突然の訪問や宅配便などで、家の中にあげなくても見られる機会の多い玄関はいつでもキレイにしておきたいところ。
玄関がキレイな家では、当たり前にやっている習慣があるそう。習慣を味方につけることで、ムリなくキレイをキープできるようになるとか。整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんにくわしく教えてもらいました。

1.玄関を通るついでにタタキ掃除を行う
わざわざ掃除をしようと意気込んでも、なかなか続かないもの。キレイな家の人は、既にできている習慣とセットにしてついでにやっています。
たとえば、子どもを見送るタイミングや帰宅後のタイミングなど。タタキ掃除は1回3分ほどで終わるので、やってみると意外とすぐなんです。
ほうきとちりとりのセットを玄関内に常備しておくと、すぐに取りかかることができ掃除へのハードルも下げられます。出しっぱなしにする分、デザイン性にもこだわってみて!自然と掃除をしたくなる環境を作ることができますよ。
2.3カ月に1回収納を見直す
こまめに掃除をするだけでは、すっきり空間は維持できません。収納から物が溢れたきたら見直すタイミング。3カ月に1回のペースで行うと疲れすぎずにマイペースで行えます。
減らすのは基本ですが、片づけてもすぐにごちゃついてしまう場合は、「そもそも収納方法が合っていなかった」ということも考えられます。その場合は、なるべくおうちにある収納用品を使い、収納方法を変えるなどして対応していきましょう。
3.寝る前はタタキに普段靴を置かない状態にする
帰宅後すぐは蒸れを気にしてタタキの上に出しっぱなしにしているご家庭も多いですが、時間が経ったら靴箱に閉まった方が洗練された空間を作ることができます。
朝家族が仕事や学校に行くタイミングと、寝る前の戸締まりチェックのタイミングで靴を靴箱にしまうと決めておくと忘れません。
スムーズにしまえるよう、靴箱の靴は人別に段分けして収納するのがオススメ!身長順に並べるのが基本ですが、お出かけ頻度なども考慮してあげるとよりスムーズな動線を確保することができます。
「1シーズン1人3足まで」などと先にルール決めをしておけば収納に困ることがないので、靴箱の中にしまうことを習慣化しやすいです。
まずは1つからでOK
キレイをキープするためには常にがんばらないといけないと思う人も多いですが、そうではありません。「1日3分だけ」「3カ月に1回だけ」など、負担にならない範囲で継続力をアップさせていくことがだいじ。
もちろん、最初から3つ同時にこなせなくても大丈夫です。「3つのうちどれかひとつだけでもできれば合格」というくらいの甘め設定で、自分で自分を褒めて伸ばしてくださいね。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部