!?
そこで今回は、スッキリとした玄関を保つポイントについて整理収納アドバイザーの方尺真美さんに教えてもらいました。

1.「とりあえず」玄関に置かない!
まず、玄関に「とりあえず」の仮置きするのをやめましょう。よくありがちなのが、郵便物を「とりあえず」靴棚の上に置いてしまったり、帰宅後のカバンを「とりあえず」玄関に置きっぱなしにしてしまったりすること。この「とりあえず」の仮置きが習慣化すると、最終的には仮ではない、ただの置きっぱなしにつながってしまうのです。玄関にはなんであろうと、「とりあえず」置かない!と決めることが大切です。
2.靴を出しておくのは1人1足まで!
たたきの上は、多くの靴を置かないのがスッキリするポイントです。毎日履いている靴以外のものは、靴箱へ片づけましょう。靴箱が溢れてしまい片づけられないという場合は、靴の整理のタイミングですよ。
数ヶ月履いていない靴があれば、家の中の別の場所に置いてもよいでしょう。靴は玄関に置く、という固定概念は外してしまってOK。限られた時にだけ履く靴(例えば冠婚葬祭用、アウトドア用、スノーブーツなど)は、クローゼットの枕棚上や、納戸などに片付けると、靴箱のスペースに余裕がでてきます。
そうやって整理していくと、週に1回程度履くような使用頻度が低い靴は、靴箱へ片づけることができます。たたきに出すのはよく履く靴だけ!と決め、スッキリとした状態にしましょう。靴が少ない方が、玄関のたたき掃除もしやすく掃除の頻度もあがりますよ。
3.玄関小物も収納グッズでスッキリ!
玄関で使う小物も、ばらばらと置いてしまうと雑然とした印象になります。使う人や使う目的に応じて収納グッズを使ってグルーピングするとよいです。
筆者の家では玄関の小物入れに、イノマタ化学株式会社さんの「トリムバスケット」を使っています。サイズはワイド(幅16.5×奥行き28.7×高さ11.5cm)と、スリム(幅13×奥行き28.7×高さ11.5cm)があるので、収納したいモノに合わせてサイズを選べます。ブラック・ホワイト・ブルーの3色展開で、セリアやダイソーで販売しているのでチェックしてみてください。
写真左のワイドには、スリッパや室内上履きがぴったりサイズです。右のスリムは、おりたたみ傘がぴったり収まるサイズ。ほかにも虫よけスプレー、シューケア用品、梱包材などを収納するのに便利な収納グッズです。
ラベリングができるシールがついている状態で販売されているので、すぐに整理して収納できるのもうれしいです。ぜひチェックしてみてください。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。