一歩も動きたくない…片づけのプロが実践する動かなくてもサッと取り出せる秒速収納術

2023/11/15

収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターの高桐久恵です。
私は整理収納アドバイザーとして片づけを仕事にして活動しておりますが、実は元々「超」がつくくらいの面倒くさがり屋。
お休みの日になると一歩も動かず寝てばかりな日もあるくらいの「ずぼら人間」です。
そんな私の自宅には、普段使う物をなるべく少ない動きで手に取れるような収納の工夫がいくつもあります。
これらは日々の生活の中で「もっと便利にならないかな…」と試行錯誤を繰り返してできた収納の形といえるかと思います。
今回はそんな『秒速で出し入れできる収納術』をお教えします。

収納より整理に特化した片づけを推奨している整理収納アドバイザー.。片づけを通して部屋をスッキリさせるだけでな...

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毎日使うペンやハサミは秒でとれる場所に!

私は1日の中でダイニングテーブルで過ごす時間が非常に多いです。
家族との食事のほか、仕事をしたり本を読んだりスマホを見たりと椅子に座って様々なことをして過ごします。
その時々で使う物はその度にいちいち取り出していたら面倒なので、よく使うペンやハサミ、マスキングテープやのりなどはダイニングテーブルの脚にマグネットでくっつけています。
使っているのはダイソー『マグネットポケット』です。
あまり大きいものだと座る際に足にぶつかって落ちてしまうので、ダイニングテーブルの脚の太さより少し小さめがおすすめです。

ドライヤーは扉裏にフックでワンアクション!

ドライヤーも収納に困るアイテムの1つですね。
毎日使うからとコンセントをさしっぱなしで洗面所に置いてはいないでしょうか?
我が家の洗面所のシンクの下には開き戸の収納があるので、その扉の裏に強力粘着のフックを装着して収納しています。
その他、コテなどの細長いものはコの字ラックを置き、その上に収納しています。

ティッシュはテーブル裏にさかさま収納すれば使いたいときだけ使える

家族みんなが使うティッシュは生活感が出てしまうアイテムでもあります。
我が家ではなるべくスペースを取りたくないのでダイニングテーブルの裏にさかさま収納にしています。
使っているのは無印良品の『クラフトティシューボックス・組立式』です。
こちらの底の部分とダイニングテーブル両方にマジックテープを貼れば、中身は引き出し式になっているので中身を詰め替えるだけ。
さかさまになっているのでティッシュはパンパンに入れず少し少なめに入れると取り出しやすいです。
見た目のシンプルなので我が家のテーブルとは違和感なく馴染んでくれています。

リモコンはマジックテープで失くさない!

行方不明になりがちなリモコン類。
どこかには絶対にあるはずなのに見つからない!探し物ほど無駄な時間はないですね。
そんな時はマジックテープでなくさないようにしちゃいましょう!
リモコンの裏にマジックテープを貼って、リモコンが反応する場所にピタッとくっつけるだけ。
使いたいときはボタンを押すだけでスイッチがオンされます。
これで絶対になくしませんよ!

高さのある収納場所もマステを使えば背伸びでとれる

収納が少ないお宅は手が届かない高さのある収納にものを入れざるを得ない場合もあるかと思います。
踏み台を使わないと物が取れないとなると、毎回面倒ですよね。
そんな時はマスキングテープを使ってみてはいかがでしょうか?
収納ケースの裏側からマスキングテープを貼って取っ手を作ってあげると、取り出すときはその取っ手を引っ張るだけ。
重たいものを入れるとちぎれてしまう可能性もあるので、中に入れるものは軽いものにしてくださいね!

アクション数をなるべく少なくするのが楽収納!

普段モノを使う場所に使うモノを収納すると、出すときもしまう時も効率よく作業ができます。
その場合はアクション数といって動作をなるべく1回におさめることがポイント。
フックを使えばいいのか?マジックテープを使えばいいのか?
自分が楽に行動をおこせるのはどんな方法なのかという視点で収納を考えてみましょう。

使いづらいなと感じた時がチャンスなので、暮らしの中で困ったときは収納を一度見直してみてくださいね!

◆記事を書いたのは…高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片づけで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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