整理収納のプロがやってる「うっかり忘れ」がなくなる収納アイデア
2023/08/16
家を出る直前までちゃんと覚えていたはずなのに、忘れてしまったという経験はありませんか?実は、ちょっとした工夫しだいでうっかり忘れを防ぐことができるそう。
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。
忘れがちな物は玄関に集結させよう!
忘れっぽいこと自体を正そうとすることはむずかしいので、予防する仕組みを整えていきましょう。最大のポイントは、「忘れがちな物は玄関に集結させること」です。
5つの具体例とともに解説していきます。
1.身だしなみセット
ハンカチやポケットティッシュなどの「身だしなみセット」は、お出かけの必須アイテムです。
自分の分だけではなく、子どもが学校に持っていく分も忘れていないか、いつも気にしておかなければなりません。
それらをひとつのバッグにまとめて玄関の壁に掛けておけば、子どもも基本は取ってくれますし、もし忘れていてもすぐに気づくことができます。
2.マスク収納
マスクの制限解除により、使用頻度が減った人もいることでしょう。
しかし、学校では給食当番などで必要となる場面もあります。マスクをつけない休日もあるからこそ、ますます忘れやすくなりそうです。
こちらも玄関内に設置しておけば、身だしなみセットを取るタイミングで忘れずに取ることができますね。
3.傘収納
前日に「明日は傘を持っていかなければ!」と思っても、当日朝にバタバタしていると忘れてしまう時もありますよね。
そんな時は、ふだんの収納にプラスしてある工夫が必要です。それは、覚えているうちに「傘立てごと玄関のドア前に置いてみる」こと。
これなら、どんなにうっかり忘れていても気づくことができるでしょう。傘立てを動かせない場合は、傘本体を玄関前に立て掛けておけばOKです。
4.エコバッグ
スーパーに着いてからエコバッグを忘れたことに気づいた時は何とも言えない悔しさが込み上げてきますよね。
買い物にいく際には、車か自転車でいくことが多いため、鍵コーナーの横にスタンバイさせています。さらにはカバンの中や車の中にも置いておくと、二重で防げるでしょう。
5.その他忘れたくない物は玄関ドアに引っ掛けておく
中には、学校に持参するスリッパや手土産など、絶対忘れたくない物もありますよね。そんな時は、ドアノブやマグネットフックを利用して引っ掛けておきましょう。
飾り棚スペースや床に置いても忘れることはあるので、大げさにわかりやすい「玄関ドア」に掛けておくくらいが忘れっぽい人にはちょうど良いですよ。
玄関収納の工夫しだいで「うっかり忘れ」は防げる
人間だれしも忘れてしまう時はあります。大事なのは「忘れても思い出させる仕組みづくり」です。
忘れそうな物はすべて玄関に集結させ、うっかり忘れを防ぐ事前対策をしておきましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部